逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

偽科学加担で信用失墜の日本学術会議の不幸

2020年11月10日 | 地球温暖化
日本学術会議任命問題の答弁拒否で大きく下がった俊寛僧都似の菅義偉首相支持率
 
JNN世論調査、「学術会議」説明不十分56% 11月9日 2時09分 TBS NEWS
 
最新のJNNの世論調査で、日本学術会議の任命見送り問題をめぐる菅総理の説明を「不十分だ」と答えた人が56%にのぼることがわかりました。
 
菅総理が日本学術会議の会員候補となっていた学者6人の任命を見送ったことについて、菅総理の説明が「十分だ」と答えた人は21%にとどまり、「不十分だ」が56%に達しました。
一方で、政府が進める学術会議の見直しの議論については、見直しに「賛成」が66%、「反対」は14%でした。
(抜粋)

毎月行っているNHK恒例の世論調査でもTBSニュースとほぼ同じ結果に

日本学術会議任命拒否での菅義偉首相の説明は圧倒的多数が「不十分」だと回答した。

ところが逆に政府と自民党が、「日本学術会議」のあり方を検証するとしていることについて、適切だと思うか聞いたところ、「適切だ」が45%、「適切ではない」が28%、「わからない、無回答」が27%でした。

日本学術会議任命拒否を説明できない日本政府(菅義偉首相)の信用失墜は明らかだが、

実は日本の一般市民の判断では政府以上に日本学術会議など科学全般に対する信頼感(権威)が失墜していたのである。JNN調査では66%対14%、NHK調査でも45%対28%で圧倒的な市民は今の学術会議の在り方に懐疑的(信用していない)なのである。

19世紀世界で一番高かった日本人の科学リテラシー

我が日本国では欧米一神教世界とは大きく違い、常に科学的真理は無条件に受け入れられていた長い伝統がある。

日本における科学的な考古学研究の第一歩である大森貝塚の発見で有名な生物学者モースは母国アメリカでは大論争になったダーウィンの進化論を講義するときには日本人学生たちからの猛烈な抗議を予想していたという。

米国人エドワード・S・モースこそ日本国内に最初に進化論を紹介した人物で、1877年(明治10年)6月来日。1877年-1880年にかけて東京大学で生物学を教える。
因みに進化論のチャールズ・ダーウィンが『種の起源』を出版したのは1859年11月24日。最新の科学知識であるダーウィンの進化論は、モースによって18年後には日本で講義されることになる。
祖国のアメリカでは、進化論を講義するのは大変な覚悟のいることだったのでモースは気負い立って日本で最初の『進化論の講義』をはじめる。
しかしなんと日本では、アメリカとは全く違い非難されるどころか全員が静かに聴いており、最期には拍手を受けたことに拍子抜けする。
母国アメリカとは大違いで、科学に正面から反対する人物は150年前の日本では一人もいなかったのです。軍艦や大砲などの圧倒的な武力で世界を征服した欧米列強をはるかにしのぐ一番科学的な思考態度が我が日本国の最大の強みだったのである。

いつの間にか偽科学の総本山と化していた日本学術会議の不幸

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貧すれば鈍する。(毎年毎年1%づつ予算を減らされて、)研究費欲しさに政府と一体となって東大など国立大学の軍事研究解禁に熱心だった第23期大西隆元日本学術会議会長(72歳)

日本学術会議により公表された肖像写真

第24期日本学術会議会長の山極 壽一(68歳)
 
日本学術会議により公表された肖像写真
第25期日本学術会議会長(現職)の梶田 隆章(61歳)2015年にノーベル物理学賞を受賞
 
お粗末で悪質な偽科学が跳梁跋扈。魑魅魍魎が百鬼夜行の末世の21世紀の暗黒世界

リベラルメディアや有識者が思っているように日本学術会議任命拒否に対する自民党政府(菅義偉首相)の説明は支離滅裂で不適切だったので大きく支持を減らしたことは間違いない事実である。

ところが野党やリベラルメディア有識者が見落としているのが日本の科学者の総本山である日本学術会議自身の権威や信用が致命的に低下していた明らかな事実。しかも誰一人気が付いていない(気が付きたくない)のであるから哀れ。考える事を放棄しているのである。

100年どころか1000年以上逆戻り(退化)していた科学リテラシー

そもそも今の世界中の人々を苦しめている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対して科学がほぼ無力。数千万人が死んだ第一次世界大戦当時のスペイン風邪の時でも、今のWHOが主導した都市封鎖など野蛮で過激な対策は行っていないのである。

今より大きく科学技術(特に医学)が立ち遅れていた100年前のWWⅠでも行っていない都市や国境の丸ごと封鎖するなど狂気の沙汰で、誰一人気が付かないうちに密かに1000年以上も前の暗黒の中世ヨーロッパ(科学が未発達な宗教世界)に逆戻りしていたのである。(★注、しかももっと悪いことにSARS-CoV-2自体は世界共通だが、我が日本国では、闇の国策「PCR検査抑制」が衆人環視の中で密かに行われたので一般市民の苦痛は倍加。混乱した)

新コロ(SARS-CoV-2)詐欺と地球温暖化詐欺のダブルパンチ

1970年ごろは今より寒かったが、30年ほど前に唐突に始まった(多分イギリスが主導した原子力ムラのプロパガンダ)の人為的CO2地球温暖化詐欺にも科学は無力で(今までの人類の知見をすべて放棄することで)事実上日本学術会議などは偽科学を放置することで加担していたのである。

これでは今のように科学(日本学術会議)の権威や信用が地に落ちるのは当然な結果である。

中央の前方後円墳が崇神天皇陵とされる行燈山(あんどんやま)古墳(墳丘長242メートル)。疫病の渦中、こんな大古墳を造れたか? これも謎だ=奈良県天理市で2015年11月、本社ヘリから森園道子撮影

今どきの歴史

感染症と考古学 人口激減の謎に迫る

 
基本的に「怖い怖し詐欺」と同じ仕組みだった不真面目なアメリカ大統領選
 
米大統領選のバイデンは11月20日で78歳。トランプは74歳と後期高齢者の仁義なき戦い。(★注、リベラルメディアの当選確実で民主党バイデン候補が真っ先に宣言したのがインチキ臭い偽科学「地球温暖化」詐欺「パリ協定」への復帰だった)日本の菅義偉首相の所信表明でも一番強調していたのが地球温暖化だった。人為的CO2地球温暖化説の是非がアメリカ大統領選の隠れた最大の争点だったのである。
 
今より温暖だった4000年前の縄文盛期(寒冷化で人口が20万人から数万まで激減)
 
イギリス南部のストーンヘンジの巨石文化など4000年から5000年前の古代文明の担い手は今のイギリス人とは無関係(アングロサクソンやノルマンなどゲルマン人でも土着のケルト人でも無い謎の民族)なので、今の日本人のご先祖様である縄文人の文明に対する思い入れほど熱心でない。
だから欧米先進国では産業革命(150年前)以来の地球温暖化などという子供だましの不真面目な偽科学に騙される愚か者が大勢生まれるのである。ところが今より温暖だった地球環境の縄文人や弥生人がご先祖様の日本人では世界で一番地球温暖化懐疑論が盛んだった。(★注、温暖化詐欺は世界規模だが、騙される比率が一番少ないのが日本人の特徴)
その理由は簡単で自然科学でなくとも古墳時代の遺跡や日本書紀などの記述でも地球温暖化詐欺は明々白々、誰でも一目で分かる仕組みなのですから、義務教育を受けて普通の大人の常識なら誰一人騙されないのである。(★注、そもそも中学高校での授業内容を全部まとめて完璧に忘れないと本来「地球温暖化」などあり得ない馬鹿馬鹿しい笑い話)
 
地上を恐竜が闊歩し化石燃料(石炭石油)が出来た当時は、今より遥かに温暖で炭酸ガスも6倍もあった豊かな地球環境
 
日本の最北端の北海道よりも北にあるのヨーロッパでは3万年前の大4氷期では大陸全体を氷河が覆ったので現生人類(ホモ・サピエンス)と共存していたネアンデルタール人が絶滅している。
元々欧州よりも温暖な我が日本国でも宮沢賢治の有名な詩「雨にも負けず」に「・・日照りの時は涙を流し、寒さの夏 はおろおろ歩き・・」のように、東北地方はヤマセにりる「寒さの夏」(寒冷化)で定期的に飢饉が起きていたのである。
ハウス栽培での炭酸ガス濃度を上げると必ず収穫量が大きく増加するが、今の氷河期(陸地の10%が氷に覆われている間氷期)の地球環境は全ての生命が依存している植物にとって寒すぎるし炭酸ガスも少なすぎる厳しい環境だった。植物から見ればもっと暖かくて唯一の食べ物である炭酸ガスが多い方が望ましい。
 
温暖化で作物が実り豊作と平和が訪れ、逆に寒冷化では飢饉と疫病が蔓延して人口が激減した地球と人類の歴史
 
今の民主党バイデンなどリベラルメディアの地球温暖化詐欺の愚かしさは完膚なきまでに証明されているので本来なら日本学術会議などが正しく対処していれば今のように偽科学が跳梁跋扈する暗黒世界など起きるはずが無いのである。(★注、地球温暖化も新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)も世界規模だが我が日本国独自の破壊的カルト宗教「PCR検査スンナ派」の悪事は日本だけ。今のように沈黙する学術会議など無用の長物。政府御用会議なのである)
 
 

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2 コメント

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忖度学者会議のリストラした菅政権! (ローレライ)
2020-11-10 16:02:40
忖度学者会議のリストラした菅政権は盗人仲間割れ政策だ。
日本会議は御用学者会議だった!
返信する
平和ボケの温暖化論! (ローレライ)
2020-11-11 20:34:19
寒い冬とコロナとインフルエンザのコンボで温暖化怖い病は平和ボケの一種であることが判る!
返信する

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