12月7日にデンマークのコペンハーゲンで始まる国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)を目前に、気候変動の研究者たちの私的な文書が大量流出し、地球温暖化に懐疑的な人々の格好の餌食になっている。
流出したのは、研究者たちの個人的な電子メールや文書。
英イースト・アングリア大学気候変動研究科のサーバーから盗まれたもので、先週からインターネット上に出回っている。
問題はその中に、人間が地球温暖化を招いていることを示すために、研究者たちがデータを操作しているように思える内容があったことだ。
ウォーターゲートならぬ「クライメートゲート」と名づけられたこの騒動は、ますます大きくなっていると、保守系コラムニストのミシェル・マルキンはブログに書いている。「データ操作の調査を行うべきだという主張がイギリスでもアメリカでも高まっている」・・・
「BBC(英国放送協会)は(気候データの操作疑惑を)1カ月以上伏せていたらしい。・・・
2009年11月25日(水)Newsweek(ニューズウィーク抜粋)
『COP15を揺さぶる「捏造」疑惑』
サウジアラビアは、ウォーターゲートならぬ「クライメートゲート」(地球温暖化のデータを科学者が操作したとの疑惑)を非常に懸念しているようだ。
192カ国から1万5000人が参加するCOP15が開幕した。海面と気温の破滅的な上昇を防ぐ「最後で最高のチャンス」と言われる会議だ。その初日にサウジアラビアの交渉責任者モハメド・アル・サバンが会場から発言し、英研究機関からハッキングされた電子メールが科学者の研究に対する信頼を揺るがしていると述べた。
「最近の情報によると、この科学スキャンダルは非常に深刻化している。交渉において何が信頼できるのか、その本質に影響を与えることは間違いないとわれわれはみている」
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は、開会式でクライメートゲートに言及し、IPCCによる研究結果を擁護した。パチャウリにはほかに取るべき選択肢が少なかったのだろうが、開会式でそんな発言をしたのは戦術ミスではないか。
この会議が気候変動への対応を議論する場ではなく、気候変動が起きているかどうかを議論する場に変質することを国連が許せば、既に戦争に半分負けたも同然だろう。
2009年12月07日(金)Newsweek
『温室効果ガス25%削減』
1. 現在地球が温暖化している
2. その主因は人間が出す二酸化炭素である
3. そのために化石燃料の使用を控えなければならない
という考えが今のマスコミや政治(鳩山民主党新政権)では主流なのですが、1と2とは未だに科学的には未解明で決着がついていない単なる一仮説です。
ですから昨今の、科学的に未解明であるにもかかわらず『CO説は科学的に決着済みで温暖化議論などは、すること自体が犯罪的である』との今の温暖化論者の態度は、科学的には可也いかがわしい俗説であるとの考え方も出来そうです。
しかし、(3)の省エネの考え方は別に欧米に教えてもらわなくても『もったいない』の言葉が有る日本では数百年の伝統ある基本的な考え方で、質素倹約の美徳は日本人のDNAに染み付いたものです。
それに、護憲左派は元々がアメリカ発の新自由主義や大量生産、大量消費のアメリカ的な地球に優しくない産業構造に批判的。
ですから今回の鳩山民主党の打ち出した炭酸ガス25%削減目標なんかにも心情的には賛成している。
ですから1,2と、(3)とは明確に分けて考えてみるべきでしょう。
それにしても宇宙から見たら地球を取り巻く大気は実に薄く、りんごの皮以下に薄い際どい存在であるかが分ります。
実際の宇宙ステーションから見るわけにはいきませんが、今の自分の置かれている立ち位置や視点を絶対視するのではなく、別の見方や立場があるのだと何時も考える姿勢が一番大事ではないでしょうか。?
そんな風に考えてみると、我々人類を含む全ての地球上の生命が依存している『植物』の立場から温暖化論議を見れば、今の地球は棲みやすい最善の環境とは言えず『寒くて食べ物である炭酸ガスの少ない厳しい環境である』との見方も出来て、(植物の立場に立つと)温暖化とCO2の増加が待ち望まれるのです。
『周期的に繰り返される寒冷化と温暖化』
皆既日食で十数分間太陽が隠れるだけで2度近くも気温が低下したし、雨が急に降った悪石島では4度も下がった。
やっぱり大気の温度に一番関連しているのは、地球のほとんど唯一の熱源である太陽の占める大きさが考えられます。
しかし、日本の場合には地球温暖化の影響よりも、都市からの廃熱(ヒートアイランド)の影響が大きい。
宇宙から見たら日本列島は隅から隅まで輝いているのですが、これでは温度は正確には測れない。観測点を北朝鮮に動かすべきでしょう。
この30年間極地では温暖化したのは事実ですが地域差が大きく、砂漠地帯も場所によると寒冷化しています。
今問題の紛争地のパキスタン北部ではこの数年寒冷化が進んでいて作物が実らないのです。
アフガンの紛争も温暖化よりも地域的な寒冷化が問題で今年の冬はカブールでも多くの凍死者が心配されます。
日本でも去年から明らかに30年間続いていた温暖化傾向に異常が出てきて一部では歴史的な低温が記録されている。
鳩山民主党の炭酸ガス25%削減の温暖化対策ですが、何となく、ドイツ軍の電撃作戦で欧州全域を占領してソ連の首都モスクワを包囲。(その頃の世界情勢は枢軸国の勝利が目前のようにも多くの人の目に映った。)この時日本が無敵に見えたナチスドイツの勝ち馬に乗ろうとして昭和16年に真珠湾のアメリカ艦隊を攻撃した故事を思い出させる事件である。
スパイゾルゲの『日本の満州軍ソ連攻撃の計画は無い』との情報により冬季戦に強い精鋭のシベリア師団を投入したソ連軍が大反撃してドイツ軍を独ソ戦開戦以来初めて敗走させる。
日本海軍が真珠湾奇襲攻撃に成功した1941年12月8日は日本軍が頼りにした(勝つと信じた)ドイツ軍がモスクワで初めて大敗北した歴史的な翌日だったのです。
この会戦から形勢は逆転し歴史が大きく動いたが、科学的な事実や正確な情勢判断ではなく、自分の勝手な願望、思い込みから判断していた日本は正反対に動いて国家が崩壊してしまう。
やっぱり変な観念論ではなくて正確な歴史教育、科学教育が一番大事だと言うことでしょう。
『地球45億年の歴史と気候』
今の『温暖化議論』とは、意味もなく道路に穴を掘ってまた埋めて、何の役にも立たずともそれで金が回れば経済が活性化するという、ケインズ学説の忠実な実行である日本の『公共事業』と同じ性格のモノではないかと疑っています。
何の役に立たずとも、それらに付随する幾らかの仕事と膨大な金が動きます
IPCCモデルでは17世紀の小氷期を説明出来ないのですよ。
だから無視するか無かったことにする。
反対に最近の1970年代以後の30年だけの現象を説いて、全てに代用しようとする不思議極る態度で、科学的とはいえないでしょう。
視野があまりにも狭すぎる。
スペンスマルク効果にある様に、太陽が11年周期で活動が活発になったり静かになったりを繰り返し、地球の気象にも影響しているのに、その事実も考慮していない。
ミランコビッチサイクルで、10万年周期で繰り返している厳しい氷期も全く考えていない。
地球の気象では現在は今でも氷河期で、厳しい氷期と氷期の間の比較的温暖な1万2千年程度続く間氷期なのです。
温暖化自体は当たり前な自然現象で本当に恐ろしいのは0~数千年後に必ず訪れるらしい次の氷期である。
しかし、もっと厳しい寒さは全地球が完全に凍結するスノーボールアース(全球凍結)ですが、6~8億年周期で繰り返し起こっており、この時には全ての生命の殆んどが死滅する。
一番最後に起こった全球凍結は先カンブリア期の6億年前なので、これから0~2億年の間に次の全地球表面が凍結する事(スノーボールアース、全球凍結)も考えられる。
ですから、今の色々な地球資源をとんでもなく浪費するタイプの温暖化対策は反対するべきですが、その逆の資源節約タイプの行動はすべからく賛成したい。
名目が何であれ節約タイプの経済モデルは、長い目で見れば人類みんなの役に立ちます。
流出したのは、研究者たちの個人的な電子メールや文書。
英イースト・アングリア大学気候変動研究科のサーバーから盗まれたもので、先週からインターネット上に出回っている。
問題はその中に、人間が地球温暖化を招いていることを示すために、研究者たちがデータを操作しているように思える内容があったことだ。
ウォーターゲートならぬ「クライメートゲート」と名づけられたこの騒動は、ますます大きくなっていると、保守系コラムニストのミシェル・マルキンはブログに書いている。「データ操作の調査を行うべきだという主張がイギリスでもアメリカでも高まっている」・・・
「BBC(英国放送協会)は(気候データの操作疑惑を)1カ月以上伏せていたらしい。・・・
2009年11月25日(水)Newsweek(ニューズウィーク抜粋)
『COP15を揺さぶる「捏造」疑惑』
サウジアラビアは、ウォーターゲートならぬ「クライメートゲート」(地球温暖化のデータを科学者が操作したとの疑惑)を非常に懸念しているようだ。
192カ国から1万5000人が参加するCOP15が開幕した。海面と気温の破滅的な上昇を防ぐ「最後で最高のチャンス」と言われる会議だ。その初日にサウジアラビアの交渉責任者モハメド・アル・サバンが会場から発言し、英研究機関からハッキングされた電子メールが科学者の研究に対する信頼を揺るがしていると述べた。
「最近の情報によると、この科学スキャンダルは非常に深刻化している。交渉において何が信頼できるのか、その本質に影響を与えることは間違いないとわれわれはみている」
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長は、開会式でクライメートゲートに言及し、IPCCによる研究結果を擁護した。パチャウリにはほかに取るべき選択肢が少なかったのだろうが、開会式でそんな発言をしたのは戦術ミスではないか。
この会議が気候変動への対応を議論する場ではなく、気候変動が起きているかどうかを議論する場に変質することを国連が許せば、既に戦争に半分負けたも同然だろう。
2009年12月07日(金)Newsweek
『温室効果ガス25%削減』
1. 現在地球が温暖化している
2. その主因は人間が出す二酸化炭素である
3. そのために化石燃料の使用を控えなければならない
という考えが今のマスコミや政治(鳩山民主党新政権)では主流なのですが、1と2とは未だに科学的には未解明で決着がついていない単なる一仮説です。
ですから昨今の、科学的に未解明であるにもかかわらず『CO説は科学的に決着済みで温暖化議論などは、すること自体が犯罪的である』との今の温暖化論者の態度は、科学的には可也いかがわしい俗説であるとの考え方も出来そうです。
しかし、(3)の省エネの考え方は別に欧米に教えてもらわなくても『もったいない』の言葉が有る日本では数百年の伝統ある基本的な考え方で、質素倹約の美徳は日本人のDNAに染み付いたものです。
それに、護憲左派は元々がアメリカ発の新自由主義や大量生産、大量消費のアメリカ的な地球に優しくない産業構造に批判的。
ですから今回の鳩山民主党の打ち出した炭酸ガス25%削減目標なんかにも心情的には賛成している。
ですから1,2と、(3)とは明確に分けて考えてみるべきでしょう。
それにしても宇宙から見たら地球を取り巻く大気は実に薄く、りんごの皮以下に薄い際どい存在であるかが分ります。
実際の宇宙ステーションから見るわけにはいきませんが、今の自分の置かれている立ち位置や視点を絶対視するのではなく、別の見方や立場があるのだと何時も考える姿勢が一番大事ではないでしょうか。?
そんな風に考えてみると、我々人類を含む全ての地球上の生命が依存している『植物』の立場から温暖化論議を見れば、今の地球は棲みやすい最善の環境とは言えず『寒くて食べ物である炭酸ガスの少ない厳しい環境である』との見方も出来て、(植物の立場に立つと)温暖化とCO2の増加が待ち望まれるのです。
『周期的に繰り返される寒冷化と温暖化』
皆既日食で十数分間太陽が隠れるだけで2度近くも気温が低下したし、雨が急に降った悪石島では4度も下がった。
やっぱり大気の温度に一番関連しているのは、地球のほとんど唯一の熱源である太陽の占める大きさが考えられます。
しかし、日本の場合には地球温暖化の影響よりも、都市からの廃熱(ヒートアイランド)の影響が大きい。
宇宙から見たら日本列島は隅から隅まで輝いているのですが、これでは温度は正確には測れない。観測点を北朝鮮に動かすべきでしょう。
この30年間極地では温暖化したのは事実ですが地域差が大きく、砂漠地帯も場所によると寒冷化しています。
今問題の紛争地のパキスタン北部ではこの数年寒冷化が進んでいて作物が実らないのです。
アフガンの紛争も温暖化よりも地域的な寒冷化が問題で今年の冬はカブールでも多くの凍死者が心配されます。
日本でも去年から明らかに30年間続いていた温暖化傾向に異常が出てきて一部では歴史的な低温が記録されている。
鳩山民主党の炭酸ガス25%削減の温暖化対策ですが、何となく、ドイツ軍の電撃作戦で欧州全域を占領してソ連の首都モスクワを包囲。(その頃の世界情勢は枢軸国の勝利が目前のようにも多くの人の目に映った。)この時日本が無敵に見えたナチスドイツの勝ち馬に乗ろうとして昭和16年に真珠湾のアメリカ艦隊を攻撃した故事を思い出させる事件である。
スパイゾルゲの『日本の満州軍ソ連攻撃の計画は無い』との情報により冬季戦に強い精鋭のシベリア師団を投入したソ連軍が大反撃してドイツ軍を独ソ戦開戦以来初めて敗走させる。
日本海軍が真珠湾奇襲攻撃に成功した1941年12月8日は日本軍が頼りにした(勝つと信じた)ドイツ軍がモスクワで初めて大敗北した歴史的な翌日だったのです。
この会戦から形勢は逆転し歴史が大きく動いたが、科学的な事実や正確な情勢判断ではなく、自分の勝手な願望、思い込みから判断していた日本は正反対に動いて国家が崩壊してしまう。
やっぱり変な観念論ではなくて正確な歴史教育、科学教育が一番大事だと言うことでしょう。
『地球45億年の歴史と気候』
今の『温暖化議論』とは、意味もなく道路に穴を掘ってまた埋めて、何の役にも立たずともそれで金が回れば経済が活性化するという、ケインズ学説の忠実な実行である日本の『公共事業』と同じ性格のモノではないかと疑っています。
何の役に立たずとも、それらに付随する幾らかの仕事と膨大な金が動きます
IPCCモデルでは17世紀の小氷期を説明出来ないのですよ。
だから無視するか無かったことにする。
反対に最近の1970年代以後の30年だけの現象を説いて、全てに代用しようとする不思議極る態度で、科学的とはいえないでしょう。
視野があまりにも狭すぎる。
スペンスマルク効果にある様に、太陽が11年周期で活動が活発になったり静かになったりを繰り返し、地球の気象にも影響しているのに、その事実も考慮していない。
ミランコビッチサイクルで、10万年周期で繰り返している厳しい氷期も全く考えていない。
地球の気象では現在は今でも氷河期で、厳しい氷期と氷期の間の比較的温暖な1万2千年程度続く間氷期なのです。
温暖化自体は当たり前な自然現象で本当に恐ろしいのは0~数千年後に必ず訪れるらしい次の氷期である。
しかし、もっと厳しい寒さは全地球が完全に凍結するスノーボールアース(全球凍結)ですが、6~8億年周期で繰り返し起こっており、この時には全ての生命の殆んどが死滅する。
一番最後に起こった全球凍結は先カンブリア期の6億年前なので、これから0~2億年の間に次の全地球表面が凍結する事(スノーボールアース、全球凍結)も考えられる。
ですから、今の色々な地球資源をとんでもなく浪費するタイプの温暖化対策は反対するべきですが、その逆の資源節約タイプの行動はすべからく賛成したい。
名目が何であれ節約タイプの経済モデルは、長い目で見れば人類みんなの役に立ちます。
植物にとっては絶対必要な食物であるCO2ですが、動物には必要ないかと言うとそうでもないのですね。
運動や興奮で過呼吸になって血液中の酸素分圧が上がりすぎると副作用として其の分CO2分圧が減る。
そうすると眩暈や悪寒、呼吸困難など低酸素症と同じ症状になる。
考えてみるとこれは実に面白い話ですね。
現在の大気の炭酸ガス濃度0・03%は地球始まって以来の最低水準であるとも解釈出来るのですが、これからも少しづつへっていけば可也問題ではあるでしょう。
多分もう少し温度も炭酸ガス濃度も高い方が植物にとってだけではなく、我々人類など動物にとっても望ましい筈です。
それからどんどん少なくなる一方なのですよ。
数千万年前の恐竜時代やもっと前の数億年前の生命の爆発のカンブリア紀には何十倍もCO2濃度だったのです。
今では0.03%程度の少なさで化石燃料の枯渇の心配よりも先に、全ての生命の基礎となっている全ての植物の唯一の貴重な食料であるCO2の資源としての大事さをもっと考えないといけない。
言い換えると、CO2が無くなるときは人類など全ても動物も死滅する危険があるのですよ。
となると,今が第四期完新世の最後だという見方をすれば (高校で地学を取ってない人は丸善の『理科年表』「地質年代表」を),ラニーニャとエルニーニョが激しく入れ替わって気候が変化するというのが自然科学的な見方じゃないでしょうかねぇ.結果的にはお二人の言われる通り,単なるイデオロギー論争か,カネが目的かつまらん,ということになります.
人為的CO2温暖化説の論争が、科学論争ではなくイデオロギー論争だとしたら色々な不思議もある程度は理解できます。
日本では『温暖化論は決着済みである』との姿勢ですが、何とも非科学的な話ですね。
科学とは色々な仮説が平行して存在しているのが普通で、何回も複数の科学者が検証を繰り返して、結果的に最後に残った仮説を定説(法則、定理、原理)とするのですが、現在の様に一つしか仮説がない(他の仮説の存在を認めない)状態は科学とは呼ばず科学の正反対の限りなく宗教的(一神教)な非科学の見本のような話です。
特に一番の問題点は原子力でしょう。化石燃料が枯渇したときに人類に残されたほとんど唯一の貴重な資源を今のような無駄に浪費するなどは犯罪的であると思います。
もう少し原子力技術の進歩するまでは商業的な使用は控えるべきでしょう。
今の使い方では石炭なんかより早く無くなります。
ブラジルなどのサトウキビの搾りかすからのバイオ燃料には廃物利用という取り得があるが、ブッシュ政権の始めたトウモロコシのバイオ燃料は穀物高騰で飢えに苦しむ何億人もの人々を無視する犯罪行為に近い悪行でしょう。
確かに、欧米では懐疑派・反対派に関する報道が多くなされているのに、日本ではそれらの報道が殆ど無いのは情けないことです。 まあ、いずれは真実の姿が明らかになるでしょう。 その頃には、人類の抱えている根本的問題である、食料・資源の枯渇、人口問題、生態系破壊、環境汚染にもっと焦点があたることを期待します。
地球温暖化人為的CO2原因説以外の新しい学説を受け入れない科学誌も学会も流れが、此処にきてはっきりと変わってきているようです。
勿論気象学の様な複雑系では、一つの原因だけで全てが説明する事が可能である様な単純な話ではない。
CO2も原因しているかもしれないが、それ以外の色々な原因因子が考えられるがスベンスマルク説の銀河宇宙線量を左右する太陽風と、太陽活動の重要性は決定的な要素であると考えられます。
それにしても昨今(2~3十年の)のCO2騒動は化学論争とは言いかねる不思議な動きで如何考えても尋常ではありません。何とも動きが不可思議で理由が図りかねています。
マスコミの動きだけなら原子力産業の裏工作とも読めますが、それにしても何とも不思議な様相です。
もともと資本主義とは生産力が膨大であるが、(民主主義が名目だけで、市民が本当の実権を握っていないので)消費がそれに追いつかず決定的に需要と供給とのバランスが崩れてその結果、定期的に恐慌が起こる仕組み(弱点)がある。
これまでの日本型の大型箱物造りの無駄に大きい公共事業は行き詰ってしまってこれ以上続けられない。
アメリカ型の軍産複合体のはた迷惑な大型公共事業(戦争)も行き詰まってこれ以上続けられない。
資本主義社会で必ず起こる需給バランスの齟齬から起こる景気後退(恐慌)の解決方法が日本では無駄な箱物造りで、アメリカが戦争だったが、どちらも行き詰待った為に、新しく考え出されたのが人為的温暖化説ではないでしょうか。?
それなら、地球温暖化人為的CO2説は多分ケインズ学説の(意味も無く道路に穴を掘って、穴を埋めてもそれで金が回れば意味がある)『公共事業』の延長ですよ。
ギャラップ調査では、日本国内で人為的温暖説を信じる人の割合は91%の絶対多数ですが最大CO2排出国アメリカでは半数以下の49%で中国は58%。それ以外の諸国も概ね50%程度で、何と驚く事に一番強行に主張しているUK(イギリス)は過半数以下の48%らしいですよ。
それなら日本の91%の数字は驚異的。この事実は何を意味しているのか。?実に興味深い。(日本人は基本的に善良で、『もったいない』の節約精神が骨の髄までいきわたっているのでしょう)
あるいは日本は『科学の真理』や新しい学説を、『科学である』という理由だけで疑う事を全くしないで宗教的権威として信じる21世紀の新興宗教の『科学教』の信者たちが一番多いのかもしれません
日本を凌ぐのは92%の韓国だけらしいが、かの国は日本以上の学歴社会で受験戦争では文字どうり死人が出るらしい。何とも過激な凄まじい学問偏重(科学信仰)の結果が、『科学的に正しい』と言われているモノに対する盲目的信仰につながるのでしょう。
日本の最も主要な宗教は、仏教でも儒教でも古代からのアニミズムでも、ましてや風俗程度のキリスト教でも無く『科学の正しさ』を宗教的に信じている21世紀の新宗教(カルト)『科学教』でしょう。
気候変動の新理論=宇宙気候学を発足させた、デンマークの宇宙物理学者ヘンリク・スヴェンスマーク氏らが宇宙線と雲の関係を提唱し始めた1990年代後半から、その軌跡を追った内容となっています。
1/5 ( 地球温暖化の真犯人は 雲、宇宙線、太陽 by Henrik Svensmark )
http://www.youtube.com/watch?v=6RsMJJEQoD0&fmt=18
2/5以降、地球温暖化詐欺にも出演したニアー・シャヴィーヴ教授も登場します。
http://www.youtube.com/watch?v=4Co6wtEEmdE&fmt=18
3/5では、イギリス気象庁の元ト ップ、ジョン・メイソン氏との雲についての議論について、その一幕を見る事ができます。
http://www.youtube.com/watch?v=FNlLfjz1nQs&fmt=18
4/5では、過去5億年の海水温度を復元したヤン・ヴァイツァー教授も登場し、ニアー・シャヴィーヴ教授の宇宙線復元データとのマッチングのいきさつも披露されます。
http://www.youtube.com/watch?v=yVP8xDB6LKE&fmt=18
5/5では、宇宙線によるエアロ ゾルと雲の形成実験-SKY実験での成果とそれを得るまでの格闘、論文アクセプトまでの困難、10年近い格闘とその感慨、そして地球と宇宙との気候における関係について披露されます。
http://www.youtube.com/watch?v=va_LLggnyy4&fmt=18