逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

過去が追いかけてくる

2023年01月31日 | 政治

メディアや有識者が怖がって報じない15年前の第58寿和丸沈没 

「逝きし世の面影」ブログのアクセス上位に、15年も前に書いた、第58寿和丸転覆、乗組員「船底に衝撃」2008年07月23日 | 社会・歴史が入るので不思議に思って調べると去年末(12月23日)に第58寿和丸の沈没を扱ったドキュメント(伊澤 理江 著のノンフィクション)「黒い海」が出版されていた。

行方不明者を含め17人も死んだ大きな歴史的海難事故だが、そもそも15年も前なのですが今まで誰も取り上げる者が無かった謎の事件で、状況証拠からは限りなくアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦ヘレナの当て逃げ事故だが相手が悪すぎて迷宮入りしていたもの。15年も経ってからドキュメント本が出版されること自体が???「消えた弾丸」安倍殺し後の政府自民党と二人三脚の韓国製反日カルト「統一協会」と同じで、何かが水面下で大きく変化した可能性があります。


アメリカ海軍の原子力潜水艦ヘレナ(USS Helena, SSN-725)5,808 トン全長: 110.3 m 乗員: 士官12名、兵員98名

その船は突然、深海へ消えた。
沈みようがない状況で――。

本書は実話であり、同時にミステリーでもある。

2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。
波は高かったものの、さほど荒れていたわけでもなく、
碇泊にもっとも適したパラアンカーを使っていた。
なにより、事故の寸前まで漁船員たちに危機感はなく、彼らは束の間の休息を楽しんでいた。
周辺には僚船が複数いたにもかかわらず、この船――第58寿和丸――だけが転覆し、沈んだのだった。

生存者の証言によれば、
船から投げ出された彼らは、船から流出したと思われる油まみれの海を無我夢中で泳ぎ、九死に一生を得た。
ところが、事故から3年もたって公表された調査報告書では、船から漏れ出たとされる油はごく少量とされ、
船員の杜撰な管理と当日偶然に発生した「大波」とによって船は転覆・沈没したと決めつけられたのだった。
「二度の衝撃を感じた」という生存者たちの証言も考慮されることはなく、
5000メートル以上の深海に沈んだ船の調査も早々に実現への道が閉ざされた。
こうして、真相究明を求める残された関係者の期待も空しく、事件は「未解決」のまま時が流れた。

なぜ、沈みようがない状況下で悲劇は起こったのか。
調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。

ふとしたことから、この忘れ去られた事件について知った、
一人のジャーナリストが、ゆっくり時間をかけて調べていくうちに、
「点」と「点」が、少しずつつながっていく。
そして、事件の全体像が少しずつ明らかになっていく。

彼女が描く「驚愕の真相」とは、はたして・・・・・・。

<千葉沖漁船転覆>乗組員「船底に衝撃」 潜水調査を検討
(2008年)7月23日 毎日新聞

千葉県犬吠埼沖で6月、福島県いわき市の巻き網漁船「第58寿和丸」(全長38メートル、135トン)が転覆し死者4人、行方不明者13人を出した事故で、原因究明をしている横浜地方海難審判理事所が、救助された乗組員から「右舷船底に強い衝撃を受けた」との証言を得たことが分かった。
理事所は衝撃による損傷の有無を調べるため、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)に対して、深海潜水調査船の派遣依頼を検討し始めた。
船体は深さ数千メートルの海底に沈んだとみられる。
事故原因はこれまで、複数の波やうねりが干渉して突発的に波が高くなる「三角波」の可能性が指摘されていた。
だが理事所の調査で、僚船を含め三角波を見た者はなく、救助された乗組員は『体験したことのない衝撃を機関室の右舷船底部から受け、急激に右舷側に傾き沈んだ』と証言。
機関室下の燃料タンクから漏れたとみられるA重油が海面に大量に浮いていたことが分かった。
理事所関係者は衝撃でタンクが破損したとみている。
また、証言から、
▽高波なら波の進行方向に船は傾くが、寿和丸は波を受けた右舷側に大きく傾き、左舷側へは傾いていない
▽船内には空気があるため転覆しても最低数時間は浮いているのに、寿和丸は数十秒で転覆、約15分で沈没した
など通常の転覆事故とは異なる状況も判明。
事故当時、僚船のレーダーや目視では、周辺海上に他船はいなかった。
事故は6月23日午後1時半ごろ、犬吠埼の東約350キロの太平洋上で発生。
当時は波高2メートルと操業可能な程度のしけで、寿和丸は船を安定させるためパラアンカー(パラシュート状いかり)を海中に広げ、エンジンを止めて停泊していた。
証言では、パラアンカーの不具合や巻き網の荷崩れもなかったという。

米原潜当て逃げ事件

1981年4月9日午前10時半ごろ、鹿児島県沖の東シナ海に浮かぶ下甑島付近を、神戸港から中国の上海に向けて航行していた日本の貨物船日昇丸(2350t)にアメリカ海軍所属のジョージ・ワシントン級原子力潜水艦ジョージ・ワシントンが海中から急上昇したため衝突、日昇丸は船底を破壊されたため沈没した。
しかし原潜側は弾道ミサイル搭載潜水艦であることを秘匿するため、日昇丸乗組員の救助をしなかった。
この「あて逃げ」の結果、日昇丸の乗組員から船長ら2名の死亡。
漂流中に乗員(日昇丸生存者)は潜水艦の潜望鏡を確認したとの証言もある。
事故当時、日昇丸の生存者の証言では、、上空をプロペラ機が低空で旋回していた。
この事故は、三沢基地(青森県)所属の米軍「P3C対潜哨戒機」と潜水艦との共同訓練(鬼ごっこ)中に発生した可能性が高い。

今回の第58寿和丸転覆の事故原因は、深海調査船の撮影で判明するはずである。

2001年に発生したえひめ丸事件では、この事件と全く同じ状況で発生したため、アメリカ海軍は過去の教訓を生かしていないと日本側から批判された。
偶然にも2つの事件の被害船は愛媛県に縁があった。

事故発生当初、謎の物体に衝突(ないしソ連の原子力潜水艦か?)といった誤報に近い情報が流される。
アメリカ合衆国本国では一部過失もしくは捏造で超常現象で発生した事件として紹介されている。
アメリカの超常現象研究家が日本近海にあると主張するドラゴントライアングルで発生したUFOコンタクト事件という形で紹介。

犬吠埼での米軍潜水艦による日本漁船「当て逃げ」疑惑の続報 

いわき市の巻き網漁船「第58寿和丸」が千葉県犬吠埼灯台の東350キロで転覆は潜水艦事故? 
★周囲にいた漁船の乗組員は、そんなに波は高くなかったし、現場に到着した時に波は治まっていたので、三角波が発生したとは考えにくいと証言している。
★海上保安庁は、三角波ではないといっている。
★ 気象庁も三角波ではないといっている。
★ 生存者の話によると午後1時半頃、右舷船首に強い衝撃を受け船が右に傾き、その5秒ほど後に再び強い衝撃があり更に傾いたらしい。
波なら、右に衝撃を受けて右に傾くのは理屈に合わない。
★ 船は普通転覆しても完全に沈むまでには少し時間がかかるが、今回の事故ではあっという間に船は沈んでしまったので、船体に亀裂ができたと思われる。

潜水艦が衝突?

★エンジンを切って停泊中だった。深い海だったので、パラアンカー(パラシュート状のいかり)を下ろしていた。
★エンジンを切っていたため、潜水艦からは船の存在がわかり難かった可能性がある。
★潜水艦が船に衝突した後にパラアンカーに引っ掛かって船を引きずり込んだために直ぐに船が沈んでしまったのではないか?
★ 船から流れ出た油の帯が南側に向かって伸びていたのが不可解である。潜水艦に引っ張られたからなのではないか?
★23日以降に修理された海上自衛隊の潜水艦はないとのこと。
★23日以降に横須賀で米海軍の原子力潜水艦「ヘレナ」が修理を受けている。「第58寿和丸」の転覆と関連があるか否かは、今のところ不明。
★日本側が米海軍にこの件について問い合わせているか否かは不明。
★今のところ潜水艦に衝突されたと実証されたわけではないが、消去法で考えるとその可能性が高い。

第58寿和丸生存者の証言

『昼食後エンジンを止めて休憩していたところ、2回の衝撃があり、船はみるみるうちに転覆した。』
6、5キロの場所に居た僚船は、
『レーダーに映らなくなったので、見に行ったら転覆していた、その状況では「当て逃げ」されたな、と思った。』
寿和丸はボートを引いていたが、
助かった3人はそのボートに乗って助かった、それでは、三角波だとすると、ボートはなぜ大丈夫だったのか?
また、現場から流れた多量の油の流れもおかしい。

軍事評論家の田岡 俊次氏

潜水艦にぶつけられたとすると、全ての謎が開明できる。
潜水艦が他の船の存在を知るのは、(ソナーによる)エンジン音やスクリュー音、この場合、エンジンを切って停泊していた漁船の存在に気がつかない。
そして潜望鏡かレーダーを上げた時が最初の衝撃で、あわてて潜水しようとすれば尾翼が当たる、それが2度目の衝撃。
もし、潜水艦が当て逃げしたとすれば、と、この場所は佐世保、横須賀、からハワイに行く体験コース。
日本の自衛隊の潜水艦は、該当するものがないが、アメリカの「ヘレナ」という潜水艦が横須賀で油圧系統の修理中ということがわかった。
ふだんはまっすぐ佐世保に行く潜水艦だ。
数々の潜水艦事故が、ハワイ沖のえひめ丸をはじめ、あちこちで起きていて、甑島でジョージワシントンの当て逃げで2人が亡くなったときも、当て逃げをしてグアムで修理中にバレた。

原子力潜水艦ヘレナ(USS Helena, SSN-725)は、アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦の1隻。5,808 トン全長: 110.3 m 乗員: 士官12名、兵員98名
艦名はモンタナ州ヘレナに因んで命名された。その名を持つ艦としては4隻目。(抜粋)2008年07月23日 | 社会・歴史 
第58寿和丸転覆、乗組員「船底に衝撃」

事故調が日航ジャンボ機から脱落した垂直尾翼を調べなかった「御巣鷹の尾根」事件の漁船版

15年前の新聞報道「見出し」でも沈没した第58寿和丸沈没の原因解明では深海調査船による「潜水調査を検討」とあるように、沈没船の船底調査は不可欠だったし、関係者の誰も知らない三角波は事実上否定されていたのである。当時の7月23日付け毎日新聞を見れば明らかだが「原因究明をしている横浜地方海難審判理事所が、損傷の有無を調べるため、海洋研究開発機構に対して、深海潜水調査船の派遣依頼をする寸前だったことは明らか。

ところが何故か、必須の潜水調査実施は有耶無耶のまま現在に至っている。逆に一旦否定された「三角波」説が何故か復活したのである。アメリカ海軍原潜ヘレナの当て逃げ疑惑の解明には沈没した第58寿和丸の船底調査は欠かせないが日本政府(運輸省)は木で鼻をくくったような不真面目な態度に終始して現在に至っている。



1985年8月12日に起きた『御巣鷹の尾根』の日航ジャンボ機墜落事故では520人が死んで4人が救助された事故現場で、(組織的にサボタージュを行った)自衛隊員と睨み合いになる地元警察や消防団の救助隊員との不可解な図(★注、墜落事故直後にボーイング社が早々と尻もち事故の修理ミスが原因で圧力隔壁が破壊されて垂直尾翼を吹き飛ばしたと発表し事故調も追従。しかし、肝心の相模湾の海底に落ちた垂直尾翼の探査には何の関心も示さなかった)

「黒い海」井沢理恵著 講談社 (2022/12/23)

2023年1月2日に日本でレビュー済み(★注、四つ星「力作」評価なのに、・・・無理筋のいちゃもんに埋め尽くされた不可解な謎だらけの不気味すぎる内容)

Amazonで購入
執念とも言える綿密な取材で、問題に肉薄した本。著者の筆力は大したものだ。当時の関係者を追ってインタビューするが、10年前のことを不意に訊かれて、みな、動揺するさまが、面白く描かれている。潜水艦の男は迫力あるし、震災の章は哀しく、そして詩は美しい、と、書いた上で、気になる点をコメントしておく。ネガティブなところも指摘しておいた方がいいからだ。 
 上位のレビューが多いが、現在のところその大半が、本書のレビューをするために、アマゾンレビューを始めた人たちのようだ。これは偶然なのか、お友達がいっせいにレビューしたのだろうか?そこまでしなくても面白い本なのにな。

・・・、103ページに「僚船や第58寿和丸の船員は三角波など見ていない」と理事所が言っていた、というところがあり、波説否定の根拠の一つにされているように見える。しかし、生存している船員は船内居室に居て、僚船は6キロあまり離れたところにいたそうなのだから、たとえ三角波があっても、誰も見ていないのは当たり前だ。ここは、何を言っているのだろうか?
 
あと、運輸安全委員会が、強引にこの結論に導いたという点についてだが、報告書の冒頭を見れば、原因の書き方には、確実性の尺度に応じて4種類の書き分けをしていることがわかる。この報告書では、可能性があると考えられる、という表現が用いられており、最低ランクだ。さすがの委員会も、物証に欠き、実験とシミュレーションだけでは、自信のある結論は出せなかったことが窺える。著者はこの点に触れていないと思うが、触れるとストーリーがつまらなくなるからだろう。(抜粋)
 
「黒い海」出版10日後(2023年1月2日)の長すぎる7000字近い謎だらけ。疑問符だらけの四つ星不真面目Amazonレビュー
 
15年前の事故直後の、一部から出た「三角波」沈没説は「原因究明をしている横浜地方海難審判理事所」が事実上否定し、(米原潜当て逃げ事故を想定した)潜水調査を行う寸前で何故か中止されている。
日航ジャンボ機墜落事件と同じ仕組みで、生存者4名を含め誰も「三角波」を見ていないのですから、運輸省の事故調査は結論ありきの胡散臭いインチキこじつけ。それ以上でもそれ以下でもない。しかも、7000字弱と異様にとんでもなく長い。記述が具体的なのに見え見えの露骨で破廉恥な噓八百が多すぎるので一般読者のレビューではなく「運輸安全委員会の調査官」による口から出まかせの印象操作。(★注、少しでも「黒い海」の衝撃を弱めたいのである)
 
誰も見ていない想像上の「三角波」説が4段階の最低ランク「‥可能性があると考えられる」とあるのは当然な話で、それが何故胡散臭い三角波説を補強し潜水艦の当て逃げ事故を「陰謀論だ」と言い切れるのか???(★注、まさに謎のレビューで普通に考えれば運輸省事故調のメンバーの一人が書いた姑息な自己弁護)
 
そもそもの一番の謎は15年も前のアメリカ海軍原子力潜水艦の当て逃げ事故(事件)が今頃ノンフィクションで出版されたのか?に尽きるのである。
エンジンを止めて大平洋上で停泊中の突然の第58寿和丸沈没原因を考えれが、消去法で、軍事評論家田岡俊二の指摘している「ピッタリのタイミング」で横須賀で修理していた米海軍原子力潜水艦ヘレナ以外には存在しない。(★注、だからマスコミ有識者は全員が怖がって15年間も黙ったいたのである)
 

多摩地域のPFAS血液検査、85%の人が「健康被害の恐れ」米国の指標値超える 市民団体が中間報告

1月31日 東京新聞

東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が検出された問題で、住民の血液検査に取り組んでいる市民団体が30日、国分寺市を中心とした87人分の分析結果を発表した。血中濃度が米国で定める指標値を超えた住民は約85%に上り、分析した専門家は「水道水が主な要因ではないか」と指摘した。(松島京太)

◆専門家「水を飲んで体内に蓄積している」

調査は、市民団体「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」と京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)が行った。PFASは米軍の泡消火剤に含まれ、全国の米軍基地内や周辺などで高濃度で検出され、問題化している。汚染源は、米軍横田基地(福生市など)との関連も疑われている。

 今回は、昨年11月から調べている約600人のうち、中間報告として21〜91歳の87人分の結果を明らかにした。血中に含まれる13種類のPFASを分析し、うちPFOS(ピーフォス)、PFOA(ピーフォア)、PFHxS(ピーエフヘクスエス)、PFNA(ピーエフエヌエー)の4種類の結果をまとめた。国内ではPFASの血中濃度に関する基準がないため、海外の指標値を参考に評価した。

 4種類の合計値で米国の指標値を超過した人は、全体の約85%の74人。特に、国内で製造や輸入が禁止されていないPFHxSの平均値が血液1ミリリットル当たり14.8ナノグラムで、環境省が2021年に全国の約120人を対象に実施した調査と比べ、約15倍の高さだった。指標値を超える人が多くなった大きな要因になった。

 会は、今回の結果を検査を受けた人に伝えた。今後も、羽村や立川、昭島、府中、清瀬市など多摩地域の広範囲で検査し、5月以降に約600人分を取りまとめた最終報告を公表したいとしている。

米国とドイツのPFAS血中濃度の指標値 米国では学術機関の「全米アカデミーズ」、ドイツでは政府諮問機関「ヒトバイオモニタリング委員会」が設定。米国の指標では、7種類のPFASの合計値が1ミリリットル当たり20ナノグラムを超えると健康影響の恐れがある。多摩地域の血液検査では4種類だけで指標値を超えた。ドイツの指標では血中のPFOSが同20ナノグラム、PFOAが同10ナノグラムを超えると、健康に悪影響が出る可能性があるとしている。

◆「烙印を体に押された」報告会でショックの声

 調査結果を報告した京都大の原田浩二准教授は「今回の数値は高く、沖縄の結果に近い。まだまだ見えていない汚染をしっかり捉えていかないといけない」と指摘。市民団体共同代表の高橋美枝子さん(81)は「(国分寺では)都の調査によると、2011年から浄水場の水で高い数値が出ていた。(国や都は)横田基地の周辺の土壌をもっと熱心に調べるべきだ」と述べた。

「PFASを追う」では、在日米軍基地由来のPFAS汚染問題を巡る国や自治体、住民の動きを随時紹介します。(抜粋)

東京・多摩地域の一部住民、血中に高濃度有害物質 市民団体発表

東京都の多摩地域の水道水源から有害な有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたとして、住民の血液検査をしている市民団体は30日、国分寺市を中心とした87人の一部は、PFASの血中濃度が高かったと中間発表した。検査を担う京都大の原田浩二准教授(環境衛生学)は「水道水が主な原因と考えられる。現在の濃度では急性の健康影響を引き起こす可能性は、ほぼない」との見方を示した。(★注、ほぼ極悪人の枝野幸男の「放射能は食べても直ぐに健康に影響がない」で、長期的には必ず人々の健康に影響する。しかも毎日飲む水道水の汚染なのですから最も深刻である。特に感受性の高い子供たちにとって極めて危険だ。早急な対策が必要である)

 有機フッ素化合物はPFOSやPFOAなど多数あり、PFASが総称。原田氏によると、日本に血中濃度の指針がないため、ドイツの基準(1ミリリットル当たりPFOSが20ナノグラム、PFOAが10ナノグラム)と比べると、87人のうちPFOSは21人が超え、うち6人はPFOAも上回った。最大値はPFOSが35・8ナノグラム、PFOAが18・6ナノグラムだった。
(抜粋)

見出しには無い「水道水汚染」の核心部分

毎日新聞も東京新聞も同じで、困った話だが一番大事な問題点をマスコミが「見出し」に書いていないのである。しかし記事中には「水道水汚染」を書いているのですから、たぶん過失(うっかり)ではなくて意識的に米軍基地由来の有機フッ素化合物「PFAS」による「水道水汚染」の核心部分を新聞の編集段階で、わざと抜いて記事の衝撃を和らげようとしたのである。ダメだこりゃ。(★注、渾身の驚愕スクープ記事を自分自身でわざと意味不明の有耶無耶にしていた)

知っている人が読むと分かる。ところが、知らない人が読んでも分からない

特に問題なのは全国紙の毎日新聞の見出しで「一部住民の血液検査」(一般市民の全員ではなく対象者が少数)だと勘違いさせる悪質なもの。客観的な科学事実では「全市民が毎日飲む水道水の汚染」だったのですから詐欺か悪質な手品の類。典型的なわざと間違い誘導する偽の手掛かり「赤いニシン」である。麻生太郎ではないが多くの人々は「新聞は見出ししか読まない」。あるいは「見出し」に引っ張られて書いてある記事の中身を誤解するので、「見出し」に何が書いてあるか(あるいは何を書かないか)は一番大事な新聞社の判断なのである。


放射性の猛毒ポロニウム210を盛られて死んだロシアの元スパイ、リトビネンコ

全国紙「毎日新聞」やTBSの奇妙奇天烈摩訶不思議。非人道的で非科学的。卑劣な忖度(詐欺か手品)

自然界にない有機フッ素化合物「PFAS」は、絶縁体として大量に使用されたPCBや耐火不燃材のアスベスト(石綿)と同じで非常に安定した物質で決して急性被害を起こさない。ところが、逆に体内で代謝もされず分解もされないので長期的には徐々に健康に被害が出てくるので恐ろしいのである。

事実を淡々と描いた地元紙の東京新聞に比べれば明らかだが、科学的に「急性の健康被害はない」と不必要にわざわざ付け加えて、読者のパニックを恐れ12年前の「枝野幸男」(民主党菅直人政権)の真似をした全国紙「毎日新聞」編集部の卑劣で腰が引けた「忖度」には猛省を促す。

「PFAS」報道当日のTBSテレビ「危ないので、出来た作物は自分では食べない」と喋る農民の後ろ姿???

今回の驚きの横田基地など首都東京近郊の水道水の「PFAS」汚染報道当日(1月31日夜のニュース番組)に、不真面目にも東京の水道汚染は一言も触れず、なんとも姑息で卑劣にも大阪の毎日テレビ(TBS)では大阪市内の有機フッ素化合物「PFAS」工場跡地の土壌汚染を報じていた。

工場跡地の土壌汚染した畑で作った作物は危ない(有機フッ素化合物「PFAS」は、体に悪いと知っている)ので「自分では絶対に食べない」と、顔を隠した匿名の地元農民に喋らせていたのである。(★注、12年前の未曾有のレベル7の核事故直後に「福島県農産物を作るのは猛毒のサリンを作ったオウム信者と同じ」とのアスペルガー火山学者早川由紀夫を彷彿させる驚きの台詞)ダメだこりゃ  \(^o^)/

公共の電波を使った詐欺か悪質な手品(★注、首都東京周辺の米軍基地汚染は見ざる聞かざる言わざる「知らぬ。存ぜぬ」と一切黙っていたTBS(毎日)テレビ。何とかして「真実を伝えたい」とは思っているが、自分の身が一番可愛い心底ヘタレなので「叩かれる」のを死ぬほど怖がって「見つからないように」できる限り有耶無耶に書いているのである  (^_^;) 2021年08月19日 | 放射能と情報操作 恐怖の米ディズニー戦争プロパガンダ

78年間「アメリカ軍」占領下の日本

以前から米軍基地が集中する沖縄県では琉球新報や沖縄タイムスなど地元紙によってアメリカ軍基地由来の深刻な土壌汚染(水質汚染)が報道されていた。

ところが、今回は人口密集地の首都東京の土壌汚染。それも毎日毎日必ず妊婦や乳幼児を含む全市民が飲む「水道水の汚染」なのですからより深刻である。(★注、あの7・8「消えた弾丸」安倍殺しの結果、韓国KCIA系列の破壊的カルト宗教「統一協会」報道が解禁されたように、ひょっとすると最も恐ろしい「アメリカ軍タブー」も少しだけ解禁された可能性もあります)

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東京都の市街地の中心にアメリカ軍が不法に占有し自由に使用している六本木基地:麻布ヘリポート(赤坂プレスセンター)は市販の地図やインターネットの地図検索の上から完全に抹消され空白地帯になっている。

沖縄をはじめ日本全国に多数あるアメリカ軍基地は,アメリカ政府・国防総省の専有地域として自由に使え『日本国におけるU.S.Aの領土』であり、赤坂プレスセンターの『臨時ヘリポート』とされているが実質的にアメリカ軍が治外法権的に所有する『日本人立入禁止の専属軍用基地』である。(都内には他に港区のニュー山王ホテルをアメリカ海軍が管理し、日本人は勿論、アメリカ人であっても軍と無関係の民間人は立ち入ることは不可能。施設内で使用される言語は英語、通貨は米ドルとなる。)2016年06月05日 | 軍事、外交 都内のど真ん中の空白地図(米軍基地)東京にもあるオキナワ 
 
関西や九州など西日本から羽田に向かう飛行機は、そのまま空港に一直線に着陸せず、グルッと千葉方面から回り込んで高度を下げる。羽田から西へ向かう場合も、わざわざ東京湾上を旋回してから向かう。
「ずいぶん遠回りするなァ」と舌打ちする利用者は少なくないはずだ。
原因は首都圏上空に存在する巨大な「見えない空の壁」にある。そこを飛び越えたり、 回したりするため、戦後70年、民間航空機は遠回りを強いられてきた。
空の主権が奪われたままであることにより、我々は大きなコストを支払わされている。
これが日本の政治家、官僚がタブー視して触れない「横田空域」問題である。
横田空域とは、東京・福生市にある米軍横田基地の上空を中心に広がる空域のことだ。
戦後、連合軍が日本の空の管制権を掌握した後、日米地位協定に基づいてそのまま米軍が管理することになった。現在、米軍管理下の「横田管制」が空域を管理している。
「横田」という名で誤解しそうだがその管制空域は神奈川県や静岡県、北は新潟県まで1都8県にまたがる。そして最高高度は2万3000フィート(約7000メートル)もある、まさに「見えない空の壁」なのだ。
米軍の管制下にあるとはいえ、日本の領空であることは間違いない。日本の民間航空機がそこを通ることはできないのか。航空評論家の秀島一生氏が解説する。
「事前にフライトプランという航行予定表を米軍の横田管制に提出して、許可されれば通過することは可能です。
しかし、民間航空会社が定期便のルートにすることは現実的ではない。
通過するたびに申請しなければならず、時によっては通れない可能性もある。横田空域を定期便のルートにすることは事実上、不可能なのです。だから各航空会社はこの空域を避けるルートを設定している」2021年08月12日 | 社会・歴史 日航機123便の闇をスルーするマスコミ
 
 
 

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7 コメント

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Unknown (ローレライ)
2023-02-01 11:40:08
盲航海してるアメリカ原子力潜水艦とアメリカ基地性水俣病の広がる首都圏の危険性が、やっと拡散して来た日本と世界!
返信する
Unknown (ローレライ)
2023-02-02 03:00:27
盲航海してるアメリカ原子力潜水艦の衝突事故は日本周辺で、度々起きているが中國水中ドローンとの衝突みたいに忖度してくれない相手以外はアメリカに忖度して泣き寝入りしているケースが多い!韓国の天安鑑みたいになる。
返信する
下水汚泥の(不要な)再利用によるPFASでの農地汚染 (ロハスな人)
2023-02-02 20:50:33
 マスメディアでは少しだけアメリカタブーが解禁されたのかもしれません。

 しかし、政府の動きは『アメリカ盲従』を強めているようにすら見えるのですよね。

※化学肥料の高騰を受けて、岸田政権は『下水汚泥の肥料化』を進め始めています。

 しかし、下水汚泥はこのコラムにも出てきた“PFAS汚染リスク”が極めて高く、自給率の向上どころか、『さらなる健康被害』のリスクが高まる懸念が専門家から警告されています。

 その専門家たちの警告をガン無視する岸田政権は一体何を考えているのやら。

https://www.facebook.com/InyakuTomoya/posts/pfbid024rknMXu4k1pnjQchNNkqyB1p7t662qXB8Dw51NmDQ63MHf4tbMD8DWw6HpHKyyh6l
☆印鑰 智哉さんFacebook投稿より 1月26日

◎化学肥料の急激な価格高騰を受けて、下水汚泥を肥料に利用する検討を農水省と国交省が進めている。実際に安全な環境の畜産業や人間の糞尿を活用することは汚染物質が入り込まない限り、循環型の生産になるが、広域下水汚泥にはさまざまな汚染物質が含まれるため、PFASなど容易に分解しない汚染物質によって農地を長期的に汚染することになりかねない。現に米国ではすでに日本の農地の2倍近い800万ヘクタールがPFASに汚染されており、閉鎖を余儀なくされた農地もあり、メイン州は下水汚泥の肥料利用を昨年禁止している。

 しかし、日本は逆に利用を大々的に進めようとしている。非公開で進めてきた検討の内容が発表された。下水汚泥の利用は有機栽培では許されていないが、特別栽培は地域によっては許されている。それを政府は特別栽培に下水汚泥肥料の利用を認めていない自治体に勧告を出して、認めさせるべきという提言がまとめられたようだ。

 農水省は重金属については基準値を設けているが、PFASについてはフリーパスであり、このままではPFAS汚染された肥料が農地を汚染する可能性が高まっている。

 すでに下水汚泥を利用する施設の着工が始まったという話も聞こえてくる。少なくとも重金属のレベルだけでなく、PFASのモニターを義務付けることは必須のはずだが、検討会の資料にはPFASの文字が見えない。
返信する
HUAWEI への露骨すぎる仕打ち (ルンバよりは賢い積り)
2023-02-02 22:02:52
 HUAWEI に対する、米国による、理不尽1000%の制裁。
 理不尽が信条の米支配層だが、ここまでの理不尽は「まさか、ここまでとは」のレベル。
 中国を叩けば票になる? - 米国を徘徊する亡霊??
 BUZZAP! のようなノンポリのメディアも「Huaweiが一体何をしたというのでしょうか」と。
 HUAWEI も対策を考えているようだが、技術的困難は大きいのではないか?

・ファーウェイ「倒産」目指す新制裁登場、4GやWi-Fi 6、AI、クラウドなど広範囲をアメリカが規制対象に
2023年2月1日12:30
https://buzzap.jp/news/20230201-us-stops-huawei-4g-wifi6-ai-cloud/

・ファーウェイ「独自プロセッサ」でアメリカの新制裁回避か、倒産を防ぐ起死回生の一手に
2023年2月2日12:30
https://buzzap.jp/news/20230202-huawei-own-chip-against-us-restriction/
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悪化の一途 (セコイアの娘)
2023-02-03 08:48:24
水と安全はタダだった日本は幸せだった。
安心して飲める水道水を失うことの重さ。
物価高騰は、すなわち万人の貧困化と同義。
戦後のように、卵が高級品になるのではと半ば本気で思うこの頃。
これに怒らないのはなぜ?
タブーの解禁の遠因は、新自由主義により食い荒らされたアメリカの衰退。日本が一緒に心中する義理はない。
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善悪逆転 (セコイアの娘)
2023-02-03 09:11:19
愛知知事選が痛快だ。
候補者6人のうち、4人が反ワクチン。
知事選だというのに、県政よりワクチンが争点になっている。
ワクチン推進派の候補者2名は、自民、共産というギャグ。
運び屋、河野太郎の応援演説には、謝罪しろ!のシュプレヒコール。
タブーは完全に過去の遺物。
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正誤も逆転? (宗純)
2023-02-07 13:35:46
自衛隊による下剋上
トム・クランシーによる1994年のベストセラー小説『日米開戦』(原題:Debt of Honor「名誉の負債」)

「日本の潜水艦のすべてを知る海上自衛官」が語った、「17人死亡の漁船転覆事故」に関わる「意外な事実」
現代ビジネス 2月7日https://news.yahoo.co.jp/articles/1721dc8ae02b019ceaa57e591f83ea0208b43314

犬吠埼沖の太平洋で、第58寿和丸はどのようにして沈んだか。

私は本格的な潜水艦の取材に入る前に、波による転覆やクジラなどの海洋生物との衝突といった可能性を検証し、排除している。そして最後に残った可能性が「潜水艦」だった。

取材対象から絶対に外せない最重要人物
事故当時の様子は豊田吉昭、大道孝行、新田進という生存者3人や僚船の乗組員たちの証言、運輸安全委員会による口述メモなどから再現できていた。潜水艦との衝突だった場合、船体のどこが損傷し、どの程度の量の海水が流入したのかといった点についても、専門家の分析や計算などからシミュレーションできていた。衝突から沈没に至る第58寿和丸の様子は、8章の末尾で想定した通りだ。

では、潜水艦の視点からは、この事故はどのように映るのか。それを確かめるため、私は「潜水艦のプロ」に取材することにした。その一人が待ち合わせ場所に現れた小林正男だ。

小林は第58寿和丸の事故当時、海上自衛隊の潜水艦隊司令官だった。階級は海将。「潜水艦隊司令官」は機密の壁がそそり立つ潜水艦部隊のトップであり、日本の潜水艦のすべてを知る立場にあった。

軍事に精通する記者からは、仮に日本か米国の潜水艦が第58寿和丸の事故に関与していたとしたら、小林はその情報を百パーセント知っているはずだと聞かされていた。そう簡単には会ってもらえないだろうが、最重要人物の一人であり、取材対象から絶対に外せない。

日米の可能性があるのか、否か。それが分かれば取材対象をさらに絞り込むこともできる。何より潜水艦による当て逃げを疑う私の仮説は、潜水艦側から見ても矛盾しないのかどうか、という根本的な検証が必要だった。

私は事前に国立国会図書館で「小林正男」を検索し、彼が自衛隊を退いた後に専門誌などに寄稿した全ての論考に目を通した。小林が何に関心を持ち、どんな人物なのか。少しでも手掛かりを得るためだ。

──第58寿和丸はエンジンを切って漂泊していました。潜水艦が、エンジンを止めた洋上の船に気づくことは難しいのでしょうか。

「どこの国の潜水艦もソナー(音響探知機)を備えています。一つはアクティブソナー。自分から音を出して反響音をキャッチする。パッシブソナーは、(自らは音を発することなく)相手の音を聞くだけのソナー。どこの国の潜水艦も自ら音を出して場所を特定されたくないでしょうから、ほとんどパッシブで運用すると思います。寿和丸はシーアンカーを用い、エンジンを止めて漂泊していたわけですよね? そうだとすると、パッシブでは探知できなかったかもしれません」

2006年11月、宮崎県の都井岬沖で起きた事故

 訓練中の潜水艦「あさしお」が潜航と浮上を繰り返していたところ、水深40メートルの地点でパッシブソナーが海上を航行する船舶のスクリュー音をキャッチした。「遠ざかっていく船舶」だと判断したが、実際には「近づいてくる船舶」だった。

 音の聞き分けでミスを犯してケミカルタンカーと接触しそうになった。ぶつかる寸前にあわてて深く潜航しようとしたが、間に合わず、「あさしお」の舵とタンカーの船底が衝突。タンカーの船底には穴があき、潜水艦の舵は損傷した。

 小林はこの都井岬沖事故の海自調査委員会にメンバーとして加わっている。

去年末(12月23日)第58寿和丸の沈没を扱った(ノンフィクション)「黒い海」が出版されていたが、
これは、私の予測が的中したらしくて、伊澤 理江個人の著作ではなくて潜水艦隊のトップ「潜水艦隊司令官」小林正男海将など海上自衛隊が全面支援した代物だったらしい。まさにトム・クランシーのベストセラー1994年「日米開戦」の様の「名誉の負債」である。あるいは海上自衛隊員による消えた弾丸「安倍殺し」の続編(本番)
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