『都構想反対で共産党とタッグ 自民大阪の本音とふがいなさ』2015年5月1日日刊ゲンダイ
5月17日に投開票される「大阪都構想」の賛否を問う住民投票。橋下徹・大阪市長率いる「大阪維新の会」VS「自公民共」のバトルが激化する中、自民大阪府連の“フヌケぶり”が目立っているという。
「大阪都構想」に反対する自民、公明、民主、共産は、市選管の公報を共同作成。
共同戦線で橋下維新を“狙い撃ち”する作戦だ。
28日に府立体育会館で開かれた反対集会では、大阪府選出の柳本卓治(自民党)、山下芳生(共産党)の両参院議員が壇上でガッチリと握手。国政の場でガチンコ勝負している両党が「二人三脚」で都構想に反対しているという姿勢をアピールした。
「敵の敵は味方というワケでしょうが、とにかく、今の自民党大阪府連にマトモな議員がいない。だからリーダーシップを取れず、他党の力に頼らざるを得ないのです。
府連会長の竹本直一衆院議員は4月の府議選で、党推薦候補がいる選挙区にもかかわらず、公明党候補の集会に参加。
自民党員から『それでも大阪のトップか』と批判が殺到しました。
中山泰秀外務副大臣は『都構想のアイデアは私が橋下さんに教えた』とハチャメチャなことを言い、落選中に代表補佐を務めた人材派遣のパソナが進出した淡路島を『都構想に含めるべき』とも言っている。ワケが分かりません」
(大阪市政担当記者)
対する維新は4億円を投じて連日、CMをガンガン流し、ホームページにも特設サイトを開設するなど攻勢を強めている。その上、政権与党の自民がこれじゃあ、橋下維新も高笑いしているだろう。
「安倍首相や菅官房長官が都構想に『賛成』だから党本部も腰が重い。結局、頼りになるのは共産党だけ。こうなったら『自由共産党』で戦うしかない」(自民党府連関係者)
ブラックジョークだ。
2015年5月1日 日刊ゲンダイ
『地方自治の崩壊が止まらない』
平成の大合併の結果、地方議員の定数はほぼ半減しているが、『西宮維新の会』の号泣兵庫県議に代表されるように議員の質の劣化は定数減に比例して益々加速している。(万年落選の泡沫候補がたまたま『西宮維新の会』を名乗ったら、有権者が勘違いして当選した)
ところが、売国右翼の産経新聞や橋下徹の維新の会を筆頭にして自民党民主党などは『議員定数削減での身を切る改革を進める』と、我が日本国ではほぼ挙国一致で「今よりもっと議員定数を減らす」と公言している。
確かに現在のニホン国の議員の質の低さは目を覆うばかりの酷さだが、本来質の低さを補う心算なら話は逆さまで、質を数でカバーする方法しかないのである。
産経新聞や橋下徹(維新の会)の主張するように、元々質の低い議員定数を削減すれば、もっと地方自治は崩壊が進むでしょう。
栄養価の低い草を食う草食動物と同じ原理で『質より量』で行くしか仕方が無い。本当なら議員定数を今の倍以上に増やして、個々の議員の質の低さをカバーする必要があるでしょう。
ところが議員定数削減は、今の日本ではほぼ挙国一致の国是の様な状態なので、選挙の度に議員定数が削減されているのが現状なのです。(定数削減と諸外国に比べて無闇に高い供託金により一般市民の政治参加は益々困難になっている)
『記録更新を続ける投票率の低さ(崩壊する民主主義)』
統一地方選前半(府県議選)の結果は投票率が5割を切り45%程度の戦後最低を更新するが、全国平均が3ポイント程度低下した中では維新と反維新が激突した大阪は1ポイント減で踏み止まる。
統一地方選挙の後半戦では市長選でも無投票が目立ったが、特に問題なのは5割近い町村長が無投票、町村議選でも4分の1が無投票で末端レベルの地方自治が崩壊状態なのです。
選挙結果は、前半戦と同様、この後半戦でも目立ったのは民主党の不振と共産党の躍進です。ところが自民党と組んで橋下徹の維新の会と対立した大阪の共産党が今ひとつぱっとしない。何故か大躍進とはいえないのである。
日刊ゲンダイが言うように、反維新の勢力では共産党しか頼りにならない(その他の政党は橋下徹の維新を怖がっていて最初から腰が引けている)のが現状で、統一地方選後半の大阪市周辺の吹田市八尾市寝屋川市の3市長選での維新の全敗に果たした共産党の貢献度は一番高いのである。(この3市長選では共産党は自民党系を応援して勝たしている)
現在大阪市では、橋下徹の維新の会の『大阪都』(大阪市の廃止)の住民投票を17日に控えて賛否が拮抗している。
しかしポピュリズムと反知性主義の権化の橋下徹の元々の主張は道州制であり、大阪市を廃止する『大阪都構想』は意味不明の思いつき程度の代物で、中身が何もない。
橋下徹の『道州制』では、市域が狭い現在の大阪市は周辺の堺市や八尾市、吹田市を加えたスーパーグレート大阪市(大「大阪市」)にする心算だったが、何時の間にか逆の大阪市の解体に走っているのですから困ったものです。
(ブラックジョークにしか見えないインチキ臭い橋下徹が何時までもしつこく蔓延る原因ですが、安定したDNAでなく不安定なRNAのヒト免疫不全ウイルスの有効なワクチンが未だに出来ないのと同じで、常に主張が風向きによって変幻自在にくるくる変わるので普通の常識有る知識人では『橋下が悪い』とは分かっていても叩きようが無いのである)
5月17日に投開票される「大阪都構想」の賛否を問う住民投票。橋下徹・大阪市長率いる「大阪維新の会」VS「自公民共」のバトルが激化する中、自民大阪府連の“フヌケぶり”が目立っているという。
「大阪都構想」に反対する自民、公明、民主、共産は、市選管の公報を共同作成。
共同戦線で橋下維新を“狙い撃ち”する作戦だ。
28日に府立体育会館で開かれた反対集会では、大阪府選出の柳本卓治(自民党)、山下芳生(共産党)の両参院議員が壇上でガッチリと握手。国政の場でガチンコ勝負している両党が「二人三脚」で都構想に反対しているという姿勢をアピールした。
「敵の敵は味方というワケでしょうが、とにかく、今の自民党大阪府連にマトモな議員がいない。だからリーダーシップを取れず、他党の力に頼らざるを得ないのです。
府連会長の竹本直一衆院議員は4月の府議選で、党推薦候補がいる選挙区にもかかわらず、公明党候補の集会に参加。
自民党員から『それでも大阪のトップか』と批判が殺到しました。
中山泰秀外務副大臣は『都構想のアイデアは私が橋下さんに教えた』とハチャメチャなことを言い、落選中に代表補佐を務めた人材派遣のパソナが進出した淡路島を『都構想に含めるべき』とも言っている。ワケが分かりません」
(大阪市政担当記者)
対する維新は4億円を投じて連日、CMをガンガン流し、ホームページにも特設サイトを開設するなど攻勢を強めている。その上、政権与党の自民がこれじゃあ、橋下維新も高笑いしているだろう。
「安倍首相や菅官房長官が都構想に『賛成』だから党本部も腰が重い。結局、頼りになるのは共産党だけ。こうなったら『自由共産党』で戦うしかない」(自民党府連関係者)
ブラックジョークだ。
2015年5月1日 日刊ゲンダイ
『地方自治の崩壊が止まらない』
平成の大合併の結果、地方議員の定数はほぼ半減しているが、『西宮維新の会』の号泣兵庫県議に代表されるように議員の質の劣化は定数減に比例して益々加速している。(万年落選の泡沫候補がたまたま『西宮維新の会』を名乗ったら、有権者が勘違いして当選した)
ところが、売国右翼の産経新聞や橋下徹の維新の会を筆頭にして自民党民主党などは『議員定数削減での身を切る改革を進める』と、我が日本国ではほぼ挙国一致で「今よりもっと議員定数を減らす」と公言している。
確かに現在のニホン国の議員の質の低さは目を覆うばかりの酷さだが、本来質の低さを補う心算なら話は逆さまで、質を数でカバーする方法しかないのである。
産経新聞や橋下徹(維新の会)の主張するように、元々質の低い議員定数を削減すれば、もっと地方自治は崩壊が進むでしょう。
栄養価の低い草を食う草食動物と同じ原理で『質より量』で行くしか仕方が無い。本当なら議員定数を今の倍以上に増やして、個々の議員の質の低さをカバーする必要があるでしょう。
ところが議員定数削減は、今の日本ではほぼ挙国一致の国是の様な状態なので、選挙の度に議員定数が削減されているのが現状なのです。(定数削減と諸外国に比べて無闇に高い供託金により一般市民の政治参加は益々困難になっている)
『記録更新を続ける投票率の低さ(崩壊する民主主義)』
統一地方選前半(府県議選)の結果は投票率が5割を切り45%程度の戦後最低を更新するが、全国平均が3ポイント程度低下した中では維新と反維新が激突した大阪は1ポイント減で踏み止まる。
統一地方選挙の後半戦では市長選でも無投票が目立ったが、特に問題なのは5割近い町村長が無投票、町村議選でも4分の1が無投票で末端レベルの地方自治が崩壊状態なのです。
選挙結果は、前半戦と同様、この後半戦でも目立ったのは民主党の不振と共産党の躍進です。ところが自民党と組んで橋下徹の維新の会と対立した大阪の共産党が今ひとつぱっとしない。何故か大躍進とはいえないのである。
日刊ゲンダイが言うように、反維新の勢力では共産党しか頼りにならない(その他の政党は橋下徹の維新を怖がっていて最初から腰が引けている)のが現状で、統一地方選後半の大阪市周辺の吹田市八尾市寝屋川市の3市長選での維新の全敗に果たした共産党の貢献度は一番高いのである。(この3市長選では共産党は自民党系を応援して勝たしている)
現在大阪市では、橋下徹の維新の会の『大阪都』(大阪市の廃止)の住民投票を17日に控えて賛否が拮抗している。
しかしポピュリズムと反知性主義の権化の橋下徹の元々の主張は道州制であり、大阪市を廃止する『大阪都構想』は意味不明の思いつき程度の代物で、中身が何もない。
橋下徹の『道州制』では、市域が狭い現在の大阪市は周辺の堺市や八尾市、吹田市を加えたスーパーグレート大阪市(大「大阪市」)にする心算だったが、何時の間にか逆の大阪市の解体に走っているのですから困ったものです。
(ブラックジョークにしか見えないインチキ臭い橋下徹が何時までもしつこく蔓延る原因ですが、安定したDNAでなく不安定なRNAのヒト免疫不全ウイルスの有効なワクチンが未だに出来ないのと同じで、常に主張が風向きによって変幻自在にくるくる変わるので普通の常識有る知識人では『橋下が悪い』とは分かっていても叩きようが無いのである)
今回終わった統一地方選挙ですが、大阪の維新の会は今までとは大違いで、テレビでのスポットコマーシャルをバンバン流す総力戦と言うか、関が原の戦いの様な天下分け目の一大決戦を挑んだのです。
明らかに今までの選挙とは様子が違っていたのですよ。普通の大人の常識が有るカークさんが、
『これが終われば、次の手を考えるのでしょう。自分の立場を守り続けるために。』と考えるのは当然なのですが、
多分間違いです。
政党助成金などの、手持ちの政治資金を今回惜しげもなくぶち込んだ原因ですが、『次の一手』を考えたからでは無くて、
倒産するスーパーなどの商店のヤケクソの在庫一掃セールと同じで、『もう次が無い』と思ってるからですよ。
テレビなどの大宣伝の結果、維新の会は議員数は現状を維持して負けることも無かったが、3市長選の全敗に代表されるようにもう勝てる見込みも無くなったのです。
橋下徹ですが、17日の住民投票の敗北を口実にして政治遊びから撤退して元々のタレントに戻るでしょう。
事件裏読み「ルサンチマン三兄弟」百田尚樹やしきたかじん橋下徹
2015年02月19日 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/3da1e71ac70504d156878d927c0f59ae
そもそも橋下の維新の会は政治運動では無くて、今まで自分を差別してきた社会や一般大衆の無知な連中を逆に不幸にすることで復讐心が満足出来るとの歪んだ自己満足。ルサンチマンなのです。
都構想というのは地方自治の破壊です。
戦後制定された東京特別区を見て下さい。税収、予算、権限、殆ど東京都に牛耳られています。世田谷区など小さな県より人口が多いにもかかわらず自治権は微々たるものです。
要は金と権力。大阪市の自治権は開発族にとって目の上のたんこぶなのです。