不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

不吉過ぎる日付 福島原発冷温停止一周年だった12月16日の総選挙

2013年01月04日 | 政治

   (単位は何れも1000兆ベクレル)

『米海軍兵士が福島第一原発事故で健康被害?』トモダチ作戦参加の米兵が東電訴える

東日本大震災の直後にアメリカ軍が行った支援活動「トモダチ作戦」に参加した原子力空母の乗組員らが「福島第一原子力発電所の事故の正確な情報を得られなかったために被ばくした」として、東京電力に合わせて2億2000万ドル(日本円で189億円)の損害賠償などを求める訴えをアメリカの裁判所に起こしました。
訴えたのは、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8人を含む9人で、今月21日、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地方裁判所に提訴しました。
訴状によりますと、乗組員8人は、東日本大震災直後、被災地を支援する「トモダチ作戦」のため、空母が福島県の沖合の太平洋上にいた際、福島第一原発の事故によって被ばくし、がんのリスクが高まったとしています。
被ばくした線量やがんのリスクがどの程度高まったかなどの情報は訴状には書かれていませんが、原告らは「東京電力が原発事故の危険性について不完全で不正確な情報をアメリカ側に伝えたため、安全だという誤解のなかでトモダチ作戦が行われた」と主張しています。
そして、東京電力に、原告それぞれに1000万ドルの損害賠償と、将来の医療費に充てるための基金の創設など合わせて2億2000万ドル(日本円にして189億円)を支払うよう求めています。
(12月28日NHK)
東京電力は『訴状が届いておらず、コメントは差し控えたい』と話すが、米軍は福島原発から半径50海里(93キロ)圏には立ち入ることが厳重に禁止されていたのですから、米海軍兵士の訴えが正しいとすると米空母は福島沖の100キロ圏外で放射能に被曝したことになる。
しかも米軍のトモダチ作戦は、原発爆発事故直後の最悪の放射能汚染物質の放出があらかた収まっていた2週間後の話である。
(AFPによると、3月14日空母ロナルド・レーガンは福島原発の北東約160キロ付近の海域で福島第1原発から放出された放射性プルームによる放射線検出を受けて、原発風下から離脱している)
政府事故調によれば『公表すると無用の混乱を招く恐れがある』との政府方針で文部科学省のスピーディーの放射能拡散予想の情報は隠蔽され、米原子力空母の乗組員以上に、福島第一原発の爆発直後の猛烈な放射性プルーフ(放射能の雲)の中に1000万人以上の日本人が全く無防備なままで留まっていたのです。

『偶然の一致にしては不気味すぎる12月16日の日付』

民主党が崩壊し二大政党制が夢と消えた歴史的な総選挙の投票日である2012年12月16日は、一年前に民主党菅直人政権の後を継いだ野田佳彦が炉心溶融して核燃料が何処に有るかも不明の福島第一原発を『安全に冷温停止している』と日本や世界に発表した国辱的な大嘘記念日である。
ところが『12月16日』の、日本国と日本人にとって一番大事な歴史的意味を報道したマスメデアは国内も国外もゼロだった。
マスコミ全員で完全無視したのです。
あるいは今も大量の放射性汚染物質(放射性セシウムだけでも毎時1000万Bq)を垂れ流し続けている福島第一原発事故のことを完全に忘れていたのです。
福島第一原発事故のマスコミ報道がゼロなのですから、選挙戦の争点に国民の大多数が願っている『脱原発』を掲げる政党が埋没したのもむべなるかな。なんとも仕方がない話である。
マスコミ各社が福島第一原発事故を早く忘れたがっているように、実は日本人の多くも忘れたがっているのでしょうか。
フクシマの原発事故は、みんなで無視するか忘れて済ます事が出来る程度の些細な『どうでもよい話』であるなら、日本にとってこれ以上に喜ばしい話はないが・・・・
枝野幸男民主党幹事長ではないが原発事故が起きて放射能が大量に撒き散らされても『今すぐには健康に影響しない』。
ところが放射能は電離作用があるので細胞内のDNAを必ず傷つける。時間が経てば健康に確実に影響が出てくる。
1986年に発生したチェルノブイリ原発事故で原発があったウクライナやベラルーシでは6年後の1991年に死亡率と出生率が逆転しマイナスになるが、統計によるとベラルーシの死亡原因の1位は心臓血管系の病(52.7%)で、癌による死亡は3位(13.8%)で、この数値は国民の半数が癌になり三分の一が死亡する日本よりはるかに低い数値である。
チェルノブイリ原発事故でウクライナでは1996年から2005年までの10年間も人口増加率はマイナス0・5%台で推移し人口が急激に減っていた。
甲状腺に集まるヨウ素131の影響で、100万人あたり1人以下と極めて珍しい小児甲状腺がんが大量発生したことがマスコミ等で強調されていたが、実は放射能被害の一番恐ろしいのは癌ではないかも知れない。
ポロニウム210で死亡したらしいリトビネンコ暗殺事件やPLOのアラファト議長の死亡原因は体調不良であったように、全般的な体力や免疫力の低下による死亡が大多数に上るのです。

『福島県の高齢者施設の死亡率が2倍に』

イギリス専門誌「Public Health」に掲載された福島医大の安村誠司教授の調査論文によると避難区域の34高齢者施設の入所者のうち、昨年3~10月に亡くなったのは295人(津波被災32人を含む)で、前年同期の109人と比べ3倍に増加。3・11大震災発生後入所者の死亡が増加傾向を示し、死亡率は前年の3.5~1.4倍で推移、半年以上たった昨年10月でも約2倍に上った。亡くなった原因の4割は肺炎だった。
(2012年12月29日福島民友ニュース)
福島県以上に3・11東日本大震災の影響が大きい宮城県や岩手県の高齢者施設での死亡率の数値との比較が無いので、一概に断定できないが、もしもチェルノブイリ原発事故のウクライナのように、原発からの同心円(距離の遠近)と人口減少率が一致しているなら、高齢者の死亡原因では放射性汚染物質の影響が一番疑われる。

『チェルノブイリの2倍のフクシマのキセノン133』

ヒロシマ原爆400発分に相当するチェルノブイリ原発事故で放出された放射性汚染物質の量に対して、日本の福島第一原発事故の放出量は10分の1(原爆40発分相当)と一般には言われているが、実は半減期が長く土壌を汚染するセシウムや小児甲状腺癌の原因のヨウ素の量の比較に過ぎない。
双葉町の井戸川町長は『チェルノブイリより4、5倍は被曝している』と主張していたが根拠のない話ではない。
大爆発を起こして核燃料棒まで吹き飛ばしたチェルノブイリ事故ではプルトニウムなど一番重い核物質までが炉心から漏洩したが、圧力容器が脆弱な沸騰水型軽水炉では揮発性の軽い核物質のヨウ素(I)やセシウム(Cs)などや、もっと軽い希ガス類のキセノン(Xe)などが主なのです。
チェルノブイリ原発事故以前ではヨウ素131の恐ろしさが良く分かっていなかったので大量の小児甲状腺癌が発生して仕舞うが、今回のフクシマの原発事故のヨウ素の放出量はチェルノブイリの10分の1である。
しかしフクシマの原発事故では希ガス類はチェルノブイリの2倍が放出されている。
キセノン133は電磁波であるガンマ線以上に電離作用が大きいベータ線(電子から成る粒子線)を出しながら崩壊し半減期が5・2日でヨウ素131(半減期8日)より7割程度短いが毒性の強さは不明。ほとんど何も分かっていないのが現実なのです。
ギリシャ語で『奇妙な』とか『なじみにくいもの』を意味する希ガス類のキセノンの放射性同位体(133Xe)がこれほど大量漏洩した前例が世界にまったく無く、今後日本でどれほどの大きさの被害が出るかもまったく不明である。

『マスコミが誰も報じなかったイスラエル軍医療団の怪』

東北の本当の現地を知っているなら誰であれ『イヤーな気分』になり、『感謝する』どころかイスラエル軍医療団を誰も褒めない。
イスラエル軍医療団ですが、受け入れから何から何まで異例ずくめ。
まったく前例が無い特例扱い。
しかも、当のイスラエル軍自体が不思議すぎる行動を取っている。
大震災は3月の11日ですよ。
ところがイスラエル軍医療団が来日したのは半月以上経っている29日である。
もう緊急医療がいる時期は、とっくに過ぎていた。
そのためかも知れないが軍服の上から白衣を着たイスラエル軍医療団は大震災発生から1っヶ月目の4月11日には早くも全員帰国している。
ウィキペディアの『南三陸町』の東日本大震災の項目によると、3月末日(3月31日)イスラエル軍所属医療団約60人がプレハブの診療所を仮設し診察を開始、4月10日:イスラエル軍所属医療団が支援活動を終え、仮設診療所と検査機器等を町に寄贈とある。
たったの実働10日間の駆け足で、遠く隔たる日本に『何をしに来たか』(目的)がまったく不明のこのイスラエル軍の不思議な連中ですが、不眠不休どころか安息日だと言って電気のスイッチも入れない徹底ぶり。役たたずにも程がある穀潰しなのですよ。
普通なら自衛隊の銭湯の話のように美談仕立てで大きくマスコミが報じるはずだったのですが、完璧に無視している。
大手メディアだけではなくマスコミは誰も報道しない。
何でもありの週刊誌とかスポーツ紙に至るまで完全に報道しない徹底ぶりである。
ネットで検索しても何も出てこない。
唯一の例外であるフリージャーナリストのイスラエル軍医療団のネット記事でも診察に関するものはない。(マスコミ各社に記事を売り込もうとしたが誰も相手にしなかったらしい)
今回マスコミ対応が自衛隊や米軍の扱いと、イスラエル軍医療団は対極にある。
イスラエル軍医療団ですが何かの恐ろしいタブーに抵触していたか、それとも当局による箝口令が敷かれていたのか。不思議すぎる。
そもそも軍の医療団なら、沖縄駐留の米軍こそが日本の東北に送るのが筋だと誰でも思いませんか。
医師免許が無い偽医者がポランティアとして被災地で無料で働いていたことが発覚して医師法違反で逮捕されている。
無償の日本人を逮捕しているのですからダブルスタンダードでないなら本来なら日本の警察は、違法な医療活動を行ったイスラエル軍医療団全員を即刻逮捕するべきなのですよ。
外国の医師免許では、日本国内では医療活動は出来ない。
米軍さえ自粛している違法行為を、傍若無人にも堂々と行った、このイスラエル軍医療団の真の目的とは何か。
唯一考えられる『TPPの先取り』(全ての国内規制撤廃によるアメリカの弁護士免許などの国内解禁)はいくらなんでも穿ちすぎであろう。

『米国版悪魔の飽食』広島・長崎での米軍原爆障害調査委員会(ABCC)

イメージアップなどイスラエル軍の広報活動であったとすれば、一切のマスコミ報道が無いのですから『完全な失敗だった』となるが、イスラエル軍や米軍が最も重視していて、もっとも得意とするのが情報宣伝、広報活動なのですから、これは考えられない。
それなら、いったい何が目的だったのだろうか。何とも不思議すぎる。
単にイスラエル軍が救い難い自己中で傲慢、しかも全員が何も考えないアホだったからか。
これも考えられない。
唯一考えられる合理的な可能性ですが旧日本軍の石井部隊と同じで福島第一原発事故の人体実験(サンプルの採取目的)だった可能性が高い。
偽装医療団によるサンプル採取(人体実験)には悪しき前例があり、日本に対する世界最初の核兵器使用後に、米軍による広島・長崎での遺伝的影響調査が、有名な『原爆障害調査委員会』(ABCC)によって行われた。
今回はチェルノブイリの2倍にものぼる世界最大規模のキセノン133の影響調査(人体実験)であり、まさに悪魔の飽食である。
イギリス亡命中の元KGBのリトビネンコ中佐やノーベル平和賞受賞者でパレスチナ自治政府のアラファト議長がポロニウム210で暗殺された疑惑があるが、イスラエルが行なったとしたら素人ではなくて、イスラエル軍所属の医療団が関係している可能性が高い。
イスラエル軍医療団が診察した患者の個人ファイルは帰国時に全て廃棄処分したとされるが、それでは余計に疑惑は深まるばかりですよ。
これでは日本のマスコミが全員横並びでイスラエル軍医療団を絶対報道しなかった謎も簡単に解決します。
イスラエル軍医療団の意味とは、日本に原爆を投下した加害者のアメリカが被害者の治療を装って(表向きの口実にして)、密かに放射能の影響調査を行っていた悪名高いABCCと同じだったので、日本のすべてのメディアは報道したくても、怖くて出来なかったのでしょう。

『阪神大震災と山口組』

イスラエル軍医療チームですが、本当に人助けがしたいなら、自分が殺している目の前の可哀想なパレスチナ人を助けなさい。
片一方の手で人を殺しながら、もう一方の手で人助けなどイスラエル軍のインチキにも程があるでしょう。
日本のキリスト教徒は1%程度なのですが不思議なことに結婚式はキリスト教であげるしクリスマスも盛大に祝う。日本国には隠れキリシタンが大勢いるのでしょうか。
もっと不思議なのは日本にユダヤ人が沢山住んでいるとは到底思えないのに、イスラエル擁護を目的にした悪意ある低級なネットの書き込み。イザヤ・ベンダサン(山本七平)のような日本人のニセユダヤ人がいるのでしょう。
1995年の阪神大震災の時に神戸に本拠がある広域暴力団の山口組が震災の被災者に炊き出しをおこなったのですが、まともな日本人なら誰も『山口組に感謝しろ』などとは言わない。
イスラエルも同じ意味で『感謝』などは言語道断。
個々の暴力団組員は善意からかも知れないが、山口組の存在自体が社会悪なのですね。
個々のイスラエル人は善意かもしれないが、イスラエルとは欧米植民地主義の最後の残滓である。
イスラエルのユダヤ人(アシュケナージ)ですが人種的なユダヤ人(アラブ人のセム族の一派)では無く、まったく無関係な欧米の白人のユダヤ教徒なのです。
ユダヤ教徒ではあるが基本的に真っ赤な嘘。偽物なのです。
何千年も前にパレスチナに住んでいたユダヤ人がユダヤ教徒だったからといって、現在も同じであると主張するなどナンセンスの極み。
釈迦を生んだインド人が2000年前に仏教徒だったからといっても、今のインド人は仏教徒ではなくてヒンズー教徒ですよ。
インドは元々は仏教の国で、日本人は仏教徒。だからインドは日本人のものだといえば人から笑われるだけですよ。
ところがパレスチナでは笑い話の無茶苦茶が通っている。

『目に余るダブルスタンダードの警察、マスコミによる出自報道の完全自粛』

日本人に分かりにくいパレスチナ問題ですが、一番似ているのは一時はマスコミを賑わした尼崎連続不審死事件である。
25年ほど前から、角田美代子被告が他人の家に屈強な男たちを従えて、突然押しかけ被害者家族を虐待監禁など無法の限りを尽くす。
今のイスラエルと全く同じです。
突然半世紀前に欧米からパレスチナに来て住民を虐殺、家から追い出して1万人を監獄に入れ数百万人を強制収容所に入れて日々虐待を繰り返しているのですから、これは丸っきり角田美恵子の国家版なのですね。
一番尼崎事件とパレスチナ問題が似ている部分は、被害者や家族がいくら被害を訴えても警察(国連、アメリカ)が完全に無視していたことでしょう。
丸っきりの二重基準、無茶苦茶なのです。
ヤクザかかカルト宗教(政治)などの、何らかの日本国の恐ろしいタブーに尼崎連続変死事件は抵触しているのです。
事件の被害者も加害者も全員が何故か現住所の地名や結婚前の旧姓などの個人を明確に特定出来る情報が皆無。ほぼゼロです。
特にひどいのは主犯の角田美恵子の扱いで、金太郎飴のごとく全てのマスコミが横並びで絶対に出自が分からないように細心の注意をはらっている。
これは他の類似猟奇事件とは違いすぎる、際立った特殊な扱いなのです。
尼崎事件ではマスコミ全員がなぜか警察に同調して報道を自粛して、今だに肝心な部分を空白にしたままで済ましている体たらく。(尼崎市は公明党幹事長など幹部を輩出した創価学会組織が超強力な兵庫8区)
誰が考えても、同じことを他の誰か違う連中が行えば、即座に誰かが行動を起こしますよ。
ところが何をしても角田美恵子やイスラエルの場合にはダブルスタンダードで警察は見て見ぬふりをしていたのですね。これでは幾らでも野蛮な悪事がエスカレートするのは当然だった。
もしもですよ。角田美恵子が阪神大震災の時に尼崎市で医療ポランティアとして働いていたとしたら、近くにいた医療関係者にとってはこれ以上に不吉で怖い話は滅多に無い。恐ろしすぎるのです。
米軍の虎の威を借りて無理やり、大震災から3週間近くが経過して緊急性が失くなった29日に不真面目にも緊急医療を口実にして突然日本に押しかけて来て、三月末日(31日)に三陸町で医療活動を行ったスラエル軍の真の目的とは何であったのだろうか。
3・11福島第一原発事故の際立った特徴とは記事冒頭のグラフで明らかなように、ベータ線を出すキセノン133などの放射性希ガス類の突出した大量放出であることは間違いないだろう。
福島第1原発から放出された猛烈な放射性プルームは、風向きの関係で3月14日には北西の飯舘村や北の南三陸町などの宮城県方面に流れ、15~16日には人口密集地である首都圏の東京千葉を襲っている。

『野田佳彦首相の大政奉還?総選挙』

福島原発冷温停止一周年という不吉過ぎる日付の、去年12月16日総選挙では前代未聞の珍事が日本の首都と近辺で起きていた。
今回の総選挙ですが、マスコミの態度が可笑しい。いつもとは大きく様子が違うのですよ。
オバマが強いヒスパニック系地域の選挙区では有権者が何時間も投票する為に待たされたとのアメリカ報道があり悪質な選挙操作を疑う記事があったのですが、なんと今回は千葉や東京ではアメリカのように何時間も待たされた地域が出ているのですから驚きである。
事前に投票場の周囲に誘導用のパイロンやロープが用意されていて、ぐるっと一周してから入場して投票するとの初めての経験をした人のブログ記事があります。
不思議すぎるのです。そのようなことが起きるなど絶対に我が日本国では有り得ない話である。
今回だけは選管は『何時間も有権者が待たされる』ことを事前に予想していたことになりますね。(手際が悪すぎるというか。手際が良すぎるというか。言語道断。不真面目である)
気が短い私なら怒り狂って絶対に何時間も待ちませんよ。投票せず即座に帰ります。何かの不真面目なおふざけにしてもひどすぎる。
東京千葉ですが、それでも有権者は何時間も辛抱して投票しているのですから頭が下がる。
今回の選管の不思議な選挙妨害が無ければ、大きく投票率は伸びていたでしょう。
野田佳彦が当選した千葉や、石原慎太郎が後継指名した東京知事選の結果も大きく違っている筈です。
ところが日本の総選挙で前代未聞の珍事中の珍事が首都東京などで起きているのに、こんな面白いことを報じたマスコミが一つもないとは不思議すぎる。

『3月15日に東京千葉を襲った福島第1原発の放射性プルーム』

自民大勝ですが、誰も手放しではしゃいでいない。安倍晋三さえもはしゃいでいない。
マスコミも勝った自民党を褒めていない。
大負けした民主党もそれほどがっかりしていないし、誰も怒っていない。
しかも、報道姿勢が自民大勝の2005年時や民主大勝の2009年時とは様子が大きく違っているのですよ。
例外的に極少数だけで、総選挙の結果報道が少なすぎる。負けた落選議員の報道もないし、勝った新人議員の報道もない。
日本のマスコミですが、何かが、今回だけは『特別』なのです。
色々調べたのですが、何が『今回だけ特別なのか』がまったく不明なのです。
選管による不思議な選挙妨害の起きた千葉東京ですが風向きの関係で去年の3月15日に猛烈なキセノン133の放射性プルーフ(放射能の雲)に曝されていた。
しかも投票日は福島第一原発インチキ冷温停止の一周年の記念日だった。
日本人全体の過半数以上の脱原発の有権者の存在を考えれば到底有り得ない。最悪の日付の選択である。
解散総選挙を民主党全員が恐れていたのに、野田佳彦首相は集団自殺(自爆)内閣解散を閣僚の反対も無くすんなり行っている。絶対に有り得ない不思議すぎる話が連続して起きているのです。
これが単なる偶然の一致であり、私の心配が杞憂に終われば日本にとっては一番喜ばしいが、偶然でない可能性もゼロではない。
何かが関連しているとしたら平家物語の『祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす』ではないが若者も何時かは年老いて死ぬ。
中央道の笹後トンネル崩壊のように立派見える堅牢な建物も老朽化する。
ブッダが見つけた真理である『盛者必衰の理』は国家や民族にも当てはまる。文明自体が消滅してしまったマヤの終末暦ではないが日本国の滅亡が目の前に迫っているのかも知れない。


関連記事
ポロニウム210暗殺疑惑 アラファトの墓掘り起こす
2012年12月01日 | 政治

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安倍晋三の再登板と歯舞・色... | トップ | 変わる共産党の志位和夫、変... »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
3/13日 (農婦)
2012-12-29 08:24:08
私の居た避難所に河北新聞が届いたのですが、記憶ではメルトダウンしたと報道してたんです。わたしはあまり知識がないのですが、東海原発事故と、同じ位に考えkれは大変と、隣に居た元教師に、新聞を見せたら、建屋だけ壊れてタイシタコトナイ。と言ったのには驚きました。そのご雪が降ったのですが、行政の方から、外で、出ない様に、雪に直接当たらない様に。という注意がありました。そのご、別の避難所に移動しましたが、原発事故の報道はなされませんでした。然し、米国は、80k圏内から、退避命令を自国民に出して居たのですから、米国は、トモダチ作戦と言いながらも、ずいぶん、恥ずかしい事をするんですね。日本に、こんな要求をするなんて。日本政府がすぐ、退避命令を出せば、米国にこんなに馬鹿にされずに済んだ。米国のやり方はあの、ベニスの商人を彷彿される。
返信する
米兵一人あたり3000万ドル(25億8千万円)の損害賠償 (宗純)
2012-12-30 15:35:36
農婦さん、コメント有り難う御座います。

訴えた米兵ですが東京電力とか日本政府が正確な原発情報を提供しなかった為に被曝したとしてカルフォルニアの裁判所に提訴したそうです。
100キロ以上離れていた原子力空母で、しかも原発事故から時間が経過してから短期間被曝した損害が数十億円なら、福島県民のように、もっと近くて長時間放射能に曝されていた日本人の損害賠償額はもっと多額でないと計算が合わない。
東京千葉の住民も、間違いなく今回提訴した空母乗務員以上に放射能に被曝しています。
それなら兆ではなくて京の単位でも損害額が算定できない程の巨額に上りますが、そもそも地震大国の日本に脆弱なGE製の原子炉を持ち込んだのはアメリカと、手助けした読売や自民党である。
彼らにこそ賠償責任があるでしょう。
寿命を半分に縮める代償として何十億円か貰える悪魔との交渉話ですが、これは正常な判断力があれば誰ものるものは無いでしょう。
死が実感出来ない子供とは違い老い先短い年寄りは、それでなくとも残されている寿命が短いのですから、これ以上短くなるのはまっぴら御免なのです。

返信する
思うところ (ちくわ)
2013-01-02 15:54:13
静かに堪えるのは日本人の美徳ですが
それが今の企業の横暴を許す一因なのではないでしょうか。

そう思うと、私はこの件で米兵個人を非難できないと思っています。
「米軍」が請求してきたなら、話は別ですが。

返信する
不正選挙? (Saito)
2013-01-02 23:03:44
今回の選挙は不思議すぎるので、「不正選挙」とネットでは騒いでいます。思い出せるだけですが、列挙すると、

1)猪瀬が400万票で圧勝だった都知事選の投票者数より衆議院選挙の投票者数が万人単位で少ない。同じ投票場所なのに、都知事選だけ投票して帰った人多数?しかも、行列のできる投票所がかなりあったというのに。

2)「日本の未来」候補の選挙区票より、おなじ選挙区の「日本の未来」比例への投票が異常に少ない。
3)得票数の推移が異常。たとえば、野田の選挙区では、深夜以降に野田得票が異常に増え(24:00~24:30の野田得票率93.7)、24:30以降の99%が無効票。
4)入場者数より投票数が多い投票所があった。
5)実際の開票より30分前に当確が出たところがある。

以上、数えきれないほどです。極めつけは、総務省の開票数発表の異常な遅れ(1月中旬予定)。通常は、6日程度で行なわれてきたようです。こんなに遅れては、選挙結果に対する異議申し立ての締め切り日と重なってしまう。不正があったことを政府機関自らが認めているようなもの。

不正のやり方については、昔ながらのローテクと、ムサシの集計マシンの改ざんによるハイテクの両方で、かなり強引だった、という噂です。

ブログ主様は、どのようなご意見ですか?私は、そんな疑惑が出ているのに、それを調べもせず、異議も申し立てず、「参院選頑張っ!」なんて政党は応援しません。国民市民に無駄な敗北感を与え、無力な諦めに導くだけですから。そんな政党や政治家は、スパイないし、あちら側のエージェントと見なします。



返信する
去年3月の記事 (宗純)
2013-01-03 11:49:44
ちくわさん、コメント有り難う御座います。

3月14日に、10万トンの最新鋭の原子力空母ロナルド・レーガンが仙台沖の福島第一原発から100マイル(160キロ)の放射能を浴びた地点から、安全な場所に退避。当初配備されていた艦船3艘を含む全てが日本海側(多分反対側の新潟沖か)に移動しているのです。
ヘリの航続距離は3百キロ程度なので160キロとは、空母に搭載されているヘリがギリギリ往復できる最長距離ですよ。往復だけで燃料が尽きてしまう。
160キロと言えば石垣島と尖閣諸島との間と同じ距離ですよ。自衛隊などのヘリでの尖閣往復は無理であるとされているのですから、去年3月のアメリカ海軍はかなり無理をしていたことになりますね。
米軍のオスプレイの強行配備ですが、これは福島第一原発事故の教訓と関連していると見ると、アメリカ軍のゴリ押しの理由が良くわかる。
日本国に対するオスプレイ配備は放射能から米兵を守る事が目的なのかも知れない。
在留アメリカ人の救出用ですね。
返信する
そもそも違憲状態での総選挙 (宗純)
2013-01-03 14:40:52
Saitoさん、コメント有り難う御座います。

去年の読売巨人軍の日本一ですが、限りなく八百長の疑いがある。審判団のえこひいき(巨人びいき)が過ぎるのです。
今回の日本シリーズの勝敗は、北海道日本ハムファイターズの投手陣が内角攻めをせず、ジャイアンツが効果的に内角攻めを行ったことに尽きることは、野球解説者のほぼ一致した見解ですが、ファイターズの投手がぎりぎりの内角球を投げると審判が危険球として即退場処分にしている。
審判団を味方にしているのですから、これでは巨人が勝って当たり前なのです。
まあ、何事によらず勝負事で八百長はつきものですよ。
そもそも今回の総選挙ですが、『違憲状態』ですよ。
憲法は国家の最高法規であり違反していれば即違法であり無効であると小学生でも分かるように憲法にもはっきりと明記されている。
ところが違憲で自動的に違法なインチキ選挙を『違憲状態』であるから『違憲』とは違う。合法で有効であると最高裁が判定する。
これは、プロ野球の八百長と同じレベルの丸っきの審判団(最高裁)による八百長です。
選挙後に判明した前回と違い、今回は『違憲状態』が明確に分かっている状態での総選挙。今度も違憲状態でも合法で、選挙自体は有効と判定するなら審判団ぐるみの八百長だったとの真実が判明して仕舞う。
最高裁(審判団)としては苦しい立場に追い込まれたが、長年続けていた今までの八百長の落とし前を付ける時期に来ているのでしょう。
返信する
最悪の政治犯罪 (Saito)
2013-01-04 01:41:15
野球の話は知識不足で判断できないのですが、ご指摘の違憲状態での選挙は、制度上の問題。今回のは「問題」なんかでなく、「犯罪」です。どんなに悪いルールでも、ルールにのっとって行なわれたことなら、法治国家として一応体面が成り立ちます。しかし、上記のことが事実としたら、自ら認めたルールを裏で破って平然としているのですから、悪さの次元が違います。どんな独裁国家にも負けない破廉恥さで、国家自ら無法状態を宣言したようなもの。

どんぴしゃの言葉が見つからないのですが、「1票の格差」などの不公平さとは全くレベルの違う話だと思います。
返信する
マックス・ウェーバーの国家の定義 (宗純)
2013-01-04 11:46:23
Saitoさん、コメント有り難う御座います。

お怒りはごもっともですが残念ながらそれは思い違いか勘違いですよ。
私が知っている範囲では公正な選挙など我が日本国では一度も行われた歴史はありません。
そもそも和をもって尊しとする我が国では全ての企業とか団体とか役所ぐるみの不正選挙が堂々と行われたいたのです。
今回だけ特殊だった訳ではない。
マックス・ヴェーバーの『職業としての政治』で、国家の定義を行っているのですが、国家とは合法的に見える物理的暴力(権力)を有する政治団体のことですね。
もっと簡単に言うと暴力装置(軍隊とか警察。裁判所、監獄)のことなのです。
問題なのはウェーバーの『合法的(正当性がある)に見える』の意味です。これは『正当である』とはまったく違うのですよ。
『○○に見える』ことと『○○である』ことは一致するとは限らない。
世間(一般大衆)から『正当性がある』と見られれば、それで条件的に十分なのです。
客観的事実ではなくて、集団の構成員(大多数の国民)の主観的判断が左右する。
サリン事件のオウム真理教の正体はミニ擬似国家だったのですよ。もっと小さい擬似国家は尼崎連続変死事件の角田美恵子らの集団ですね。彼ら(構成員)の内部だけでは暴力が正当だったのです。共通点は大問題が発覚するまで一切マスコミが報道しなかったことでしょう。尼崎事件では今だにマスコミが何かのタブーを恐れて通常の報道をしていない。
いくら国家が組織的に不正を行ったとしても、一般構成員が不正だと認めないことには、何ら問題はない。(マスコミが報道しないと一般市民は知りようがない)
八百長での巨人軍優勝で東京では何十万人もの巨人ファンが大喜びで優勝パレードを見物している。
薄々全員が八百長を知っているのだが巨人軍の優勝に満足して問題とはしない。八百長に怒っているのは極少数者であり大勢には影響ありません。そもそも問題点をマスコミが報道しない。
選挙での不正もマスコミが報道しないので一般市民では知りようがない。文句を言っているのはネットなと極少数なので正当性には一向に影響しないのです。
返信する
強いものに (農婦)
2013-01-04 21:47:37
と、思い、勘違いして、日本国民はすがりついて行けば、自分の生活が護られるとかんつがいしてる。だって、いまの現実の生きて居る現実をみれば。39%の食糧自給自力。車を売って、かねをかせいだところで、何が幸せ。自国で食べるもの、自国民で大概の生きていけるだけの物を生産して、貿易をする事が理想なのだと、私は思いますがまー、こんな、時代にこんな事を、いう事自体笑い話です。然し。人間は、日本人も間違いをわからずまま本来のいきるべき方向性の角度を診誤っまっているのではないかと、心配です。
返信する
TPPの本当の意味 (宗純)
2013-01-06 10:54:39
農婦さん、コメント有り難う御座います。

TPP(環太平洋連携協定)で、全ての障壁を失くして自由な通商・貿易(trade)を行うと主張している。
TPPの根幹部分である『自由な貿易』に、日本語的なイメージでは、すべてが薔薇色で少しも『悪い』ところが無い。
ところがTPPの本当の意味は、某国では『とってもパーなピープル』の頭文字なのだとも噂されているらしい。
価値観の違う異民族相手の利害が対立する通商・取引(trade)とは、騙し騙されるのが基本なのです。
少しでも油断したら相手に騙されて酷い目に合う。
その為に、名詞としての通商(trade)の本来の意味は動詞としての『騙す』からの発展系の言葉なのです。
trade on の言葉は『付け込む』の意味になる。
島国で同じ相手と永久に付き合う必要がある日本人が身上とする商売上の『正直さ』や『公正さ』だけではtrade(通商・貿易)は、成り立たない、
世界における通商・貿易(trade)とは、彼我の『力関係』がものを言う弱肉強食の厳しい世界なのです。
大ヒットしたジョージ ルーカス制作の映画『スター・ウォーズ』の悪役がどうして『通商連合』(Trade Federation)だったのか。
Tradeが騙すの意味なので英語圏の人はTrade Federationと言われると『油断するな』『騙されるな』と身構えるのでしょう。
『天高く馬肥ゆる秋』の言葉の由来となった万里の長城を越えて中国を脅かした匈奴の昔から、洋の東西を問わず、通商を担う遊牧民は、農耕民にとっては貴重な品々を商う『貿易』だけではなくて、時に恐ろしい略奪者なのです。
協調を重んじる日本的な『 和を以て貴しとなす』とは農耕民的な発想で、遊牧民はモンゴル人の暴れん坊横綱朝青龍に代表されるように、顔立ちが似ていても中身が違い基本が『闘争精神』。
日本的な和の文化とは異質な存在で、良い悪い以前の文化摩擦で、これは日米の考え方の違いにも、まったく同じことが言えそうです。
欧米の一神教世界ですが、旧約聖書に描かれているのはパレスチナの農耕民を攻撃・虐殺して支配した遊牧民の神話で、支配者の精神的な発想(聖書)は日本的な寛容とか和の精神と正反対ですよ。
旧約聖書の記述ですが、正に遊牧民的な過酷な闘争精神で貫かれていて決して交わることは無い。
日本的な適当で曖昧な『和』とは根本的に違っていて正反対です。
この一神教の遊牧民的な発想(キリスト教)の欧州の危険性は大航海時代に如実に現れています。
ポルトガルのエンリケ航海王子の初めから貿易と略奪は紙一重で、バスコ・ダ・ガマのヨーロッパからインドへの初航海でも途中で出会ったメッカ巡礼のイスラムのダウ船をポルトガル海軍が攻撃して略奪や焼き討ちと残虐極まる海賊行為を働いています。
我が日本国でも一応は中国朝鮮を脅かした倭寇の長い歴史があるのですが、基本的に何時の時代でも国は海賊行為を厳しく禁止していた。
ところが、欧州世界では正式な国軍が海賊行為を働いたりイギリスのように海賊を奨励したりしているのですから、意味が大きく違っている。
商いの基本が信用第一の日本人的な発想とは違い、根本が騙しや略奪と紙一重の欧米など世界基準の『通商』に対する発想が、根本的に違っているのです。
返信する

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事