逝きし世の面影

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勝者は南北朝鮮!敗者の日本置き去り

2018年05月10日 | 東アジア共同体
負けている『「日本は置き去りに」米元高官が指摘 北朝鮮政策で』2018/05/08 テレ朝News

アメリカのトランプ政権で北朝鮮政策を担当していた元高官が韓国やアメリカが相次いで北朝鮮との会談に臨むなか、「日本が置き去りにされている」と指摘しました。

米国務省前北朝鮮担当特別代表、ジョセフ・ユン氏:「大きな勝者は韓国と北朝鮮だ。負けているのは日本だ。なぜなら日本は置き去りにされている」
 アメリカ国務省で北朝鮮側との接触の窓口を3月まで務めたユン氏は、韓国や北朝鮮は南北首脳会談で一定の成果を上げたとの見方を示す一方で、日本は「負けている」と指摘しました。また、近く開催される見通しの米朝首脳会談に関して、北朝鮮の非核化の前に朝鮮戦争の終戦協定を締結することは北朝鮮を「核保有国」として認めることになり、「間違いだ」と強調しました。

『あけすけに本音を語ったアメリカ国務省日本部長ケビン・メアの「ゆすりたかりは日本の文化」を思い出す、』

今回のアメリカ国務省の元北朝鮮担当者ジョセフ・ユンによる、今の日本は『負け犬』で『仲間外れ』だとの厳しい指摘ですが、いくら事実でも、面と向かってハッキリ言われると腹が立つ。
『お前が言うな。』!!!
そもそも日本には独自外交など存在せず、今までアメリカのオバマやトランプなど歴代政権に言われるままに北朝鮮に対して圧力と制裁一本で真面目に一生懸命やってきただけなのですよ、・・・これまでの日本の努力が全部裏目に出てしまった根本原因とは、まさにジョセフ・ユンなどが主張していた今までのアメリカ国務省の北朝鮮政策が『間違っていた』当然の結果である。それ以上でも、それ以下でもない。
★注、
アメリカ国務省(オバマ政権)ですが、隠されたアメリカの本音を語ったケビン・メア日本部長を即座に解任しているが、実はトランプ政権はオバマ政権よりも手際よく歴史的な米朝首脳会談開催を発表に合わせてジョセフ・ユンを北朝鮮担当から早々と解任していた。米国務省とか圧力一辺倒の日本を『置き去り』(蚊帳の外)にしたのである。(トランプは日本や国務省が米朝会談『朝鮮戦争の終結』で一番の障害である事実を誰よりも知っていたのである。だから排除した)



『非核化、歴史で調整難航 日中韓首脳の共同宣言』2018年5月10日 中日新聞

日中韓首脳会談の共同宣言の発表が予定から大幅に遅れて9日深夜までずれ込んだのは、朝鮮半島の非核化と歴史を巡る表現で調整が難航したのが要因だったことが分かった。日本政府関係者が明らかにした。
日本政府は「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」を盛り込みたいとしたが、北朝鮮に配慮を示す中韓の理解を得られず、最終的に「朝鮮半島の完全な非核化にコミットしている(取り組んでいる)」との表現となった。
歴史に関しては、2015年11月の前回会談の共同宣言は、3カ国が「歴史を直視し未来へ前進する」として日本の歴史認識を問う文言だった。
(共同通信)
毎日新聞も『日中韓会談:共同宣言公表、半日遅れ』 とのタイトルで、日中韓3カ国首脳会談が9日午前11時15 分に終わっている、・・・ところが3カ国による共同宣言の発表の方は暗礁に乗りあげ難航していた。
文言調整に手間取って、半日以上遅れて9日深夜(午後11時50分)に3カ国首脳会談の共同宣言を発表した(日本だけが負けて置き去りにされている)異常事態を報じている。


トランプから壁ドンで迫られ(恫喝され)ビビる安倍さんとのクソコラ画像

『統一コリアや南北朝鮮首脳会談の成功を象徴する「青」いネクタイで臨んだ日本と中国と韓国の3首脳』

中国の首脳が日本を訪れるのは2011年5月の当時の温家宝首相以来7年ぶり で、韓国首脳の来日は2011年12月の当時のイ・ミョンバク(李明博)大統領以来6年半ぶり。
史上初の米朝首脳会談を前に、中国の李克強首相、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が就任後初めて日本を訪れ、9日東京で日本、中国、韓国の3か国の首脳会議が開催され、3国の共調を最大限演出した安倍晋三首相なのですが、日本だけが『蚊帳の外』である事実は隠せない。
共同通信がいうように、『日中韓首脳会談の共同宣言の発表が予定から大幅に遅れて9日深夜までずれ込んだ』。その理由は簡単で、北朝鮮との融和の話を纏めたくても日本一人だけが邪魔。置き去りにされているのですから情けない。


神奈川新聞 記者)‏ @tasaki_kanagawa · 1月31日


恐怖心を植え付けて思考停止へ(C)共同通信社

『昨年度から回数倍増 「Jアラート訓練」いつまでやるのか?』2018年5月11日 日刊ゲンダイ

史上初の米朝首脳会談に向け、北朝鮮を巡る情勢が目まぐるしく動いている。再訪朝した米国のポンペオ国務長官は拘束された米国人3人の解放に成功。成果を手にしたトランプ大統領は大ハシャギで帰国を出迎えた。
その一方で、2年半ぶりの日中韓首脳会談でも対北圧力の維持を主張し、浮きまくっていたのが安倍首相だ。
国際社会が目指す朝鮮半島の安定から日本は切り離され、北朝鮮の脅威に怯える生活を強いられ続けるようだ。
弾道ミサイルの着弾を警告するJアラートのテスト放送が来週、全国で一斉実施されるというからビックリしてしまう。
テスト放送の正式名称は「全国瞬時警報システム全国一斉情報伝達試験」で、開始は16日午前11時から。各自治体が設置した防災行政無線などを通じて「これはJアラートのテストです」というアナウンスが3回繰り返される。
今年度は8月29日、11月21日、来年2月20日の4回実施予定で、昨年度から倍増。金正恩朝鮮労働党委員長は核・ミサイル実験の中止を表明したのに、こんなテストが本当に必要なのか。
「機器の不具合をチェックする動作確認という目的がありますし、自治体からの要望もある。計画通り実施する予定です」(消防庁国民保護室)
テロを含む武力攻撃事態に備える国民保護訓練や弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練も各地で実施される。今年度の国民保護訓練は28都府県、避難訓練は11県が対象で、前年比約31%増の1・3億円の予算が組まれている。
「いずれの訓練も実施時期は未定ですが、訓練実施の必要性が急激に低下しているとの認識はありません。詳細が固まり次第、順次行う予定です」(内閣官房事態対処・危機管理担当)
政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
「安倍政権にとって、マトモな国家ではない北朝鮮という存在は何かと利用価値があり、あらゆる点で政治をやりやすくする装置なのです。
北朝鮮情勢がどう展開しようが、トコトンまで脅威をあおり、国民に恐怖心を植え付け続ける腹積もりなのでしょう」
金正恩がハナもひっかけないわけだ。
5月11日 日刊ゲンダイ



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