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マスコミの全員で『北朝鮮の犯行だ!!!』と大合唱していたのに、・・・忘れられた『暗殺』
マカオを拠点にして、北朝鮮の外交官用のキム・チョル(KIM CHOL)名義の旅券を使って自由に海外旅行を繰り返していた北朝鮮トップ金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」氏がマレーシア国際空港出国ロビーで神経剤VXにより暗殺されたのが1年前の2017年2月13日であるが、マスコミが何も報じない。
実行犯として逮捕されたのがベトナムとインドネシアの外国籍の若い女性2名ですが、予審は3月にあったが本裁判が始ったのは10月2日であった。
当初は年内に結審すると思われていた暗殺事件ですが、なんと裁判が始ったらマレーシア検察当局が外国籍女性2名のバックにいる北朝鮮国籍の4人(去年の2月時点でマレーシア警察が逮捕状を出していたが、その後取り消す)について、君子豹変、一切何も触れないのである。
これでは国際的な暗殺事件の裁判にならない。
年内結審どころか、いつ終わるとも分からない泥沼に突入したらしい。裁判ですが、公判は今年1月22日に再開し、3月22日までに計11日間の期日が決まったが、実際に裁判が開かれたのは1月29日だったが(1年前には大騒ぎした)マスコミは矢張り何も報じなかった。
暗殺1周年の前日2月12日に、毎日新聞が1ページ近い特集記事で1年前の金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」暗殺を書いているのですが、内容が1年前のマスコミ報道をなぞっただけの手抜き記事で、今マレーシアで行われている暗殺事件の裁判に触れていない。全く無関係なのである。(毎日の記事では暗殺裁判が3月以後に始まるかのような、間違った印象操作をおこなっていた)
『目の前の「餌」に飛びつくダホハゼ並みの判断力???』
★注、
そもそも1年前の日本や韓国の報道が何とも異様だったのである。政治や外交では、囲碁や将棋と同じで自分が1手指せば必ず相手も1手指すのである。(自分だけではなく相手の差し手も含めた)3手先を読まないと勝負にならない。
マスコミの報道は、北朝鮮トップ金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」暗殺なのだから、→(1手先の読みで)一足飛びに、北朝鮮『金正恩』(キムジョンウン)の犯行だと決めつけていた。ほぼ目の前に美味しそうな餌があれば何も考えず飛びつくダボハゼ並みの知能指数(判断能力)だったのである。
知識や一般常識がある大人としての判断(3手先の読み)ではなくて、幼稚園児程度の1手先しか読まない日本のマスコミとか有識者ですが、これでは今回のように大失敗しても当然であろう。
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『体育館の裏に呼び出し』状態じゃん(^_^;) (怒った表情のトランプの、この怖い写真はマスコミが一切取り上げない)
日米首脳会談の最終日(2017年2月12日)の晩餐会に、北朝鮮の固体燃料の『新型中距離弾道弾の発射』のニュースが入り、安倍晋三首相は急遽非難声明を出すが、この時『体育館の裏に呼び出し』状態で二人だけで真剣な話し合いが極秘で行われていた。
この記者会見の席に例外的に同席したトランプ大統領はぶっきらぼうに『100%日本を支持する』と一言だけ言って立ち去る。
冬の花火(北朝鮮の固体燃料の新型中距離弾道弾発射)でマスコミが騒然となっている中で起きたのが2月13日のマレーシア国際空港出国ロビーという、一番目立つし、一番セキュリティーが厳しい場所で起きた北朝鮮トップの異母兄暗殺という衝撃的なニュースだった。
普通なら、当然北朝鮮がらみの二つの大事件は関連性があると考えるのが当然であるが、面白いことにマスコミも有識者も誰一人とり上げ無い。
北朝鮮以上に問題だったのは韓国のパク・クネ大統領は40年来のお友達の国政壟断で、事件の前年12月(暗殺の3カ月前)に与党から大量の造反議員が出て大差で弾劾が成立。後は憲法裁判所での審査待ちの絶対絶命の窮地に立たされていた。(事件の1ヶ月後の3月には大統領の弾劾が決定。罷免され逮捕、投獄までは一本道だった)
この暗殺時『北朝鮮犯人説』を率先して流していたのは韓国や日本のマスコミなのですが、常識的に判断すれば苦し紛れの弾劾逃れで『北朝鮮の犯行だ』と宣伝する目的で韓国情報部(KCIA)が仕組んだ可能性が一番高いのである。
『北朝鮮が~』で全員が大騒ぎしていた去年二月当時とは大違い。弾劾が成立した後の去年5月の韓国大統領選挙では大差で野党の文在寅(ムン・ジェイン)が当選し、その5カ月後の10月の暗殺犯のマレーシアの裁判には北朝鮮のキの字も出てこない徹底ぶり。(今でも1年前と同じ北朝鮮の犯行だ』と言っているのは日本だけ)
今年になって韓国の冬季五輪で南北朝鮮の合同チーム結成まで起きたので、もっと『北朝鮮の暗殺だ~』が出てこないのは、ある意味当然だったのでる。
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【社説】「平壌五輪」と化した平昌大会ウォール・ストリート・ジャーナル
@WSJJapan では「金正恩氏の妹が冬季五輪の話題をさらっている」。これはCNNが10日に伝えたニュースの見出しだ。内容は、五輪に送り込まれた「北朝鮮のファーストシスター」のこれまで明らかになっていなかった魅力を称賛するものだったとの記事に添えている写真にはマイク・ペンス米副大統領と後ろに北朝鮮の国家元首である金永南・常任委員長と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹)を配置していた。
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2月9日の平昌冬季五輪開会式で各国首脳と握手する韓国大統領の文在寅(ムン・ジェイン)と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹で親書を携えた特使)
日本の安倍さんは拗ねたように右下で横を向く(外交上の非礼を絵にかいたような)構図を配信した意地悪な日本のマスコミ
9日、平昌冬季五輪開会式で、文在寅大統領とキム・ジョンスク女史が南北単一チームの入場に手を振って挨拶している。後方では北朝鮮の金永南・常任委員長、金与正・第1副部長も手を振っている。右側のマイク・ペンス米副大統領夫妻と安倍晋三日本首相は座っている//ハンギョレ新聞社(日米首脳を『非礼』として非難するこの写真はハンギョレだけではなく保守系3紙も使用する)
『金永南を無視したペンス、帰国の途では「北朝鮮と対話する準備ができている」』2018-02-12 ハンギョレ新聞
ワシントンポスト報道…
「平昌以後」南北対話支持の意も
文大統領との会合で合意…「同時的な最大の圧迫と関与」
ティラーソン国務長官「朝米対話の成否は北朝鮮にかかっている」
国務省報道官「文大統領の米朝対話要求を歓迎」
『まさに君子豹変』
2月9日の韓国平昌冬季五輪開会式の出席前に日本で行われたペンス副大統領と安倍総理の日米首脳会談で『最大の圧力』で一致。韓国入りした後でも韓国側が北朝鮮首脳と近い席に用意するが握手とか対話を一切行わなかった強き一辺倒だったペンス副大統領ですが、帰国の機内では君子豹変。一転して(非核化の条件抜きの)『無条件での北朝鮮との対話』を言い出した。(★注、韓国でのペンスさんの強気一辺倒の強硬路線ですが、これは側にいた日本の安倍さん向けの演出だった可能性が非常に高い)
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北朝鮮側代表団の最終日、11日夕方の三池淵(サムジヨン)管弦楽団の国立劇場公演では、文大統領と金与正氏が並んで座って親密ぶりをアピール
保守系の韓国主要紙中央日報は『与正氏には食事接待4回、ペンス氏には1回、安倍氏は0回』、同じく韓国の東亜日報は『文大統領と金与正氏、席の配置が徐々に接近』との記事で、
『北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の特使として訪韓した金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の席は、毎日少しずつ近づいた。金日成(キム・イルソン)一家の初の訪問に対する国民の抵抗感を最小限にするために政府が席の配置を徐々に近づけたという見方もある。』と指摘していた。
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平昌冬季五輪の歓迎レセプションで韓国側が用意した文在寅(ムン・ジェイン)大統領と同じテーブルにはマイク・ペンス米副大統領と安倍首相、北朝鮮の国家元首である金永南・常任委員長と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹)を配置していたのでペンス副大統領のように欠席しない限り、いやでも握手することになる。安倍晋三首相が北朝鮮首脳と会談したのは初めての出来事だった。
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@jam9801 · 2月10日
AbemaTV みのもんたのよるバズ!
山口真由「日本社会にいる工作員っていうのは結構いるものなんですか」
みのもんた「あいつは一週間に一回必ずキムチを食べてるとかさ」
青山 繁晴「日本のインテリジェンスはー」
#よるバズ
この地獄のようなネトウヨ番組を作ってるのがテレビ朝日っていうね
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三浦瑠麗「大都市には北朝鮮のスリーパーセルが潜んでいて戦争になったら大阪がヤバいと言われている」(ワイドナショー 2018年2月11日)
特定の市民をテロリスト呼ばわりする人物が国際政治学者として登場するフジテレビの報道番組
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NHKニュース認証済みアカウント @nhk_news
【緊迫 #北朝鮮情勢】キム委員長が、韓国に特使として派遣した妹を通じて、ムン大統領に南北首脳会談の開催を提案。北朝鮮の狙いが、米韓同盟の分断にあるのは間違いありません。詳しくは特設ページで!
清水 潔 @NOSUKE0607 · 2月12日
いつものネトウヨの叫びかと思ったが、何度見直しても「NHKニュース」と書いてある。北朝鮮の狙いを【間違いありません】と断定。なぜそれがわかったのか?要人の誰かがそう言ったのか?
「北朝鮮の狙いが、米韓同盟の分断にあるのは間違いありません。
『衝突回避いけないのか NHKが南北首脳会談に否定的なワケ』2018年2月14日 日刊ゲンダイ
戦前の「大本営発表」は、戦争遂行に国民を鼓舞するためのプロパガンダだった。その一翼を担った大新聞・テレビは過去の過ちを反省し、国家統制とは距離を置いた報道に徹する――。それが報道の自由、放送法の精神となったはずだが、きれいさっぱり忘れてしまったのがNHKだ。
NHKの〈緊迫 北朝鮮情勢〉と題した特設サイト。内容はビックリ仰天、唖然ボー然だ。
隣国の分断国家同士が、武力衝突を回避するための道を模索することが、そんなにいけないことなのか。韓国、北朝鮮が融和に向けて手を握ることが、日本にとって何か不利益を被ることにつながるのか。
南北首脳会談が実現すれば、少なくとも一触即発だった軍事的緊張状態が和らぐのは間違いない。欧州などの国際世論は言うに及ばず、米国民だって大部分は北への軍事介入に否定的だ。そんな中での南北首脳会談は歓迎すべきことであって、日本にとっても、決して「迷惑な話」じゃないだろう。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏
「南北首脳会談を分断と評しているのは、好戦的な米国のタカ派と安倍首相ぐらい。NHKは『お上の言うことには逆らえない』と思って報道しているのではないか。まさに大本営発表ですよ」
(抜粋)
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『ハンギョレ新聞 [社説]非核化は“目標”であり、首脳会談の“条件”ではない』2018-02-12
平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に南北首脳会談が本格化したが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「条件を整えて実現させよう」と慎重さも表わした。ドナルド・トランプ米行政府との協議などを考慮しなければならないためだ。
朝鮮半島問題は「南北2者だけの協議」で解決される状況を越えている。
保守層の「非核化を前提としなければ首脳会談はするな」とか「北朝鮮の核廃棄が前提にならない大統領訪朝は利敵行為」は非現実的な政治攻勢に過ぎない。
非核化は対話の「入口」ではなく「出口」だ。
テーブルに座る前に非核化の約束を取り付けるということは無理だ。
制裁強化で北朝鮮を屈服させるは可能性が低い だけでなく、朝鮮半島を極度の軍事的緊張の中に追い詰め、南北双方が途方もないリスクを抱え込む。
ひとまず会って緊張を緩和し、その延長線上で「非核化」でも何でも議論するのが合理的で妥当な選択だ。
マイク・ペンス米副大統領は帰国中に、文大統領との会合で「北朝鮮との条件なき対話に出る意志と平昌以後の南北対話を支持する」と明らかにした。トランプ大統領も6日「適切な時期になれば米国も(北朝鮮との対話に)参加するだろう」と話している。
ペンス副大統領が韓国で見せた過度な言動を基準として米国の政策方向を判断してはならない。
会談では非核化の他にも南北間で議論する事案は多い。離散家族対面など人道的問題のみならず、軍事的緊張緩和のための実質的方案、休戦ライン一帯の偶発的軍事衝突防止などを協議するのはきわめて緊要だ。どれ一つとして容易なものはないが、平和と和解の時代のためには必ず経なければならない道だ。文在寅政府は、国民を信じて、朝鮮半島平和のために一歩一歩踏み出すよう願う。
02-12 ハンギョレ新聞(抜粋)
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文在寅大統領が、平昌五輪開幕式が開かれる今月9日午後、江原道竜平ブリスヒルステイで開かれた五輪開会式レセプションで、日本の安倍晋三首相、米国のマイク・ペンス副大統領と話している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社
(おまけ)
『ペンス米副大統領の非礼…キム常任委員長を除いて握手し歓迎式場を後に』2018-02-10 ハンギョレ新聞
文大統領主宰の事前歓迎レセプション
ペンス副大統領と安倍首相、10分過ぎて会場に到着
入場せず、他の部屋で二人で記念撮影
歓迎の辞終えた文大統領が出迎えたが
ヘッドテーブルに近づいて座らず
キム・ヨンナム常任院長除いて要人らと握手した後、退場
外交上の非礼冒してレセプション出席約束を破棄 当惑した大統領府波紋の縮小に奔走
マイク・ペンス米副大統領が9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主催した平昌(ピョンチャン)冬季五輪事前歓迎レセプションに事実上欠席。キム・ヨンナム北朝鮮最高人民会議常任委員長との初の朝米首脳級の遭遇もなくなった。
事前に調整された公式行事で、予期せぬペンス副大統領の行動は、外交的な常識を外れた非礼と言える。
平昌五輪を機に、ペンス副大統領とキム・ヨンナム常任委員長が顔を合わせることで、今後の朝米対話に連結しようとした文大統領の構想も難関にぶつかる。
レセプションで文大統領夫妻が座る円形主賓席(ヘッドテーブル)にはキム・ヨンナム常任委員長とマイク・ペンス米副大統領夫妻、安倍晋三首相や中国の党政治局常務委員、ドイツのシュタインマイヤー大統領夫妻、バッハIOC委員長夫妻、グテーレス事務総長など12人が座る予定だった。ペンス副大統領は文大統領の左隣、キム常任委員長の席は文大統領の右から4番目。
レセプションに先立ち、文大統領夫妻は、会場の外で挨拶と記念撮影を行いながら、外賓らを迎えた。
しかし、ペンス副大統領と日本の安倍首相はレセプション開始時刻に10分も遅刻。
文大統領はレセプション会場内で、「平昌五輪がなければ、一堂に集まることが難しかった方もいますが、私たちが一緒にいるという事実そのものが、世界平和に向けて一歩近づくための大切なスタートになるだろう」と歓迎の辞を述べるが。ペンス副大統領と安倍首相は入場せず、別途の部屋で2人だけで記念撮影を行った。
その後、文大統領、ペンス、安倍で記念撮影を行って並んでレセプション会場に入場しており、この時までは円満に行事が行われるものと思われていた
しかし、ペンス副大統領は北朝鮮のキム・ヨンナム常任委員長を除いた残りの要人らと握手を交わし5分で退場。
席順は事前に朝米双方の了解を得ていたが結局、ペンス副大統領が突然レセプション会場から出て行ったが、これは深刻な外交的非礼である。
ペンス副大統領がこのような行動に出たのは、キム・ヨンナム常任委員長との“相席”に対する不満のためと見られる。
文大統領が推進している南北対話に続く朝米対話に対する強い抵抗を、レセプション出席の約束を破棄する外交的な非礼まで冒して、露骨に示したものだ。
ペンス副大統領は訪韓前に日本で安倍首相と行った首脳会談で、「近日中に北朝鮮に最も強力かつ攻撃的な制裁を加える」と明らかにした。
02-10 ハンギョレ新聞(抜粋)
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『最強のネゴシエーター、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領』(自然光で撮影された写真は笑っているのに凄みがある)
10分も遅刻した挙句5分で早退した悪童ペンス君。ガキ大将の米国(ペンス)と組んで二人揃って同じく10分遅刻したが早退するだけの勇気が無かった勉強嫌いの安倍晋三君。
平和の祭典に(事前にペンス君と話し合って)喧嘩腰で乗り込んだ心算なのですが、実はペンス君は裏では韓国のネゴシエーター文在寅(ムン・ジェイン)と組んで安倍晋三君を出し抜いていたらしい。
タイム誌の表紙を飾った人権派弁護士出身の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領ですが、ネゴシエーター (negotiator). 交渉人とのタイトルが付けられていた。
もしも韓国大統領の文在寅がTHE交渉人 (ネゴシエーター)なら、ディール【deal】(取引)が得意な実業家出身のトランプ大統領とは『相性』がぴったり一致している。
マカオを拠点にして、北朝鮮の外交官用のキム・チョル(KIM CHOL)名義の旅券を使って自由に海外旅行を繰り返していた北朝鮮トップ金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」氏がマレーシア国際空港出国ロビーで神経剤VXにより暗殺されたのが1年前の2017年2月13日であるが、マスコミが何も報じない。
実行犯として逮捕されたのがベトナムとインドネシアの外国籍の若い女性2名ですが、予審は3月にあったが本裁判が始ったのは10月2日であった。
当初は年内に結審すると思われていた暗殺事件ですが、なんと裁判が始ったらマレーシア検察当局が外国籍女性2名のバックにいる北朝鮮国籍の4人(去年の2月時点でマレーシア警察が逮捕状を出していたが、その後取り消す)について、君子豹変、一切何も触れないのである。
これでは国際的な暗殺事件の裁判にならない。
年内結審どころか、いつ終わるとも分からない泥沼に突入したらしい。裁判ですが、公判は今年1月22日に再開し、3月22日までに計11日間の期日が決まったが、実際に裁判が開かれたのは1月29日だったが(1年前には大騒ぎした)マスコミは矢張り何も報じなかった。
暗殺1周年の前日2月12日に、毎日新聞が1ページ近い特集記事で1年前の金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」暗殺を書いているのですが、内容が1年前のマスコミ報道をなぞっただけの手抜き記事で、今マレーシアで行われている暗殺事件の裁判に触れていない。全く無関係なのである。(毎日の記事では暗殺裁判が3月以後に始まるかのような、間違った印象操作をおこなっていた)
『目の前の「餌」に飛びつくダホハゼ並みの判断力???』
★注、
そもそも1年前の日本や韓国の報道が何とも異様だったのである。政治や外交では、囲碁や将棋と同じで自分が1手指せば必ず相手も1手指すのである。(自分だけではなく相手の差し手も含めた)3手先を読まないと勝負にならない。
マスコミの報道は、北朝鮮トップ金正恩(キムジョンウン)の異母兄「金正男」暗殺なのだから、→(1手先の読みで)一足飛びに、北朝鮮『金正恩』(キムジョンウン)の犯行だと決めつけていた。ほぼ目の前に美味しそうな餌があれば何も考えず飛びつくダボハゼ並みの知能指数(判断能力)だったのである。
知識や一般常識がある大人としての判断(3手先の読み)ではなくて、幼稚園児程度の1手先しか読まない日本のマスコミとか有識者ですが、これでは今回のように大失敗しても当然であろう。
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『体育館の裏に呼び出し』状態じゃん(^_^;) (怒った表情のトランプの、この怖い写真はマスコミが一切取り上げない)
日米首脳会談の最終日(2017年2月12日)の晩餐会に、北朝鮮の固体燃料の『新型中距離弾道弾の発射』のニュースが入り、安倍晋三首相は急遽非難声明を出すが、この時『体育館の裏に呼び出し』状態で二人だけで真剣な話し合いが極秘で行われていた。
この記者会見の席に例外的に同席したトランプ大統領はぶっきらぼうに『100%日本を支持する』と一言だけ言って立ち去る。
冬の花火(北朝鮮の固体燃料の新型中距離弾道弾発射)でマスコミが騒然となっている中で起きたのが2月13日のマレーシア国際空港出国ロビーという、一番目立つし、一番セキュリティーが厳しい場所で起きた北朝鮮トップの異母兄暗殺という衝撃的なニュースだった。
普通なら、当然北朝鮮がらみの二つの大事件は関連性があると考えるのが当然であるが、面白いことにマスコミも有識者も誰一人とり上げ無い。
北朝鮮以上に問題だったのは韓国のパク・クネ大統領は40年来のお友達の国政壟断で、事件の前年12月(暗殺の3カ月前)に与党から大量の造反議員が出て大差で弾劾が成立。後は憲法裁判所での審査待ちの絶対絶命の窮地に立たされていた。(事件の1ヶ月後の3月には大統領の弾劾が決定。罷免され逮捕、投獄までは一本道だった)
この暗殺時『北朝鮮犯人説』を率先して流していたのは韓国や日本のマスコミなのですが、常識的に判断すれば苦し紛れの弾劾逃れで『北朝鮮の犯行だ』と宣伝する目的で韓国情報部(KCIA)が仕組んだ可能性が一番高いのである。
『北朝鮮が~』で全員が大騒ぎしていた去年二月当時とは大違い。弾劾が成立した後の去年5月の韓国大統領選挙では大差で野党の文在寅(ムン・ジェイン)が当選し、その5カ月後の10月の暗殺犯のマレーシアの裁判には北朝鮮のキの字も出てこない徹底ぶり。(今でも1年前と同じ北朝鮮の犯行だ』と言っているのは日本だけ)
今年になって韓国の冬季五輪で南北朝鮮の合同チーム結成まで起きたので、もっと『北朝鮮の暗殺だ~』が出てこないのは、ある意味当然だったのでる。
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【社説】「平壌五輪」と化した平昌大会ウォール・ストリート・ジャーナル
@WSJJapan では「金正恩氏の妹が冬季五輪の話題をさらっている」。これはCNNが10日に伝えたニュースの見出しだ。内容は、五輪に送り込まれた「北朝鮮のファーストシスター」のこれまで明らかになっていなかった魅力を称賛するものだったとの記事に添えている写真にはマイク・ペンス米副大統領と後ろに北朝鮮の国家元首である金永南・常任委員長と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹)を配置していた。
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2月9日の平昌冬季五輪開会式で各国首脳と握手する韓国大統領の文在寅(ムン・ジェイン)と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹で親書を携えた特使)
日本の安倍さんは拗ねたように右下で横を向く(外交上の非礼を絵にかいたような)構図を配信した意地悪な日本のマスコミ
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9日、平昌冬季五輪開会式で、文在寅大統領とキム・ジョンスク女史が南北単一チームの入場に手を振って挨拶している。後方では北朝鮮の金永南・常任委員長、金与正・第1副部長も手を振っている。右側のマイク・ペンス米副大統領夫妻と安倍晋三日本首相は座っている//ハンギョレ新聞社(日米首脳を『非礼』として非難するこの写真はハンギョレだけではなく保守系3紙も使用する)
『金永南を無視したペンス、帰国の途では「北朝鮮と対話する準備ができている」』2018-02-12 ハンギョレ新聞
ワシントンポスト報道…
「平昌以後」南北対話支持の意も
文大統領との会合で合意…「同時的な最大の圧迫と関与」
ティラーソン国務長官「朝米対話の成否は北朝鮮にかかっている」
国務省報道官「文大統領の米朝対話要求を歓迎」
『まさに君子豹変』
2月9日の韓国平昌冬季五輪開会式の出席前に日本で行われたペンス副大統領と安倍総理の日米首脳会談で『最大の圧力』で一致。韓国入りした後でも韓国側が北朝鮮首脳と近い席に用意するが握手とか対話を一切行わなかった強き一辺倒だったペンス副大統領ですが、帰国の機内では君子豹変。一転して(非核化の条件抜きの)『無条件での北朝鮮との対話』を言い出した。(★注、韓国でのペンスさんの強気一辺倒の強硬路線ですが、これは側にいた日本の安倍さん向けの演出だった可能性が非常に高い)
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北朝鮮側代表団の最終日、11日夕方の三池淵(サムジヨン)管弦楽団の国立劇場公演では、文大統領と金与正氏が並んで座って親密ぶりをアピール
保守系の韓国主要紙中央日報は『与正氏には食事接待4回、ペンス氏には1回、安倍氏は0回』、同じく韓国の東亜日報は『文大統領と金与正氏、席の配置が徐々に接近』との記事で、
『北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の特使として訪韓した金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の席は、毎日少しずつ近づいた。金日成(キム・イルソン)一家の初の訪問に対する国民の抵抗感を最小限にするために政府が席の配置を徐々に近づけたという見方もある。』と指摘していた。
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平昌冬季五輪の歓迎レセプションで韓国側が用意した文在寅(ムン・ジェイン)大統領と同じテーブルにはマイク・ペンス米副大統領と安倍首相、北朝鮮の国家元首である金永南・常任委員長と金与正・第1副部長(北朝鮮トップの実の妹)を配置していたのでペンス副大統領のように欠席しない限り、いやでも握手することになる。安倍晋三首相が北朝鮮首脳と会談したのは初めての出来事だった。
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@jam9801 · 2月10日
AbemaTV みのもんたのよるバズ!
山口真由「日本社会にいる工作員っていうのは結構いるものなんですか」
みのもんた「あいつは一週間に一回必ずキムチを食べてるとかさ」
青山 繁晴「日本のインテリジェンスはー」
#よるバズ
この地獄のようなネトウヨ番組を作ってるのがテレビ朝日っていうね
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三浦瑠麗「大都市には北朝鮮のスリーパーセルが潜んでいて戦争になったら大阪がヤバいと言われている」(ワイドナショー 2018年2月11日)
特定の市民をテロリスト呼ばわりする人物が国際政治学者として登場するフジテレビの報道番組
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NHKニュース認証済みアカウント @nhk_news
【緊迫 #北朝鮮情勢】キム委員長が、韓国に特使として派遣した妹を通じて、ムン大統領に南北首脳会談の開催を提案。北朝鮮の狙いが、米韓同盟の分断にあるのは間違いありません。詳しくは特設ページで!
清水 潔 @NOSUKE0607 · 2月12日
いつものネトウヨの叫びかと思ったが、何度見直しても「NHKニュース」と書いてある。北朝鮮の狙いを【間違いありません】と断定。なぜそれがわかったのか?要人の誰かがそう言ったのか?
「北朝鮮の狙いが、米韓同盟の分断にあるのは間違いありません。
『衝突回避いけないのか NHKが南北首脳会談に否定的なワケ』2018年2月14日 日刊ゲンダイ
戦前の「大本営発表」は、戦争遂行に国民を鼓舞するためのプロパガンダだった。その一翼を担った大新聞・テレビは過去の過ちを反省し、国家統制とは距離を置いた報道に徹する――。それが報道の自由、放送法の精神となったはずだが、きれいさっぱり忘れてしまったのがNHKだ。
NHKの〈緊迫 北朝鮮情勢〉と題した特設サイト。内容はビックリ仰天、唖然ボー然だ。
隣国の分断国家同士が、武力衝突を回避するための道を模索することが、そんなにいけないことなのか。韓国、北朝鮮が融和に向けて手を握ることが、日本にとって何か不利益を被ることにつながるのか。
南北首脳会談が実現すれば、少なくとも一触即発だった軍事的緊張状態が和らぐのは間違いない。欧州などの国際世論は言うに及ばず、米国民だって大部分は北への軍事介入に否定的だ。そんな中での南北首脳会談は歓迎すべきことであって、日本にとっても、決して「迷惑な話」じゃないだろう。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏
「南北首脳会談を分断と評しているのは、好戦的な米国のタカ派と安倍首相ぐらい。NHKは『お上の言うことには逆らえない』と思って報道しているのではないか。まさに大本営発表ですよ」
(抜粋)
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『ハンギョレ新聞 [社説]非核化は“目標”であり、首脳会談の“条件”ではない』2018-02-12
平昌(ピョンチャン)冬季五輪を契機に南北首脳会談が本格化したが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「条件を整えて実現させよう」と慎重さも表わした。ドナルド・トランプ米行政府との協議などを考慮しなければならないためだ。
朝鮮半島問題は「南北2者だけの協議」で解決される状況を越えている。
保守層の「非核化を前提としなければ首脳会談はするな」とか「北朝鮮の核廃棄が前提にならない大統領訪朝は利敵行為」は非現実的な政治攻勢に過ぎない。
非核化は対話の「入口」ではなく「出口」だ。
テーブルに座る前に非核化の約束を取り付けるということは無理だ。
制裁強化で北朝鮮を屈服させるは可能性が低い だけでなく、朝鮮半島を極度の軍事的緊張の中に追い詰め、南北双方が途方もないリスクを抱え込む。
ひとまず会って緊張を緩和し、その延長線上で「非核化」でも何でも議論するのが合理的で妥当な選択だ。
マイク・ペンス米副大統領は帰国中に、文大統領との会合で「北朝鮮との条件なき対話に出る意志と平昌以後の南北対話を支持する」と明らかにした。トランプ大統領も6日「適切な時期になれば米国も(北朝鮮との対話に)参加するだろう」と話している。
ペンス副大統領が韓国で見せた過度な言動を基準として米国の政策方向を判断してはならない。
会談では非核化の他にも南北間で議論する事案は多い。離散家族対面など人道的問題のみならず、軍事的緊張緩和のための実質的方案、休戦ライン一帯の偶発的軍事衝突防止などを協議するのはきわめて緊要だ。どれ一つとして容易なものはないが、平和と和解の時代のためには必ず経なければならない道だ。文在寅政府は、国民を信じて、朝鮮半島平和のために一歩一歩踏み出すよう願う。
02-12 ハンギョレ新聞(抜粋)
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文在寅大統領が、平昌五輪開幕式が開かれる今月9日午後、江原道竜平ブリスヒルステイで開かれた五輪開会式レセプションで、日本の安倍晋三首相、米国のマイク・ペンス副大統領と話している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社
(おまけ)
『ペンス米副大統領の非礼…キム常任委員長を除いて握手し歓迎式場を後に』2018-02-10 ハンギョレ新聞
文大統領主宰の事前歓迎レセプション
ペンス副大統領と安倍首相、10分過ぎて会場に到着
入場せず、他の部屋で二人で記念撮影
歓迎の辞終えた文大統領が出迎えたが
ヘッドテーブルに近づいて座らず
キム・ヨンナム常任院長除いて要人らと握手した後、退場
外交上の非礼冒してレセプション出席約束を破棄 当惑した大統領府波紋の縮小に奔走
マイク・ペンス米副大統領が9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主催した平昌(ピョンチャン)冬季五輪事前歓迎レセプションに事実上欠席。キム・ヨンナム北朝鮮最高人民会議常任委員長との初の朝米首脳級の遭遇もなくなった。
事前に調整された公式行事で、予期せぬペンス副大統領の行動は、外交的な常識を外れた非礼と言える。
平昌五輪を機に、ペンス副大統領とキム・ヨンナム常任委員長が顔を合わせることで、今後の朝米対話に連結しようとした文大統領の構想も難関にぶつかる。
レセプションで文大統領夫妻が座る円形主賓席(ヘッドテーブル)にはキム・ヨンナム常任委員長とマイク・ペンス米副大統領夫妻、安倍晋三首相や中国の党政治局常務委員、ドイツのシュタインマイヤー大統領夫妻、バッハIOC委員長夫妻、グテーレス事務総長など12人が座る予定だった。ペンス副大統領は文大統領の左隣、キム常任委員長の席は文大統領の右から4番目。
レセプションに先立ち、文大統領夫妻は、会場の外で挨拶と記念撮影を行いながら、外賓らを迎えた。
しかし、ペンス副大統領と日本の安倍首相はレセプション開始時刻に10分も遅刻。
文大統領はレセプション会場内で、「平昌五輪がなければ、一堂に集まることが難しかった方もいますが、私たちが一緒にいるという事実そのものが、世界平和に向けて一歩近づくための大切なスタートになるだろう」と歓迎の辞を述べるが。ペンス副大統領と安倍首相は入場せず、別途の部屋で2人だけで記念撮影を行った。
その後、文大統領、ペンス、安倍で記念撮影を行って並んでレセプション会場に入場しており、この時までは円満に行事が行われるものと思われていた
しかし、ペンス副大統領は北朝鮮のキム・ヨンナム常任委員長を除いた残りの要人らと握手を交わし5分で退場。
席順は事前に朝米双方の了解を得ていたが結局、ペンス副大統領が突然レセプション会場から出て行ったが、これは深刻な外交的非礼である。
ペンス副大統領がこのような行動に出たのは、キム・ヨンナム常任委員長との“相席”に対する不満のためと見られる。
文大統領が推進している南北対話に続く朝米対話に対する強い抵抗を、レセプション出席の約束を破棄する外交的な非礼まで冒して、露骨に示したものだ。
ペンス副大統領は訪韓前に日本で安倍首相と行った首脳会談で、「近日中に北朝鮮に最も強力かつ攻撃的な制裁を加える」と明らかにした。
02-10 ハンギョレ新聞(抜粋)
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『最強のネゴシエーター、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領』(自然光で撮影された写真は笑っているのに凄みがある)
10分も遅刻した挙句5分で早退した悪童ペンス君。ガキ大将の米国(ペンス)と組んで二人揃って同じく10分遅刻したが早退するだけの勇気が無かった勉強嫌いの安倍晋三君。
平和の祭典に(事前にペンス君と話し合って)喧嘩腰で乗り込んだ心算なのですが、実はペンス君は裏では韓国のネゴシエーター文在寅(ムン・ジェイン)と組んで安倍晋三君を出し抜いていたらしい。
タイム誌の表紙を飾った人権派弁護士出身の文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領ですが、ネゴシエーター (negotiator). 交渉人とのタイトルが付けられていた。
もしも韓国大統領の文在寅がTHE交渉人 (ネゴシエーター)なら、ディール【deal】(取引)が得意な実業家出身のトランプ大統領とは『相性』がぴったり一致している。
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