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【第11日目 (9月05日)】
北海道の北部を一回りして、昨夜は小樽市内で泊まった。
旅の疲れがどっと出て、泥のように熟睡してしまい、未明の台風には目が覚めなかった。
今日は夕方17時のフェリーで新潟に向かい、それから車を運転して富山の自宅へ帰る。
天狗山。
小樽には「北海道三大夜景」といわれている標高532mの天狗山がある。
シマリス公園をめざして車で上った。
山頂の景色は良く、展望台から小樽市内が一望できる。
今日の夕方に乗るフェリー「あざれあ」は、すでに入港している。
地面に落ちているどんぐりは、昨夜の台風の影響なのか。
シマリス公園は、ネットで囲ってありました。
係の人がいるわけでもなく、扉を開いて自由に中に入れます。
入口を入ったところにあるガチャガチャに100円玉を入れて、エサ(ひまわりの種)が入ったカプセルをゲット。
さっそくシマリス君がやってきましたが、エサを見せても近寄ってきません。
管理人さんがいないことを良いことに、シマリスを手でにぎるようなお客さんもいるので警戒しているのでしょう。
遠からず近からずの距離を保って、じじの後を着いてきます。
そうした駆け引きをしているうちに、手に乗せたエサを食べてくれました。
シマリス君と遊んだ後は、イオン小樽店でお昼ご飯を食べた。
それから嫁はんにあげる六花亭バターサンドや、フェリーで食べるおやつなどを調達。
小樽港フェリーターミナル。
出港1時間前から、乗用車の乗船が開始。
昨日は台風で欠航となったために、一日遅れとなった車が加わって、車両デッキは車でいっぱいに。
17:00 出港。
何度見ても素敵な景色です。
小樽港をあとにして、新潟へ向う。
水平線に夕日が消えていく。
と、ロマンチックなのはここまで(笑)。
しばらくしたら「台風による荒天のため新潟入港は1時間ほど遅れて10時20分になる」とアナウンスがあった。
テレビ画面にも同じメッセージが流れた。
大したことないのになぁ~、と思っていたが、沖に出たら本当に揺れてきた。
立っていると酔いそうになるので、ベッドで寝てみた。
20:00「船内で急病人が発生しました。医療関係者の方は折られませんか?」とアナウンスがあった。
20:30「荒天のためヘリが着陸できないので、小樽港に戻って、再出港します」。
23:30 小樽港に着いて急病人を下ろして、再出港。
新潟港には8時間遅れて、夕方17時の到着の予定となった。
【第12日目 (9月06日)】
夜が明けました。
船員さんと話していたら、夜中に北海道で地震があったことを聞いた。
また地震か・・テレビをつけたら、地震速報一色になっていて驚いた。
船外カフェの大型テレビも、地震の放送が流れます。
1日早ければ、フェリーは台風で欠航。
1日遅ければ、地震に巻き込まれたところでした。
生きていくと何があるか分からないものです。
お昼は無料のカレーライスが提供されました。
いわゆる「炊き出し」なのでしょう。
秋田沖まできたら、雲が晴れて空も海も青くなったが、気持ちは複雑です。
やっと新潟港が見えてきた。
17:40 24時間ぶりに船から下りて、富山に向かった。
23:25 自宅に到着。
富山を出てから2400キロあまり。今回もよく走りました。
家に入って嫁はんの顔を見たら、ほっとしました。
そうだ、嫁はんにもう一つお土産を買ってきた。
北海道でしか買えない、道民還元ワイン。
じじは飲まないので、うまいかどうかは嫁はんに聞いてみることにします。
(北海道(11)ひとり旅まとめ、へ続く)
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無事帰って来られて良かったです💦。
はるみんさんも地震のあった朝、じじさんフェリーに乗られたかね⁇って心配しておられましたよ😖
でも奥さんが1番心配されてたでしょうね💧
私の友人もちょうど北海道に出張中です。
もっとも彼の仕事は防災関係なので、そのまま被災地へと飛んでいきました。
仕事とは言え、とっても心配です。
西さんにも、はるみんさんにもご心配をかけました。
フェリーの中からも嫁はんに連絡を入れていたんですが、
それでもやっぱり心配していて、テレビの前でうたた寝をしていました。
ご友人のこと、仕事とはいえ心配になりますね。
富山には呉羽山断層がありますが、
地震で停電になれば、うちはマンションなので水道がとまります。
それでトイレの水をポリタンクに準備することにしました。