人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

心技体と言うが・・・続き

2017年10月05日 | 日々闘病日記

ようこそ

少しづつ時間の経過とともに落ち着いてきたが、究極の辛さの時は 「この状況が何時まで続くのだろう?」 と思え、逃げ場所の無い孤独感を味わった。

しかし、それでも少し落ち着いてくると、 「もう少しだけ頑張ろう」と思えてきた。 頑張ろうと思う気持ちの思い方は、人それぞれで年代や環境によっても違うと思うが、私の場合は元気で明るく頑張っている健常者を目指して頑張った訳ではない。

むしろ、申し訳ないが、自分の状況より更に重篤で辛そうな患者さんを見て、「この人に比べたら、自分はまだましだ。」 と思う事によって頑張れた様に思う。

これまでの60数年の時間の中で、自分の一番辛かった時の事を思い出し、「あの時の辛さより今の方がましだ。」  そんな励まし方を自分自身に言い聞かせたように思う。

多くの皆さんに 「頑張れ、頑張れ」 「大丈夫だ、大丈夫だ」 と激励を頂いたが、当時は、そんな心境でいたので、頭が受け付ける余裕が無かった事を思い出す。

その後、時間の経過と共に落ち着きを取り戻し、何とか元気な健常者の様になりたいと思える頑張り方へと変化していった。 一般的に言う「頑張れ」あるいは 「頑張る」 とは、この当たりの頑張りを言うのではないかと思う。

これは、私が個人的に感じた思いで、人それぞれだと思うが、患者の気の持ち方。すなわち精神力も三段階で、初期段階は 「死んで楽になりたい」 中期段階は 「自分より、もっと辛い患者さんがいる。それに比べたら自分はまだましだ」 後期段階は 「元気な健常者のようになりたい」 へと変化した様に思う。

あくまで私の体験の話なので、皆さんが同じ思いで有るかどうかは分かりませんが・・・ また、辛さの状況にも大きく左右される事ではないかと思います。 

では又ね

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