ようこそ
最近、石綿アスベストの裁判の判決がよく報道されて、改めてアスベストによる被害の怖さが話題になっています。
アスベストは、とくに建築現場で過去に大量に使用され、その仕事に従事していた人ばかりか、近くで生活して居た人々にも大きな被害をもたらしています。
アスベストの被害の多くは、私と同じ「悪性胸膜中皮腫」と言う肺を覆っている薄い膜の中に出来るガン腫瘍で、肺の外回り全体に発生します。
私の場合は、アスベストが原因かどうかは確定していませんが、ほとんどの多くはアスベストが原因の患者だと兵庫医科大学病院の主治医の先生から聞きました。
私の場合は、たまたま、膀胱ガンと前立腺ガンの半年検査で、肺の腫瘍が発見されましたが、中皮腫と確定するのに8か月かかりました。
一つには、これと言った自覚症状が無かった事。二つには、時間が経過しても変化が起きなかった事。三つには、非常に珍しいガン腫瘍であった事が上げられます。
結果的には、脇腹を手術で切って、肺の一部を切り取り生体検査をして、病名が確定しました。
この病は、発病に30年から40年掛かると言われるくらい進行が遅く、自覚症状も無い為に発見が難しく、自覚症状が出た頃には、すでに手遅れと診断される場合が多く、死亡率の極めて高い厄介なガンです。
私は、幸い発見が早く、早期で大きな手術の治療を受けましたので、今日も元気に生活していますが、今後は、多くの患者が見込まれると予想される恐怖のガンです。
ガンと言う病は、今日発病して明日自覚症状が出ると言う病ではありません。5年10年と潜伏期間がありますので、「早期発見、早期治療」が、最善の方法だと思います。
アスベストに思い当たる人は、一度診察を受けてみてはいかがでしょう
では又ね
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