人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

過去史

2020年02月14日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

私も今年の7月には、65歳となり高齢者と呼ばれる年齢になる。ここまで生きられたことに感謝している。

私には、6歳年上の兄が近所にいるのだが、理工系の大学の出身と言う事も有り、パソコンはプロ並みの腕前で、スマートホンもカーナビもテキパキト使いこなす。

先日から私の過去のブログを綺麗に綴じた冊子を作ってプレゼントしてくれた。私のブログは、兄の勧めも有り2017年の5月より、闘病生活を中心にスタートした。

2015年に膀胱がん、前立腺がんを患い、2016年には悪性胸膜中皮腫と言う肺がんを患った。ブログは、その後からスタートしたものだが、改めて読み返してみると、当時の苦悩が甦る。本当に辛い闘病生活であった事が思い出させる。今なお大きな後遺症が残り、身体障害者にも認定された。

当時のからの思いを読み返し、今現在が有る事をありがたく感謝している。

この5年間は、私の人生の64年間の中でも最大級のピンチの連続であった。一時は生きる事さえ諦めた時もあったが、多くの人に支えられて、こうして今も元気に生き続けている。

また、この5年間の中には、闘病生活と共に、38年間に渡り兄弟3人で両親が残してくれた「ユラク」と言う会社を任期満了の60歳を以て退任し、新たに長男との親子で独立開業した「ほーゆー」の創業時期と重なる。これまでは兄弟と言う強力な仲間がいたが、長男がいるとは言え孤独な業績との戦いも待ち受けていた。

闘病と創業の重圧もあったが、何とか乗り越えて、身体も会社も順調に立ち直り、お陰様で忙しい日々を送っている。

そんな激動の5年間が、この冊子を読み返し昨日の事の様にして見て取れる。これらを読み解くと、そこに見えてくるのは、家族や兄弟、社員や知人の愛情に溢れた人間関係の模様である。

多くの人に支えられて今が有る事に気づかされる。感謝を忘れずに今後も身体を労わりながら、更なる70歳を目指して精進したい。

がんに侵された事は不幸であったが、そのお陰で体を労わる事を教えられた。60年間一度の大病もなく過ごしてきて、医者とは無縁の生活をしてきたが、良い機会に大切な事を教わった気がした。これも運命だろう。少し休めと言う事なのかも知れないが、仕事柄そうも言っていられない。

新たな5年を目指して、いざ出陣だ。

では又ね

↓ランキング

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/Kinosaki Spa&Garden