人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

兵庫医科大学病院を受診

2020年02月21日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

2月19日、予定されていた兵庫医科大学病院を受診した。3か月ぶりの受診である。昨年の12月に悪性胸膜中皮腫の術後3年が経過した為、現在は3か月に一度の受診となっている。

先日、何気なしに自宅でテレビを見ていると、主治医である長谷川教授がインタビューを受けておられた。内容は、日本の悪性胸膜中皮腫の第一人者としてのインタビーであった。まさかこんな権威のある大学教授とも知らずに驚いた。

それにしても、日本の第一人者に手術をしてもらうとは。私が希望した訳では無いが、地元の豊岡病院の紹介で受診したのだが、私も何とも幸運の持ち主かと驚いた。

初めて会った印象は、優しさの中にも的確なアドバイスと説明。何とも分かりやすく好感の持てる先生だとは感じていたが、さすがである。分かりやすい言葉で、それぞれの治療方法のメリット、デメリットの説明を受けた事を思い出す。

当時、何となくではあるが、この先生でダメなら、諦めもつくと思ったものだ。決して技術や理論だけでは無く、優しさと厳しさを併せ持つ技量は、今となっては、日本の第一人者であることが理解できる。

何時もの様に妻と二人で、病院に向かった。血液検査、胸部CT検査を終えて、問診を受けた。「先生、先日テレビで見ましたよ」と言うと、「よく言われます」との事。何時もの変わらぬ優しそうに微笑まれる様子は、流石である。どんな良薬より効き目がある。

「雪はどうですか?」「少し降りましたが、10センチほどで運転に支障はありません。最近は雪も少なく、地元では観光業や除雪業者、事故による車の修理など、経済も大変です。これもメリットとデメリットですかね」と答えると苦笑いされていた。

結果は、「転移や再発も無く、順調に回復しています。問題は無いですね」との事で、安心して帰路に着いた。

それにしても、コロナ感染の関係か、患者の数の多い事。多い事。待合室は溢れんばかりの人、人、人である。

私の診療室は、呼吸器外科であるが、今日も新たなガン患者が見つかったのか、待合室での会話が聞こえてくる。「何とも気の毒である」兵庫医科大学病院ともなれば、日々このような新たな患者が見つかっているのだろうと思うと、本当にお気の毒である。

こうして日々の生活に困らない程に回復した私は、本当に幸運で幸せ者だ。これからも健康に気を付けながら、微速全身と行きたいものである。

では又ね

↓ランキング

カニ料理 兵庫城崎温泉おすすめの/Kinosaki Spa&Garden 湯楽