結石で七転八倒

　夜寝る前、背中の左わき腹に激痛が走りました。激痛なんて生易しいものじゃなくて、生涯で初めて体験する苦痛でした。
　左わき腹が、何かでつかみ潰されるような、そんな痛みです。
　２回ほどあったので、「ただ事じゃない！」とは思ったのですが、夜という事と、その後痛みがひいてしまった事もあって、そのまま寝てしまったのです。
（寝たのかよ！）

　でも深夜、１２時回った頃、再び激痛が！
　七転八倒とはこのことで、たまらず、救急診療所へと走りました。
　先生。
「あー、これは結石で、ほぼ間違いないね。
　痛め止め出しますから、明日、かかりつけ医にかかってください」とのお答え。
　幸い、痛みの波も引いていたので、そのまま帰りました。
　痛め止め（座薬）も効いたのかも知れませんが、朝までぐっすりでして、そのまま医者へ。
　レントゲンで、くっきりと尿管に留まる二つの結石が見つかりました。

　手術だったりすると大騒ぎになります。「自然に出るかどうか、ぎりぎりの大きさだけど、水飲んで、様子見てください」
　と、痛め止めの座薬、石を溶かす薬、抗生物質などを山ほどもらって、そのまま仕事です。
　だって、仕事しなきゃ、おまんま食い上げなんだもん。
　いつまで、こうしなきゃいけないのかも判らないし。
　とうとう爆弾抱える体になってしまいました。

　ともかく、水分いっぱいとって、石を追い出さないといけません。
　ただ一つ、ビールは水分をいっぱい取れて、利尿作用もあるという事で、結石の治療のひとつだそうで、おおっぴらにビールが飲める。
　これはうれしいかも。オイオイ。