スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

USJ ターミネーター2:3-D レビュー

2011-12-29 | 外出、催し

   面白い! ただ人によって評価は分かれると思います。

僕自身、いちばん好きなターミネーターシリーズ、「2」のアトラクションです。
作品上に出てくる「サイバーダイン社」の、新商品発表会に招かれたゲスト。という設定で入場します。
待ってる間、サイバーダイン社の説明とか、警備システムの紹介などがあって、雰囲気づくりの導入部としては、非常に出来がいいと思いました。
ただ、この先が問題で、メインのショーの前に、演者が登場するプレショーがあるのですが、物語の演出上、反感を買うキャラを演じなければならないためか、ゲストをバカにするような笑いを取り始めるのです。
僕なんぞは、そういうキャラづくりの為とは言え、そういう演出に客をだしに使うな! そういうのを求めて来た客ばかりじゃないんだから。と思ってしまい。だんだん胸糞悪くなってきてしまいました。
思い違いかもしれませんが、大阪でなかったら、こういう演出にはならなかったんじゃないかなあ?とさえ思ってしまいました。
笑いには感性がありますし、また、シャレの判らない奴だ。と言われるでしょうけど、正直言って、こんな不快な思いをしたプレショーは初めてで、正直切れそうになりました。
途中、返事を強要されてもなお返事がまばら。という場面がありました。案外、同じように感じたゲストが多かったのかもしれません。USJはこれが面白いと思ってやってるのかなあ?

本題のショーは、中々のものでした。
SFXは見事だし、ターミネーター2の番外編とみれば、見ごたえもあります。
途中、演者が場内に現れるのですが、ターミネーターの走り方そのものだったりして、作りこんでるなぁ。
と感心しました。
この3D映画は、本当に見事です。
その他では、「場内、予想外の動きをします」と注意されますが、そんな大したことありません。家族そろって安心して見られます。

ただ、発表会の客という設定で入場したのに、途中から、ジョンコナーとターミネーターのアクションを見る傍観者になってしまい、「えーと、僕たちはどうなってしまったの?」という心境になってしまいました。このアトラクションの世界に、ゲストは参加してるの?してないの?と ?が頭の上で踊っていました。
エンディングで、どうやって収束させるんだろうと思ったら、客ほったらかし。映画の中で完結してしまい、ゲストの置いてきぼり感がハンパないんです。「えー!? これで終わり!?」という感じ。
素材そのものは面白いのに、アトラクションとしてのストーリーが完結してないのが、なんとなくもったいない。

   
   例えると    
           TDSの「マジックランプシアター」