スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

グループリーグで終わってはだめだ! という事

2018-07-03 | 雑感 その他
「本当のワールドカップは、決勝トーナメントから」
という事を聞いたのは、2002年の日韓大会の時でした。
その時は、ふーん。という感じでしたが、今大会で、はっきりと実感しました。

W杯はまだ終了してませんが、日本敗退をうけて、考えをまとめてみました。
賛否が分かれたグループリーグ最終戦、僕自身も、双方の考えが自分の中で両立し、モヤモヤした日々を送っていました。
が、敗れたとは言え、ベルギー戦を見て「あれで正しかったのだ」と納得がいったのでした。

極論を言えば、
「決勝トーナメントには、どんな手を使っても進出しなければならない!
グループリーグで敗退する事は、本当の意味でのW杯に出たことにはならない」

のです。
グループリーグは、あくまでも予選なんです。ロシアで行われる、本大会へ出場する権利を得るための予選。
「決勝トーナメント」からが、本当のW杯なんだと。
今回実感しました。

グループリーグ最終戦、「何がサムライだよ」という声がありましたが、最終的な大義のために、恥を忍び、屈辱に耐える「サムライ」という考え、実例がないわけじゃないんです。
僕は今日、新しい地平線を見たような気がします。
全力を尽くし、知力を尽くし、使える手をすべて使い闘い、それでもなお超えられない壁。
「過去2回の出場」では、本当の意味で見ることができなかった物を、今回見たような気がします。
その景色は、決勝トーナメントに行かなければ、見られませんでした。
だから、どんな手を使っても、決勝トーナメントに出なければならなかったのです。みっともなかろうと、恥ずかしい試合であろうとも。

世界は広く、高いことを今回、あらためて、思い知らされました。
善戦し、惜敗ではありました。ちょっと運が傾けば、勝てた試合でしたが、結果を見れば完全な力負けです。
サッカー協会の体たらくを見ていれば、それを乗り越えることは、本当に難しいとは思います。
が、新たな景色を見ることができた今回の大会は、有意義で、楽しくて、ドキドキした、本当にいい大会だと思いました。

まだ、世界の高みを、見る事ができる日々が続きますけどね。

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