即位の関連で、「天皇陛下万歳」という行為が、物議が醸しているようです。
正直言えば、そこに違和感を感じなかった。と言えば嘘になります。
戦前、戦中で、その言葉と共に、ひとが傷つき、傷つけられた歴史の事実があるのは確かで、その点で引っかかる方がいるのも理解出来ます。
でも、今、生きている人間の知識と感覚だけで、事の是非を決めるのも、それも違うのではないかとも思うのですよ。
その歴史に詳しくはないのですが、「天皇陛下万歳」という歓声が平和を象徴していた時代もあったのではないかと、推測するんです。
あまりにも長い歴史の中では、どんな国、王室にも不幸な時代、血塗られた歴史は、どうしても付きまとうと考えるのです。
確かに今、「天皇陛下万歳」という行為に不快な思いをする方がいらっしゃるのはある意味、当然なのでしょう。
ですが、平成の代替わりも経て、日本は(名目上)平和な時代を重ねています。
あと数十年後には「天皇陛下万歳」という声が「平和な時代」の象徴となる可能性も十分あると思うのです。
その可能性を将来の現実にする事が、「今、私達の責任」なのではないかと、最近、思います。
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