DoCoMo FOMA904iシリーズ

ってどうかね？　なんかダサくない？　デザインがシンプルになったと言えば聞こえはいいが明らかに背面液晶が退化している。　その理由として標準液晶ディスプレイに力を入れているからだろう。　ワンセグが標準装備となった為、画質に力を入れざるを得なくなり背面液晶を簡素にした。　中でも一番力を入れて作ってるなぁと感じるのはシャープ。　タッチクルーザーは、なかなか面白い。　しかし、操作性はどうか。　ああいうのにするなら、ノートPCのThinkPadが採用しているスティックタイプのポインティングデバイスの方が使い易そうだ。　全体的な感想は、ワンセグを無理矢理つけただけの間に合わせ機種という感じ。　今回は見送って、今年の冬に発売予定の本格的に革新されるFOMA905iシリーズに期待が集まる。

坂井泉水の運命

坂井泉水が亡くなっていた事を、つい４日前まで知らなかった。　夜にラジオでDJから訃報を聴き、あまりの突然な出来事に驚愕した。　もともと、生前から生気のない顔をしていた。　そんなには長く生きられないであろう顔相は気になっていたが、やはり……という感じだった。　事故なのか自殺なのか。　手すりに腰掛けて背面から倒れ落ちましたという事故。　しかし、足場も不安定な上に、あの細い手すりに腰掛けようと思う人間がはたしているだろうか。　何か衝動的に腰掛けてしまったとしか思えない。　彼女の精神状態はかなり病んでいたと思われる。

昨年に子宮頸ガンにかかり入院しており、今年に入って肺に転移していることが判り再入院。　大抵は転移することは可能性としては低いそうだが、医師の話では「なんで私だけ……」というショックを受けていたとか。　しかもその部位が部位だけに、、、歌手生命が絶たれる肺。　抗ガン剤と放射線治療で完治するとの事だが、放射線治療中に潰れた肺胞から出血して窒息死する可能性も否定できない。　また、どのくらいの転移箇所かは、はっきりとは説明されていないが、放射線治療である事から、あまり範囲は広くないと思われる。　それにしても本人が受けているショックは相当なものであろう。　ガンなんて１度かかっただけでも食欲が減り、鬱になってしまう。　それが治ったと思ったところで、また……しかも、肺。　ただ、このままずっと歌い続けていたいという思いから病室でも仕事をしていたらしい。　その反面、「もうダメかもしれない……」という諦めの気持ちもあったのだろう。　もし、治ったとしても、もう歌手としては活動していけないかもしれない。　そんな不安。　そして、散歩帰りに呆然とした面持ちで何気に手すりに腰掛けてしまった。　あの手すりに腰掛けるなんて相当に無邪気な子供じみた者でなければ考えられない。　大の大人なら腰掛ければ「もしかしたら落ちるかも」と躊躇するものだ。　ただ、精神の状態が悪かったために正常な判断力が鈍ってしまっていたのだろう。

彼女の廻した運命のルーレットは、不運であったのか幸運であったのか。　仕事熱心だっただけに現役歌手として死ぬことが出来たと。。。そう思ってくれることを願いたい。