リストラ・定年退職者もバンビーノ

「絶対に人のせいにしないことだ。自分が上手くいかないからって、人のせいや状況のせいや社会のせいにしないことだ。だって俺たちは、自分で選んだんだろう、この仕事を。だったら、誰のせいにもできない。上手くいかないのは全部自分のせいだ。そう思えば、シンプルだ」

バンビーノ最終話にはリストラや定年退職されたオジサン達にとってのメッセージも込められていましたね。　新しい何かを始めるチャンスなのだと、一から何かを始められるチャンスなのだと生きる勇気をもらえる内容でした。　青春は若いときだけではなく、何歳になっても一から何かを始めれば、それは青春のスタート地点なのだと思います。　生きている限り何度でも青春は味わえる。　それがバンビーノ。　立ち止まったらそこで終わり。　それは人生の終わりでもある。　あの後に、シェフの鉄幹はこう言ったはずです。

「生きている限り、精一杯、何か新しいことに果敢にチャレンジして人生を楽しもうじゃないか！　満足してしまったら、後には何も生まれない。　そこには、楽しさも嬉しさも何もない…暗闇だ。　光を求めて、手に入れたくて一生懸命に、血のにじむ思いで努力した結果、掴み取る達成感は何物にも代え難い生きる喜びだ。　喜びのない人生なんて、つまらないとは思わないか？　なぁ、バンビ」