気まぐれネコめくり

家族は3にゃん(娘)、主人、私。

家族になる運命の子(ラスト)

2024年02月23日 15時09分24秒 | うちのにゃんズの話

この話しは、自分の心の中だけに秘めておきたかった。

忘れたことなどない、でも思い出したくない。

心の中でまた葛藤が始まるから。

「家族になる運命の子」は、ブ―のことです。

ブ―が私にネコの全てを教えてくれました。

絶対に同じとはいえませんが。

おすネコで家と外へ自由に出入りしている子は

自分の寿命をさとると、飼い主に迷惑をかけないように

見つからない場所にいき、☆になります。
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ブ―は私が仕事に行くときは必ず玄関までついてきて「にゃぁ」と一言。

ある日、仕事に行こうしたら私にしがみつき中々放してくれませんでした。

それが、あの子との最後だとは思いませんでした。

東京の大泉学園にアパート借りて、結婚してまた杉並のアパート借りて

ある日のこと母から電話が

「ブ―が、ずっと帰ってこないの、もう6日も」

すぐにバイクに乗り実家に行き、懐中電灯を持って探しに。

オスの行動範囲は半径1キロ、まずは、近所から探し

翌日は保健所、警察に問い合わせの電話。探す範囲も広げました。

そんな1週間が続き、無理だ。見つかるわけない。

あの子は、☆になってしまった。もしかしたら、私の身代わりか…。

昔から伝わっていることがあります。ネコ好きの方ならご存知でしょう。

オスネコは、飼い主に迷惑をかけないよう、いなくなって☆になること。

また、ケガや病気になると、自分の命を差し出し身代わりになると。

私はバイク通勤していましたが、あの子が帰らなくなった数日後のこと

バイクで走っている時に、横から軽トラにぶつけられ

一瞬倒れそうにフラつきましたが、何とか立て直し無事でした。

私が乗っていたのは、スクーターとかでなく250ccの中型でした。

幹線道路で交通量も多く、倒れれば後続車にもひかれる。

なのにケガ一つせず。これが、あの子の最後の自分の命をかけたお礼なんだと。

ブ―の息子、アンは交通事故で☆に。

クロは老ネコになり静かに過ごしていたのに

私が仔猫のビ―を実家に連れて行ったために家出を繰り返し、数年後に☆に。

老ネコは後から仔猫や若いネコが来ると「自分はもう不要なんだ」と

思い込み家出してしまうのです。

分かっていたけど、クロなら大丈夫だと思った私のせい。



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