なんちゃって町内陸上

世界陸上だのオリンピックだのマラソンだの、うんにゃら大会がテレビでやっていると、とーちゃんは「ちょっと、ジョギングしよう。ウォーキングでもいい。散歩でもいいからさぁ」と、必ず言い出す。どうせ町内をぐるりと回るだけのなんちゃって町内陸上。数日前の夜に、ほぼ無理矢理に一緒に連れて行かれた。私が一緒だと確実に散歩になる。２４秒マラソンだってできやしない。ウォーキングで早歩きしただけで、翌日には足がつる。往復３キロだが、近所の川沿いを歩く。なんだか人が多い。どこかでお祭りか？と思ったが、皆汗だくになっている。そんなに走らなくても充分に痩せているじゃないかと思える人ばかりだ。追い抜かれるたびに、そのスタイルを見て、私へのイヤミかい？と思えてくる。中には、一家揃って走っている家族までいた。とーちゃんと同じになんちゃって町内陸上の人たちばかりだった。
翌日も、とーちゃんはなんちゃって町内陸上に行くつもりだったようだ。が、遠くで雷の音がしたから「私はムリ。行かない。絶対にヤダ」と即答。「じゃあ、一人で行ってくる」ととーちゃん。「雨降ってきても雷なっているから、迎えにはいかないよ。帰りにコンビニ寄ってきてくれない」と買い物を頼む。さっそうと家を出たとーちゃんは、１０分ぐらいで帰ってきたのでビックリした。「え～、もう帰ってきたの？猛ダッシュでもしたの？」と聞いたら、「空がすごくピカピカ光って雷が近くなってきたからコンビニ行っただけぇ」と、とーちゃんが返事してるうちに落雷と豪雨。結局、とーちゃんのなんちゃって町内陸上は一日で開会と閉幕となった。

オカン（観）察日記 その1

はじめまして、いつもオカンの当ブログを読んでくださっている方々へ…時々このブログ「とーちゃんの話」に話題を提供しているちょいデブおやじことオトンです。普段筆無精で通っているワタシが、書きとめずにはいられないことが起きたのだ。人のブログに手を加えるということは世間一般ではあり得ないことなのでしょうが、このブログを設置した責任者（共犯者）として良しとしよう。（自分で納得！）カテゴリーに「かーちゃんの話」を追加しちゃお！
普段オカンは、「とーちゃんの話」でワタシの奇行・ダメぶりを面白可笑しくちょい誇張気味に書いているようだが、ドッコイ・どっこい・ドスコイ、内のオカンも人のことを言えた義理ではない！！
昨晩の出来事……
ワタシが風呂から上がると、目の前にすりこぎ棒が…！？なんじゃ？？オレは置いたつもりはない！！こんな遅くに蕎麦でも打つのか？ゴマすり？殴られる？？…頭の中をあ～でもない・こ～でもないと訳のわからん事が駆けめぐり、オカンに一言「コレ何すんだ？」。すると帰ってきた返事が「お腹の贅肉を伸ばすの！」と平然とのたまわったのだ。ワタシは「あ”～～～～～？？！」空いた口が………一昨日の○○kgオーバーがショックだったのは理解できたが、とうとう脳まで容量オーバーで事の処理ができなくなったのか？お腹の上をあのすりこぎ棒でコロコロするのか？オカンのやる事は、時々ワタシの理解を遙かに天城峠・エベレスト越えする。
冷静にオカンがすりこぎ棒で贅の肉をのば～し・のば～ししている姿を想像すると………伸ばせたとしても、そのお肉は体内を移動するだけで体重減らないじゃん！！！
…てなことがありました。今後、この様なオカンの奇行があったらまた寄稿しよっと！

スペシャルサンクスbyオトン

不機嫌な娘二匹

先日、うちのヤンキー娘二匹にノミ駆除剤をつけた。液が乾くまで、なめないようにＴシャツを半分に折って着せた。二匹のネコたちは、このＴシャツが大嫌いなのである。たぶん、拷問服と思っているに違いない。着せるだけでもものすごーく不機嫌な顔になる。「乾くまでだからね」と言って聞かせるが、下から私の顔をジーッとにらみつける。「そ、そんなに怒らなくても・・・」といくらなだめてもご機嫌ななめはなおらない。あまりに不機嫌なので、写真を撮ろうとしたが、「キュウ～」「ウリ～」「ほら～こっち向いてごらん」と何度声をかけても目を合わせない。
なんて、わかりやすいネコたちなんだ。それにしても、ウリが水玉模様のシャツを首にまくと、小鉄の漫画の「ジュニア」にそっくりで笑ってしまった。ウリのケンカも頭からまっすぐに突っ込んでいく姿は「ジュニア」そっくり。一応、ウリはメスだけど。