ニセニセニセジュニア

うちのヤンキー娘の一匹、ウリは「小鉄とジュニア」のジュニアに性格が似ている。網戸ごしでも外ネコの姿を見ると、すぐにケンカを売る。みさかいなく、頭突きでつっこんでいく。あのマンガでは、ジュニアの「ニセニセ君」というネコが登場する。同じ色と模様のハンカチがあったので、ウリに「ウっちゃ～ん、ジュニアごっこしよ～」と首に巻いてみた。「ウリちゃん、似合うよ。その不機嫌な顔もジュニアそっくり～」と写真を撮ったらさらに不機嫌になってしまった。ウリの場合は、「ニセニセニセジュニアちゃん」になってしまうのか？

ベランダから転けたネコ

このネコが、昨日のウリが転けたら、ベランダから下の屋根に転けて落っこちた、メスの外ネコ。たぶん、どこか近所のネコだと思うが、何を勘違いしとるのか、毎日うちの庭やベランダにいすわっている。似たのがもう一匹いて、二匹でいつもつるんでいる。本格的に勘違いしているのは、スキあらば家の中に入ってきてしまう。以前、玄関の扉を開けて荷物を出し入れしていたら、いつのまにか入り込み、階段に座っていた。「なぜ、うちにネコが３匹いる？」という具合だ。
この写真は、昨日こけてからまたベランダにはい上がってきたところ。手すりの向こう側のギリギリの所で寝ころんでいたから、転けて落ちてしまった。網戸を開けて写真を撮ろうとしたら、すでに家の中に入ろうという視線。「入ったらダメだって。ここは、君の家じゃないんだから。ウリが怒るからダメだよ」と言ったら、ネコパンチをくらってしまった。たぶん、転けて不機嫌だったのだろう。それにしても、私は外ネコより格下なのかい？

ウリが転けたら皆転けた

仕事をしながら自分で作ったおにぎりを食べていた。いつも１階にいるウリが、珍しく足元でウロウロ。半分食べたおにぎりを机の上においたら、私の横にある資料が山積みになっているキャビネットの上にウリがよじ登ってきた。食い意地が張っているウリは、何かを食べていると「なに食ってる？」という具合に必ず確認にくる。キャビネットから机に手を伸ばそうとしたが届かず。
「そんなところに乗ったら、崩れる・・・」と言っているそばから、ウリが転けた。山積みの資料も転けた。その音に驚いて、ベランダのはじっこで昼寝をしていた外のネコも１階の屋根に転けて落ちた。外ネコが転けて落ちる音に驚いて、階段の踊り場で寝ていたキュウも階段から転けた。
ウリが転けた、皆転けてもうた。マンガみたいなネコだぁと笑えたのもつかの間。なんてこったぁ～、崩れた仕事の資料は、とんでもないことになっている。オイオイ、一体誰が片付けるんだい？