これは、3話だけで完結します。
※今回は写真はありません。いつもの昭和ジョ―クもなしです。
「最初に出逢った運命の子」3話は、大切なネコ友さんへのメッセージ。
この話しは、自分の心の中だけに秘めておきたかった。
忘れたことなどない、でも思い出したくない。
心の中でまた葛藤が始まるから。
「最初に出逢った運命の子」は、ブ―のことです。
ブ―が私にネコの全てを教えてくれました。
絶対に同じとはいえませんが、おすネコで家と外へ自由に出入りしている子は
自分の寿命をさとると、飼い主に迷惑をかけないように
見つからない場所にいき、☆に帰ります。
ブ―は私が仕事に行くときは必ず玄関までついてきて「にゃぁ」と一言。
ある日、仕事に行こうしたら私にしがみつき中々放してくれませんでした。
それが、あの子との最後だとは思いませんでした。
結婚して実家を離れた、ある日のこと母から電話が
「ブ―が、ずっと帰ってこないの、もう6日も」
すぐにバイクに乗り実家に行き、懐中電灯を持って探しに。
オスの行動範囲は半径1キロ、まずは、近所から探し
翌日は保健所、警察に問い合わせの電話。探す範囲も広げました。
そんな1週間が続き、無理だ。見つかるわけない。
あの子は、☆に帰ってしまった。もしかしたら、私の身代わりか…。
昔から伝わっていることがあります。ネコ好きの方ならご存知でしょう。
ネコは飼い主がケガや病気になると、自分の命を差し出し身代わりになると。
私はバイク通勤していましたが、あの子が帰らなくなった数日後のこと
バイクで走っている時に、横から軽トラにぶつけられ
一瞬倒れそうにフラつきましたが、何とか立て直し無事でした。
私が乗っていたのは、スクーターとかでなく250ccの中型でした。
幹線道路で交通量も多く、倒れれば後続車にもひかれる。
なのにケガ一つせず。これが、あの子の最後の自分の命をかけたお礼なんだと。
ブ―の息子、アンは交通事故で☆に。クロは老ネコになり静かに過ごしていたのに
私が仔猫のビ―を実家に連れて行ったために家出を繰り返し、数年後に☆に。
老ネコは後から仔猫や若いネコが来ると「自分はもう不要なんだ」と思い込み
家出してしまうのです。分かっていたけど、クロなら大丈夫だと思った私のせい。
※大切なネコ友さん、私も同じような経験をしています。その辛さ、さみしさ、悲しみは
たぶん一生ついてきます。愛情の深さの分。いや、数倍かもしれない。
ゆっくりでいい、無理せず一歩づつでいい、前に踏み出してください。
心の中でそう願っているネコ友がいることは確かです。
※大切なネコ友さんの目にとまれば、いいのですが。
数日間だけ、更新せずにこのままでいます。
いつも応援してくださっている皆様、昔の記事の方が笑えますので
2010年2月より前の記事がおすすめです。