御宿かわせみシリーズの第一弾です。昭和48年、小説サンデー毎日に掲載されたのが始まりのようで、30年以上も続いているロングセラー作品なのです。さて、小説の舞台は黒船が現れた幕末。元同心の娘だったるいが、思うところがあって武家を捨て「かわせみ」を開業し、恋人の神林東吾が幼馴染の岡引と活躍する人情捕物帳なのです。この二人いずれは一緒になるのですが、本編ではまだ通い婿なのです。