大昔の商家を舞台にした、遺産相続を巡る人間模様が軽快に描かれている。「花のれん」もそうだが、山崎氏の大阪弁の使い方がストーリーをいっそう身近な物にしているように感じる。図書館の「や」の棚はかなり読み尽くしたなぁ。