行きつけの湯屋が休みなので、八丁堀の大黒湯へ行ったかわせみの番頭嘉助は、和泉屋のおよねという女の子がいつも湯屋で稽古事の息抜きしているのを知るのです。土用の桃の湯でにぎわう、その大黒湯で同心が刺殺されると云う大事件が起こります。八丁堀七不思議の一つ、“女湯の刀掛”が生んだ悲劇とは・・・。ほか8篇を収納。 明日から東京。このところ週末と週明けは出張なんだよねぇ・・・。