第145回直木賞、池井戸潤さん(48)の「下町ロケット」。技術大国・日本の原点を思いこさせる内容、そして大企業のエゴを辛辣に描いている。どちらかと云えば、小説に出てくる帝国重工と同じような企業に身を置く私としては見につまされますね。元気が出て、やる気が湧いてくる企業人にはお薦めの一冊です。