鼠小僧次郎吉が1832年に捕縛され、市中引き回しの獄門として処刑された後、次郎吉が隠れ蓑として使っていた材木商と彼の妻と子を引き受けた友人の祥吉が、材木商としての大商いをやり遂げてい物語。その子「太次郎」が和歌山新宮への船旅で成長していく姿は微笑ましく、同席した水戸藩士たちが舞台をキリッと引締めている。 明後日から千葉です。