この短編集は昭和15年から35年までの20年間に書かれた、10編の作品が収められている。全編共にコミカルな部分があって楽しめる一冊だ。特に「わたくしです物語」は痛快なこっけい小説で、登場人物それぞれの動きに抱腹させられましたね。