最近、牛丼屋さんにはまってる。もうちょっと正確に言うと、一人で牛丼屋に入るのにはまっている。
実は今まで、牛丼屋というものに一人で入ったことがなかった。友達や旦那さんと入った事はある。でも、一人で挑戦したことはなかった。なぜなら、女性一人で入るのがちょっと怖かったからだ。あのU字みたいなテーブルに座って、果たしてちゃんと淀みなく注文し、手早く食べてスマートに店を出られるか、不安だったのだ。どれにしようかなー、とか迷ってる暇あったら、さっさと注文しろ、そして早く食え、みたいな感じになるに違いない、そうなったら怖くて牛丼も味わえないと思い一人では入れなかった。旦那さんからも、吉野家に入ったらまずは注文だ。間髪入れずにこういう風に言え。ギュウドントクモリツユダクギョクオシンコミソシルセットと言え。と脅されていた。昔、ネットで吉野家のカウンターは戦場のようなものだ、やるか、やられるかだ、と書いてあったのも思い出した。絶対に一人では入れなかった。
しかし、決して牛丼が嫌いな訳ではない。吉野家の牛丼、すき家のキムチ牛丼、松屋のハンバーグ定食は大好物だ。旦那さんが買ってくるテイクアウト大好き。
という訳で、今までランチの選択肢に牛丼屋さんが入ることはなかった。しかし、9月のある日、偶然、吉野家の100円引きクーポンが手に入った。牛丼から100円引いたら、なんと252円でランチを済ますことができるということに気づく。この安さに抗うのは難しい。ランチの相場はマックで食べたら500円。普通の定食屋さんだと600円から800円。ちょっとおしゃれなとこだと1000円超。
そ・れ・が!吉野家でクーポンつかったら300円以下。そう思うと吉野家の牛丼が断然食べたくなってきた。よしっと気合いを入れて、とりあえず牛丼並をこの100円引きクーポンで食べることを決めて多少注文の練習を頭の中でして緊張しながら吉野家に入った。
その日はお昼のピークを少し過ぎて13:00頃。自動ドアが開くと、しかしそこには予想していたU字みたいなテーブルカウンターはなく、マクドナルドにあるみたいなカウンターがあった。予想外の展開にわたわたしていると、カウンターの奥で笑顔のおばちゃんが「ご注文はこちらでどうぞー!」と明るく言ってくれた。そのおばちゃんの笑顔がとっても素敵だったのでちょっとほっとしながらカウンターに行く。
どうやら、この吉野家はマックみたいな方式の店でカウンターで注文してそれを自分で席まで持っていく方式らしい。
とりあえず決めてあった牛丼並をクーポン券を使って注文。linepayで代金を払おうとスマホでアプリを立ち上げている間に、すでに牛丼並がカウンターから出てきた。は、早い。すごい。少し感動しながら100円引きで牛丼並を手に入れて、広めの店内でテーブルを探す。ランチ時間過ぎてるし十分広いので、落ち着けるテーブル席を確保できた。
思ったより怖くなかったし、こかは戦場じゃなかった。何より店員のおばちゃんの笑顔が素敵で安心できる。
そして、牛丼はやっぱりおいしかった。
新しい世界を切り開いた満足感。美味しいし嬉しかった。
ここから、私の牛丼ライフが始まる。
次回はすき家編。
続く。
先日最終回を迎えたドラマのヒロインなら「良き・・・」というところ^^
「すき家」体験も待っています
初独り吉野家さん訪問成功おめでとうございます。
次回はすき屋健闘を祈ります。
中島みゆきの狼になりたい、にも出てくるように、深夜帯であればいろんなひとが居て、逆に入り易いんだけどね、お水系のオネイサンもひとりカウンターに座って、、、みたいな感じだし。
客ではなく、じつは店のほうが変わっていっているんですよ、やっぱり女子や家族を取り込まないとって。
ただ、朝5~7時、昼ピークは相変わらずですね、労働者階級のおっちゃんにとって昼飯そのものはちゃちゃっと済ませたいから。
一時、価格競争が勃発したころにTVのニュースでも取り上げられましたけど・・・
それでもやっぱり牛丼は‘吉野家’が一番!と感じています。
まぁ、付き合いが長いせいですかね・・・
味も吉牛が一番!と・・・
ただ、俺は逆で、あのカウンターが好きなんですけどね!
これまた付き合いが長いせいかな・・・
でもそう言えば、あのカウンターで支払いの時、キャッシュレスの場合、どうするんだろう・・・
気になる。(笑)