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FC岐阜の話題を中心に気楽に綴ります。
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全社愛知予選 マルヤス工業vsジェイテクトを観戦する。

2012-04-02 11:39:00 | JFL・地域リーグなどなど

 4/1

 仕事は休みだ。どこかへサッカーの試合を観にいきたいとうずうずするのも無理はない。ということであれこれ比較検討した結果、愛知県社会人サッカー選手権2次予選 兼 全国社会人サッカー選手権愛知県大会を観に行くことにした。

 「愛知県社会人サッカー選手権」という枠組みでは社会人No.1を決め、それは天皇杯の愛知予選へ繋がることになる。「全国社会人サッカー選手権愛知県大会」という枠組みでは昨年岐阜で行われ今年は東京で行われる全国社会人サッカー選手権大会、通称「全社」の東海予選に出場するチームを決めようという大会になる。ひとまずブログのタイトルは「全社予選」と表記した。

 さてどこの試合を観にいこうかということになるわけだが、東海リーグ所属のチームが出場する試合を、と考えマルヤス工業と愛知県リーグのジェイテクトの試合を安城市のデンソー高棚グラウンドへ観にいくことにした。

 キックオフは朝9:00。会場は最寄の東刈谷駅から2km強という立地。ということで7時過ぎに穂積駅から東海道線で出発する。途中刈谷駅で乗り換えて東刈谷で下車したのが8時過ぎ。そこからテクテク歩くと試合開始の5分くらい前に到着することができた。

 試合は開始早々右サイドから攻め込んだマルヤスがジェイテクトGKの位置をよく見たふわっとしたシュートを放ち先制。20分すぎにも追加点をとって2-0とリードするがジェイテクトも時折カウンターからマルヤスゴール前に迫る。しかし最後の精度に欠けて状況を打開できない。すると40分ハーフの前半終了間際PA内でマルヤスの守備陣が乱れたところをうまくついて1点返す。試合としてはこれで面白くなったが後半はスコアが動かず試合は2-1でマルヤスの勝利で終わった。

 マルヤスは最後は相手コーナーにボールを押し込み時間を使おうとしていて相当苦戦しているな、という印象が残った。マルヤスにとっては今シーズンの公式戦開幕ということもありうまくいっていないところもあるんだろうな、という戦いぶりだった。

第2試合はパスして家路につくと構内の桜が1輪だけ咲いているのに気がつき写真に撮った。岐阜はまだまだつぼみが膨らみかけてるかな?という程度なのでなんか得した気分になった。

 

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東海社会人トーナメントを観戦する。

2012-01-07 19:12:11 | JFL・地域リーグなどなど

 1/7

 仕事は休みだ。というわけで愛知県内で開催されている東海社会人トーナメントを観にいくことにした。愛知、岐阜、三重、静岡の各県の県リーグ1部の上位2チームが2つのブロックに分かれて2日間のトーナメントを戦う。勝ち抜けた2チームが今シーズン東海社会人サッカーリーグ2部へ昇格する。愛知学院大グラウンドと名古屋 港サッカー場が会場なのだが僕は港サッカー場へ行くことにした。

 港サッカー場を選んだ理由は三つあって

  1. JR東海道線とあおなみ線を乗り継ぐ交通の便がとてもよい。(ドア to ゲートで1時間位)
  2. 2試合とも愛知代表vs三重代表という組み合わせで気楽に観戦できる。(僕の第一の故郷は岐阜で第二の故郷は静岡だ)
  3. 多分twitterで実況かなにかすることになるんだろうけど、愛知学院大にはジュニア氏吉田鋳造氏が行っているので分散配置という形で東海リーグクラスタとして情報提供の一翼を担えるかな、と。(かなり大げさな使命感)

 運良くメインスタンドが開放されていた。お客さんも50人くらいはいるだろうか。メインスタンド中段のど真ん中で観戦することにした。ともかく今年のサッカー初観戦だ。

 第一試合は三重1位のマインドハウス四日市vs愛知2位の名古屋クラブ。マインドハウス四日市は東海リーグの在籍経験も豊富だし名古屋クラブにいたってはJSL2部に在籍していたこともあるそうだ。

 この日は終日北から南への風が強い。メインスタンドから見て左から右への風となるため風上、風下での戦い方がどうなるか?というのがポイントになるな、と思って観てみる。すると前半をスコアレスで終えたあとの後半16分に名古屋クラブの先制点は風に乗って伸びた豪快なミドルシュートだった。直後の後半18分四日市も素早い突破からゴール前の混戦を制して同点に追いつく。80分では決着が付かず10分ハーフの延長戦の延長後半1分に四日市が勝ち越し。この決勝点を守りきって四日市が明日の決定戦に駒を進めた。四日市は延長終了間際、同点ゴールを決めた7番の選手が2枚目のイエローで退場になってしまい明日は出場できないはずでこのことがどう影響するか?

 

 第二試合は愛知1位のFCゴールvs三重2位の本田技研鈴鹿FCの対戦。本田鈴鹿は東海リーグの経験も豊富だ。対してFCゴールは今回で10回を超える東海2部への挑戦なのだそうだ。調べてみると我らがFC岐阜もこのチームに勝って東海2部昇格を決めたらしい。また2007年1月の大会では岐阜から移籍した高木と橋元を擁するM.I.E.ランポーレFC・・・つまりは現在のFC鈴鹿ランポーレに0-4で敗戦している。この試合は鈴鹿スポーツガーデンで観戦した。橋元に跳ね返され、高木にかき回されとあのときは文字通り惨敗だった。今回はどうか?

 試合は前半風上にたったFCゴールが本田鈴鹿を圧倒する展開。前半24分PKで先制すると、風上の利を生かしてここ一番でロングボールを多用する。そして中央からサイドからと多彩に攻め立てる。一方本田鈴鹿は強風にうまく対処できていない様子。前半のうちに前線の選手を交代するなど修正をはかるもののうまく機能せず前半は3-0。後半4分に本田鈴鹿が1点返すもののFCゴールも突き放し終わってみれば4-1でFCゴールの圧勝だった。

 愛知学院大グラウンド会場との結果を合わせてこれで明日の決定戦は

  • 第一試合 アスルクラロ沼津(静岡1位)vsマインドハウス四日市(三重1位)
  • 第二試合 FC川崎(岐阜1位)vs FCゴール(愛知1位)

と各県の1位が港サッカー場に集結することとなった。それにしても第一試合の両チームの名前の文字数が多い。このブログの編集ページの箇条書き機能を使ってみたものの改行されて表示されてしまう方が多いのではないだろうか・・・

 明日は仕事でいけないのでそれこそtwitterの速報を楽しむことにしたい。ハッシュタグは #chiikisl と #tokaisl だ。

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【後編】地域決勝を観戦する。2011

2011-11-20 00:05:22 | JFL・地域リーグなどなど

 11/18 地域決勝1次ラウンドグループA 第2試合。

 第1試合でY.S.C.Cの圧勝を見届けた後クルマの中で昼食をとり第2試合の加古川-藤枝戦に備える。帰りになにかおいしいものを食べようということで嫁と示し合わせて小さなコンビニ弁当で手早く済ませた。

 さてその第2試合。加古川も第一試合のJSCとは一味ちがうこれまた素晴らしいカウンター攻撃を戦術に取り入れていた。4-1-4-1という陣形。2列目はほぼフラットに布陣している。この2列目が曲者で終始守備に重点を置いている。そして4人のうち誰かがセンターライン付近でよい形でボールを奪うと同時にワントップも含めた残りの4人が一斉に凄いスピードで前方へ展開し分厚い攻撃の基礎を築く。態勢が整わない状態でボールを奪った時は決して無理をしない。せいぜい近場の選手同士のパス交換で突破を試みる程度だ。この約束事が完璧に守られている。

 対する藤枝MYFC。われらが東海リーグの代表ということで肩入れして観ていたのだが。加古川のこの戦術が「しかけられた罠」のように藤枝を苦しめている。ボールを持たされているわけではないにせよ、パスが通らず相手にこぼれたりしようものなら相手のスイッチが作動し攻め込まれる。これは大苦戦だ。 すると後半30分過ぎ加古川が先制。いよいよ藤枝は苦しくなる。

 加古川は得点後もしばらくは同じような戦術を取り続けていていた。藤枝はうかつに前がかりになることができない。このまま終わってしまうか・・・と思われたロスタイムに藤枝がついに同点に追いつく。加古川の時間稼ぎが少し甘かった。とその直後藤枝の逆転弾が突き刺さる。結局2-1で藤枝が劇的な勝利を収めた。加古川は勝ってて最後どうするか?という部分が整理されていなかったかもしれない。

 試合後、どうしたものかと考えた挙句福井名物「ソースカツ丼」を食べようということで丸岡のヨーロッパ軒へ行ってみることにした。大盛りを頼むとこんなものが出てきた。

 カツが4枚乗っている。ものすごいボリュームだ。並盛りにしておけばよかった。ちなみに福島県会津若松で食べたソースカツ丼はこんな感じだった。

 ソースのからめ方に少し違いがある。会津のほうのソースカツ丼にはキャベツの千切りが敷いてあった。長野県駒ヶ根のソースカツ丼はどうだったか?画像がないので思い出せない。いつかこの3県にJリーグのチームが出来たら「ソースカツ丼ダービー」とか「バトルオブソースカツ丼」といったタイトルのイベントが試合会場で行われるに違いないと思った。

 ヨーロッパ軒をあとにして北陸道に乗り、途中の南条SAでお土産を買い込み8時前にはウチに戻ってきた。今回も実り多い地域決勝観戦だった。

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【前編】地域決勝を観戦する。2011

2011-11-19 21:56:42 | JFL・地域リーグなどなど

 11/18

 今年も地域決勝を観にいくことにした。嫁の休みもうまい具合に重なったため二人で出かけることにした。今年は1次ラウンドグループAの会場のテクノポート福井が目的地だ。自宅から170kmくらいの距離で日帰りで動くには手頃な距離だ。

 ETCの深夜割引の恩恵にあずかるべく3時過ぎに自宅を出て4時前に名神高速に乗り米原ジャンクションで北陸道に乗り換え北を目指す。途中の南条SAで車内をフルフラットにして仮眠をとる。目が覚めると7時を過ぎていてそのままそこで朝食をとり再び目的地を目指す。10:45の第一試合開始よりもかなり早く目的地近くまで来てしまったため会場に近いところにある東尋坊に行ってみることにした。

 3年前鳥取へ行ったときも「会場に近いから」という理由で鳥取砂丘に行ってみた。同じような図式だ。2時間ドラマのクライマックスシーンでおなじみの場所で真犯人はたいていここに現れる。

 しばらく散策して会場のテクノポート福井スタジアムに到着。Jリーグの試合も開催されたことがある素晴らしい会場だ。大会初日のこの日は北信越1位のJSCと関東1位のY.S.C.Cが第一試合、関西2位のバンディオンセ加古川と東海1位の藤枝MYFCが対戦する。今年も第一試合のJSCとY.S.C.Cの試合の冒頭を撮影してYoutubeにアップした。

 JSCにはFC岐阜からレンタル移籍しているフラビオ・ペレイラがいるしセカンドにいた松井直もいる。それに監督はセカンドの監督を務めたこともある辛島さんだ。一方のY.S.C.Cは地域決勝の常連でここ何年か悲願のJFL昇格にあと一歩というところで涙をのんでいる。どちらにも肩入れしたいところだが・・・

 試合は攻めるY.S.C.Cにしっかり守ってカウンター狙いのJSCという構図。JSCのカウンターはとても洗練されていてカウンター攻撃に備えて少しずつ陣形全体がコンパクトさを保ちつつスルッスルッとあがっていく。カウンター攻撃によくありがちな「ボールを奪った、それ行けー!」という感じがまったくない。なんどもY.S.C.C守備陣を慌てさせる。

 しかし25分ごろY.S.C.Cが先制。少しずつ守備がほころびを見せはじめる。結局前半を3-0で折り返したY.S.C.Cが後半も2点を加えてJSCの反撃を2点に押さえて5-2で勝利した。皮肉なことに後半のJSCのカウンターは選手交代の影響もあって「ボールを奪った、それ行けー!」といった感じのありがちなものになってしまった。

 続きは次のエントリーで。

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全社決勝 SC相模原 vs 東京23FCを観戦する。

2011-10-19 21:34:35 | JFL・地域リーグなどなど

 10/19 全社最終日。

 10時キックオフの3位決定戦に対して決勝は13時キックオフ。長めのインターバルを利用して昼食をとる。またまた無料のドリンクコーナーで今度はウーロン茶を頂いた。観戦に誘った職場の同僚は「いや、でもおもろいねー」と楽しんでいる。指導歴は長くても地域リーグ周辺の事情にはあまり詳しくないらしい。そんな彼が決勝を前に驚いていたのが東京都1部リーグ、東京23FCの監督。「うわ、アマラオや!!」とびっくりしている。ちなみに相模原の望月監督にははじめピンと来てはいなかったようだ。顔を見て「あー、あー、思い出した。でもすごいねぇ両方とも」という感じである。

 その決勝戦は比較的静かに始まった。場内は相模原のサポーターのチャントで満たされている。はじめは東京23が14番山村の左サイド突破で攻め込もうとしているが相模原は分厚い守備で受け止めている。受けきったところで徐々に相模原が押し返しはじめた。いわゆる横綱相撲である。東京23の攻撃がすこしずつ単発になってきた。14番山村があるときを境にパッタリと上がらなくなってしまったがこれはテクニカルエリアに出ずっぱりのアマラオ監督の指示だったのかもしれない。結局スコアレスで前半終了。

 ハーフタイム。今度はドリンクコーナーでファンタグレープをもらって飲む。「東京23の10番山本の動きはよっぽどなんか狙ってるのかもしれへんけどありゃイマイチや。でも17番田村がいろいろ仕掛けて崩そうとしてるね。地力は相模原が上やけどなんかあるねぇ」というのが同僚の感想。あとで彼のこの感想に「へぇ~」と感心させられることになる。

 後半開始。いよいよ相模原の攻撃が激しさを増してくる。東京23は防戦一方になり最終ラインがズルズル下がってくる。テクニカルエリアからアマラオ監督が大きなゼスチャーで必死に修正を図っている。それでもなかなか打開できない。このエントリーの画像は前半のものだがずっとこんな感じだ。相模原の先制も時間の問題か?

 ちなみに東京23のサポーターらしき人は見当たらなかったのだがアマラオ監督が現役を終えたFC刈谷つながりだろうか、小さな子供さんが「かりや、かりや」と声を出してスタンド内で遊んでいるのを親御さんが「このチームは東京っていうのよ」とたしなめている光景が見られたりする。だから東京23がピンチを凌ぐと「ふぅ~」というため息が相模原サポーターを除いたメインスタンドにこだまするようになる。判官びいきというのもあるだろう。

 場内が延長を意識し始めた後半30分近く、突然試合が大きく動く。負傷の治療で中断した試合がドロップボールで再開され、右サイドへ大きくフィードされたボールを処理しようとして前へ出てきた相模原のGKとDFが一瞬交錯。正確にいえばお見合いだろうか・・・そこへ猛然と走りこみワンタッチでふわっとしたシュートを放ったのはまさしく東京23の17番、田村だった。「おおーーーー」と歓声に包まれるスタンドの中「な?やっぱそうやったやろ?」と同僚は笑っている。観客に「どや顔」というものがあるのならまさにこれだろう。

 結局東京23が虎の子の1点を守りきり5試合全て無失点で優勝を遂げた。ピッチでは東京23の選手が喜びを爆発させ場内からは「アマラオ~」と歓声があがる。東京都1部リーグ。これは快挙といっていいだろう。初戦以外はすべて地域リーグ勢だ。

 途中まで表彰式を観てほかの観戦仲間に挨拶し同僚と帰路につく。「やっぱサッカーってええなぁ。京都から転勤してきてウチに3号球しかあらへんねん。ちょっとイオンタウン大垣によってもらってもいい?5号球買ってくわ」ということで寄り道をした。指導者としてだけではなく今でも現役でプレーしている彼のハートに火がついたようである。僕の観戦者魂~臨時駐車場では「観覧者」と表記されていたが~にも再び火が灯った。やはりみんなで観るから楽しいんだと思う。

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全社3位決定戦 愛媛FCしまなみ vs shizuoka.藤枝MYFCを観戦する。

2011-10-19 17:38:09 | JFL・地域リーグなどなど

 10/19

 仕事は休みである。こういうときにシフト制の仕事のありがたみを実感する。ということで大垣浅中陸上競技場で行われた全社最終日を観戦に出かけた。今の職場にはサッカー経験者で指導もしている同僚がいて彼と示し合わせて一緒に行くことにした。彼は小学生や中学生への指導経験が豊富らしく個人技の細かいところを日ごろから熱心に僕に教えてくれる。細かすぎて僕には難しい話もあるが楽しく聞かせてもらっている。今日も楽しみだ。

 愛媛FCしまなみはおとといのセカンドとSC相模原の試合のまえに赤坂スポーツ公園で初めて見た。対する藤枝MYFCは今年は6月にFC鈴鹿とのホーム試合を観戦している。

 5連戦の5日目、ということで両チームともやや動きが鈍いような感じもするが藤枝としては1ヵ月後の地域決勝を見据える部分もあるだろうし、愛媛しまなみは地域決勝を辞退するという話があり、もしそうなら今シーズンの最終戦だ。激しい攻防を繰り広げている。

 前半は明らかに愛媛しまなみが押している。藤枝は右サイドの守備がいまひとつだ。どうやらベストメンバーは組めていないらしい聞けば齊藤監督も所用で欠席らしくビブスをつけたサブの選手がテクニカルエリアで指示を飛ばしている。とはいえ愛媛しまなみも決定力にかける。

 前半30分ごろ少ないチャンスを生かして藤枝が先制。「愛媛しまなみの陣形がすこしずつ間延びしだしたなぁ」と感じた直後だった。そのまま前半終了。

 メイン会場入り口では無料のドリンクサービスがあり件の同僚とコーラをもらって飲みながら前半の感想などを話して過ごす。いろいろ話し込んでいるうちに後半が開始された。そろそろもどろうかとスタンドに戻ったそのとき藤枝が2点目をあげる。

 依然として活発に攻めているのは愛媛しまなみだが今ひとつ決め手を欠く試合展開。しかしその5分後、愛媛しまなみが左サイドからのクロスをドンピシャのヘッドであわせ1点を返す。素晴らしいゴールに場内から歓声があがる。

 結局試合はそのまま決し、藤枝MYFCが3位に入った。試合後愛媛しまなみのサポーターが最後の力を振り絞って選手たちにエールを送る。ついおとといの自分のことを思い出してしまう。言い訳だろうとなんだろうとあの時は夜勤入り前で僕としては最後の力を振り絞るわけにはいかなかった。

 3位決定戦というものにピンとこなかった、というのが試合前の正直な印象だったがいつも観ているサッカーの試合となんら変わらない風景がそこにはあった。

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全社準々決勝FC岐阜SECOND vs SC相模原に参戦する。

2011-10-18 18:56:38 | JFL・地域リーグなどなど

 10/17

 前日深夜まで仕事をする羽目になりこの日の全社に関する情報を集めてみる。17日は夜勤入りで、正直いって大垣赤坂スポーツ公園で13:30開始のこの試合に参戦するかどうか迷っていた。

 ところがやはり月曜日の試合となるとなかなかサポの人数も揃わないということがわかり意を決して参戦することにした。一時は一人サポも辞さず、と覚悟もしたが顔見知りの何人かは参戦できるらしい。ある程度コールリードもやらねばならないだろう、という状況だ。こういっては何だがセカンドの選手を遠目からみてパッと判別しコールを切れるほどは精通していない。ということで大会本部近くに設置されるスタメン表を早めに入手して仮のフォーメーションを段ボールに書き出してコールに備えることにした。

 当日、朝一でこなさないといけない所用を片付けて赤坂スポーツ公園に到着したのは11:30ごろ。会場では第一試合の愛媛FCしまなみとFC KAGOSHIMAの試合が行われている。FC KAGOSHIMAにレンタル移籍中の山内や先日の天皇杯でFC東京のルーカスのPKを止めた17歳のGK船川をじっくり観てみたかったが早々に本部テント近くの書類入れ近くをウロウロしながらフェンス越しにこの試合を眺めることにした。

 延長の末、劇的ゴールで愛媛FCしまなみが勝利したあとさっそく準備にとりかかる。準備とはこの場合「試合が始まれば何とかならぁ」と腹をくくることだ。もちろんフォーメーションボードは作った。ちなみに愛媛FCしまなみのサポは決勝点を目の当たりにして勢いあまって観客席とピッチの境界を示す三角コーンとコーン・バーを派手にバラバラにしてしまっていた。まぁ、珍プレーのうちだろう。

 対戦相手のSC相模原は昨年神奈川県リーグに在籍しながらJリーグ準会員になり優遇措置で地域決勝にも出場した話題の強豪だ。今年は関東2部に在籍し一時は元FC岐阜の監督を務めた戸塚哲也さんが指揮を執っていた。選手入場からキックオフまでの間のコールやチャントをなんとかリードし僕も試合に入り込む。次第に選手のコールはちーな君、チャントの切り出しは僕という具合に役割分担が出来ていく。まさに急造コールリーダーコンビだ。周りの人たちも声や手拍子を合わせてくれる。セカンドのサポートの中心人物といって差し支えないだろうつるさんの不在はやはり大きい。それだけに周りの人々もただならぬ状況を察知して協力してくれる。「普段はFC鈴鹿を応援しています」と名乗られる方も加勢してくださる。これは心強い。

 SC相模原は体格でセカンドをかなり上回り高いフィジカルを生かして攻め込んでくる。競り合いでウチの選手が吹っ飛ばされるのも2度や3度ではない。と、ここまで書くと昨年の藤枝MYFCを連想するがもう少し攻撃がバラエティに富んでいる。という印象だ。

 前半の30分近くに左サイドを破られて失点。「うまくいけばスコアレスで前半を終えられるかも」という目論見は外れてしまった。それくらい攻め手を欠く前半だった。とはいえ0-1での折り返しはGOODとはいえないまでもTOO BADでもない。ベンチワークに期待だ。

 後半開始時に安西を下げ田端を投入。後半15分に瀬古と栗本を2枚替えで投入。これで運動量が劇的に変化した。すこしずつ押し込めるようになる。分厚い相模原に対してキレで対抗できるようになってきた。というところだろうか?

 すると後半30分近くに相手のバックパスをスティールした細野がPA内で倒されPK獲得。これを松江が冷静に決めて1-1の同点に追いついた。僕はといえば戦況を追うのに精一杯ではじめそれがPA内だとは思わなかった。目と鼻の先で起きた出来事にも関わらずだ。

 これで情勢は逆転した。ウチの運動量が相手を圧倒する。前半あったかどうかわからないCKやゴールに近いところからのFKを何度もゲットする。交代枠を使い切っているウチとしてはできれば80分で決着をつけたいところだ。相模原の選手も必死に守っている。

 アディショナルタイムに突入か?という時間帯になり奪われたボールが自陣右サイドにロングパスで運ばれてしまった。ゴール前で待ち構える相手選手にパスがつながれ失点。ウチの選手がなにやら主審に詰め寄っている。どうやらオフサイドをアピールしているらしい。セカンド側からの観客席からも怒号が飛ぶ。しかしこれで判定が覆ることはない、というのが長年サポをやってきた僕の経験則だ。残り短い時間に全てをかけるしかない。

 30秒後。タイムアップの笛が無情にも吹かれてしまった。おさまりのつかないウチの選手は試合後も審判団に食ってかかっている。

 

 

 相模原の27番、ボランチで攻撃を仕切っていた佐野裕哉は以前V・ファーレン長崎在籍時にFC岐阜のトップと大分での地域決勝の決勝ラウンドで対戦している。双方とも結果いかんでJFLの入れ替え戦に回れるか回れないかという状況のリーグ最終日だ。

 このときも倒れた選手を治療するためにボールを出すとか出さないとか「不用意な」アピールの間にウチが攻め上がり決勝点を入れたと聞いている。もっともウチは引き分けでもよい状況だったし、なにぶん試合を観ていないのでなにが真実なのかは踏み込めないしその気もない。

 だけどその試合後の長崎の選手のアピールは、今僕の目の前で繰り広げられている光景とそっくりだったんだろうなぁ、と容易に想像することが出来た。「佐野のチーム相手にこの結末じゃぁ仕方がないなぁ。」と何故だか納得してしまった。やんちゃではあるが苦労してサッカーを続けてきた選手だ。と聞いている。

 

 

 サポ席に選手が挨拶にやってきた。彼らの今シーズンはこの日で終わる。この場につるさんがいないことがなんだか申し訳ない。だけど選手たちを精一杯称えてあげたいということでみんなで「セカンド岐阜!」コールをしてうなだれる彼らを鼓舞し、称えた。

 試合後、現実に戻る。夜勤入りに備えて大慌てで撤収する。会場をあとにしてクルマで職場へ出発しようとしたその頃、なんとなくモヤモヤしたものが心の中に湧き上がってきた。サッカーは続いていく。

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全社1回戦FC岐阜SECOND vs MATSUE CITY FCに参戦する。

2011-10-15 20:43:35 | JFL・地域リーグなどなど

 10/15

 第47回全国社会人サッカー選手権大会が岐阜県内各地で開幕した。正確には前日に開会式が行われたそうで公には10/14開幕、ということらしい。

 大垣の浅中公園総合グラウンドでFC岐阜セカンドの初戦、中国リーグ所属のMATSUE City FC戦に参戦してきた。浅中では陸上競技場と多目的広場の2箇所で試合が行われている。前日の仕事疲れから嫁ともどもすっかり寝坊してしまいキックオフぎりぎりに会場の多目的広場に到着した。こぶりながらメインスタンドもあり僕が今まで行った会場の中では湖南や藤枝市民によく似ている。

 前日の夕方くらいから結構激しく降り続いた雨はひとまずあがり芝も水は含んでいるものの良好なようだ。とはいえ空はどんよりと曇りいつ降りだしてもおかしくない空模様だ。

 試合開始直後はお互いに相手の出方をうかがうような展開でボールがいったりきたりしていたが徐々にセカンドがペースを握り左右にボールを散らし始めた。立て続けに得点を重ね前半は4-1で終了。安定した試合運びに見えた。1失点もやや不運が絡んでのもの。気にしていても仕方がない。

 ハーフタイムにMATSUE Cityのサポさんと話す機会に恵まれた。ファジアーノ岡山がJFLに昇格して以降の中国リーグは各チームの実力差が徐々に縮まり混戦模様だとのことだ。

 後半開始。ここから若干試合の流れが変わってくる。MATSUE Cityがセカンドの攻撃に対応し徐々に攻め込んでくる。セカンドの細野を押さえ込めるようになったのが利いているようだ。カウンター気味に少ない人数で攻め込まれたときにピンチが生じ時間をおかずに2失点。4-3にされたとき相手の選手が猛然とボールを抱えてセンターサークルに戻ってきた。息を吹き返すとはまさにこの状態。これはまずい。

 しかし次の得点の挙げたのはセカンドだった。コレで大勢は決し終了間際にも追加点をあげて終わってみれば6-3という大変大味な試合だった。

 3失点に関しては伊藤監督からお小言のひとつも飛ぶだろう。とはいえ2年ぶりの出場、しかも開催県枠ということで初戦突破で弾みをつけて勝ち進んでもらいたい。

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東海リーグ2部 長良クラブ VS 春日井クラブを観戦する。

2011-10-09 22:28:48 | JFL・地域リーグなどなど

10/9

 2ヵ月以上サッカー観戦をできずにいた。正直に言えば無理矢理にでも時間をつくるという努力もしていなかった。その代わりに8月の後半くらいからセカンド用のダンマクをコツコツ作ったりしていた。今の自分のライフサイクルからするとしっくり来る活動だったりする。

 で、本日。ようやく時間が取れた。夜勤明けで1時間半ほど仮眠をしてから自宅から近くの岐阜市北西部グラウンドへ東海2部の長良クラブと春日井クラブの1戦を観戦してきた。FC岐阜のトップの練習場としておなじみだがフェンスの外の見学用のベンチだと西日がきつくいまさら日焼けするつもりもない、ということでピッチの南側の建物の影になるところに腰掛けての観戦になった。ちょうどホーム側のゴール裏になる。

 14:00ちょうどに予定通りキックオフ。前半は春日井クラブが攻め込む場面が多い。春日井の10番と17番の選手が体格がよくてゴリゴリ攻め込んでくるが、ひょっとしたら長良が相手に持たせているだけなのかもしれない。そんなに危ないシーンはない。長良は前半はカウンターがメインの攻撃だった。ひとつビッグチャンスが生まれるが惜しくも決まらなかった。

 後半、明らかに長良がギアを上げてきた。主に右サイドからの組み立てだが大胆なサイドチェンジも交えて前線に人数をかけているのがよくわかる。とはいえ最後のプレーに精度がなく得点できない。

 これはスコアレスドローか・・・と思われた終了間際僕の座っているところとは反対側のはるかかなたで春日井が先制。その後長良も押し込むもののそのまま試合は決着し春日井クラブが1-0で勝利した。

 2ヶ月もブランクがあり、かつ夜勤明けで疲労を背負っていてピッチレベルのゴール裏での観戦となるとなかなか戦況も把握できない。しかも2週間ほど前に手に入れたばかりのアンドロイド携帯を触りながらだ。とはいえ観戦仲間とうだうだ話しながら生で観るという行為は今の僕にとって「最高の」とはいわないまでもなかなかの贅沢だ。やはりこれからはすこしづつでも時間をつくっていろいろなサッカーを観にいこうと思う。

 

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東海リーグ1部 FC岐阜Second vs FC鈴鹿ランポーレ に参戦する。

2011-07-31 20:09:52 | JFL・地域リーグなどなど

 7/31

 長良クラブとコニカミノルタ豊川の試合が終わったあと早速バックスタンドに横断幕を張るお手伝いをし、一服しているとなにやら雲行きが怪しくなりあっという間に土砂降りに。あわててメインスタンドの屋根の下に避難したが、なんとピッチ上のラインが豪雨に全て洗い流されてしまい跡形もなく消えてしまった。雨が止んだあとラインを引きなおしたりした関係で予定から30分遅れの15:30にキックオフとなった。

 さて試合は攻めるセカンドに守る鈴鹿、という構図で始まったのだがとにかく鈴鹿の守備の出足が早い。特に前線中央での細野に対するポストプレーへのチェックが厳しい。それに大事なところでのパスがいまいち弱い。雨を含んだ芝に泣かされているようだ。思えば試合前の練習は雨が降り出す前だった。イメージがずれてしまっている。

 前半終了直前、東間が負傷退場。安田が代わりに入ったが前半はスコアレスで終了。思えば手ごたえはあるものの確信がない、といったハーフタイムではあった。

 後半開始早々スルスルっと攻め込まれ失点。「まだ大丈夫」という感じではあったが相変わらず鈴鹿の早い寄せに四苦八苦している感じ。とにかくいい形でペナルティエリアに持っていけない。ミドルシュートをもう少し見たかった。結局試合はそのまま決し0-1で残念ながら負けてしまった。鈴鹿はあれだけの運動量で守っていればいつかはバテてくるだろうと踏んでいたのだが一雨降ったあと涼しくなったというのも試合の流れに影響したのかもしれない。

 試合後鈴鹿の高木監督と水谷がこちらのサポ席へ挨拶に来た。高木監督は「ゴメン」とばかりにこちらに手を合わせている。こちらとしても「仕方ないわなぁ(笑)」という感じ。

 やはり東海1部初年度ということで岐阜セカンドも思うように行かない部分も多々あるということだ。今後1部への残留という最低限の目標をしっかり達成した上で、全社、天皇杯を見据えて頑張ってほしい。

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