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FC岐阜の話題を中心に気楽に綴ります。
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東海リーグ2部 長良クラブ VS コニカミノルタ豊川を観戦する。

2011-07-31 18:57:51 | JFL・地域リーグなどなど

 7/31

 久しぶりにフリーな日曜日、と言うわけで食材の買出しなどを終えて自宅で軽い昼食をとった後長良川球技メドウへ久々のサッカー観戦に出かけた。この日メドウで行われる試合は2試合。東海2部の長良クラブ VS コニカミノルタ豊川と1部のFC岐阜セカンド VS FC鈴鹿ランポーレだ。

 12:30の試合開始を少し過ぎた頃に会場に到着。観客は結構入っていて100人くらいは間違いなくいる。長良クラブの試合を観るのは2年半ぶりくらいで前回はメモリアルでの東海社会人トーナメントの昇格決定戦の伊勢ペルソナFC(現ISE YAMATO FC)だった。あの時長良クラブは伊勢に負けて東海2部昇格を逃している。

 長良クラブは走力、パス回しでコニカミノルタ豊川を圧倒している。その上でベンチからも激しいコーチングの声が届き細かい修正を図っている。前半は1-0しかし後半は怒涛の4得点で終わってみれば5-1で長良クラブの圧勝だった。コニカミノルタ豊川は最後はガス欠といったところだろうか。

 長良クラブは東海2部初年度の今年、堂々とした戦いぶりで昇格争いにも加わろうかという勢いだ。今後の戦いぶりに注目したい。

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東海リーグ1部 矢崎バレンテ vs FC岐阜Secondに参戦する。

2011-06-07 21:14:03 | JFL・地域リーグなどなど

 6/5

 藤枝市民グラウンドのダブルヘッドライナーの2試合目、矢崎バレンテとFC岐阜セカンドの1戦。1試合目で会場を盛り上げてくれたスタジアムDJは藤枝MYFCのボランティアということで撤収してしまい静けさのなかでの試合開始となる。

 序盤こそ岐阜セカンドが押し込んでいたものの少しずつボールが繋がらなくなる。FW29細野がいい形でボールを持たせてもらえない。徹底的にマークされている。そうこうしているうちに右サイドをえぐられたところからクロスを上げられ頭で合わされ失点。2人にやられてしまった、という感じだった。

 後半に入ってもなかなか打開できない状況が続き岐阜セカンドは主に選手交代で修正を図っていく。それでもなかなか思ったようなプレーをさせてもらえない。 考えてもみろ、相手はあの矢崎だ。3年前の地域決勝で町田ゼルビアをあと一歩のところまで追い詰めた堅いディフェンスとキレのあるカウンター。FC岐阜のトップも2006年シーズンの3度の対戦では手を焼いた。

 とはいえもがき苦しんでいる岐阜セカンドに付き合っているうちに疲れが出たか後半開始後しばらくして一気に矢崎の運動量が落ちてくる。ここを勝負どころとみた岐阜セカンドは松江のヘッドでまず同点。それから時間を置かず吉崎のヘッドで逆転。ついに試合をひっくり返した。

 普通ならここで勝負あり。ところが矢崎は2枚腰だった。ロスタイムに入ってスルスルっと矢崎の萩田が岐阜の右サイドを切り裂くと岐阜の選手がPAで倒してしまい主審はペナルティスポットを指差す。痛恨のPK献上だ。これをきっちり決められて同点。それから間もなくして終了のホイッスルが鳴った。

 試合後の感想は、「とにかく追いついてよかった。追いつかれて残念」といったところ。なぜか逆転して爆発させた喜びが欠落してしまっている。試合後2日以上たったこの段階でもそうだ。剣道の世界で「勝ちに不思議の勝ちあり~」という格言があるがこの試合は「不思議の引き分け」といったところだ。次に矢崎と対戦するときはきっちり白黒つけてもらいたいものだ。

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続・東海リーグ1部 藤枝MYFC vs FC鈴鹿ランポーレを観戦する。

2011-06-06 23:29:54 | JFL・地域リーグなどなど

 6/5

 藤枝と鈴鹿の1戦を見届けた後急いでクルマに戻りゲーフラをとってくる。なにせインターバルは20分弱しかない。ゲーフラを抱えて藤枝市民グラウンドのメインスタンドの入り口の前を通過するとソコには鈴鹿の高木成太監督がいた。光栄にも僕のことを覚えていてくれて声をかけてくれた。

 「厳しいっすね。」失礼ながら僕が最初に思いついた言葉がこれだった。監督は頷いている。「でも立て直してお互いよい状態でウチともう一度戦いましょう」と僕が続けると監督は「わかりました。ありがとうございます。」と応じてくれた。こういっては僭越だが監督の風格を醸し出している。なにかはわからないけれどはっきりしたビジョンが彼には見えている、という印象を受けた。4年半前「昇格請負人」として選手の立場でランポーレを率いたあの時からの流れを確実に彼は意識している。意識してなければ僕に声はかけてこない。

 幸か不幸かランポーレには「移転」という歴史があり高木成太という男と「ランポーレ」というクラブの絆を肌で知っている鈴鹿サポーターは皆無に近いはずだ。だからこそ生意気を承知で彼らに言っておきたい、彼は信頼に足る男だ。

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東海リーグ1部 藤枝MYFC vs FC鈴鹿ランポーレを観戦する。

2011-06-06 22:47:44 | JFL・地域リーグなどなど

 6/5

 この日も仕事を休みにすることが出来た。というわけでこの日は久しぶりに遠出をして藤枝市民グラウンドに東海リーグの試合を観にいくことにした。藤枝-鈴鹿と矢崎-岐阜セカンドのダブルヘッドライナー。なんでも高速休日¥1000ももうすぐ終わってしまうらしい。麻生内閣時代に始まった僕にとっては素晴らしいこの政策も震災などの影響など昨今の事情を鑑みれば致し方ないか・・・

 朝7時前に自宅を出発して10時前に焼津ICで降りる。そのままIC近くの焼津さかなセンターへ、というのが藤枝遠征の定番だ。

9時オープンなので敷地内の駐車場はまだ空いていてよい場所に停めることが出来た。と、後続のクルマ中には見覚えのあるFC鈴鹿のレプユニ・・・鈴鹿サポーターのナカニシさんだ。ガッチリ握手し、FC鈴鹿の近況などを尋ねてみる。苦労も多いようだが非常に前向きな言葉が返ってきた。ナカニシさんたちはそのまま魚売り場の中の食堂へ入っていった。海鮮丼の類を食べるに違いない。まさにというやつである。

 一方ウチは嫁の指揮の下まずは買って帰るトロアジの開きを見定める。相変わらず売り場のオバチャンの商魂はたくましく立ち止まってボーッと商品を見ていようものなら素早く体を寄せて新鮮な海産物を次から次へと売りつけてくる。まさに「人も魚も動く商売」だ。近代サッカーに通じるものがある。

 トロアジの開きとお茶売り場でお茶羊羹を買った後、会場の藤枝市民グラウンドで食べるべく売り場内のお寿司屋さんでマグロ主体の寿司折を購入した。11時ごろに会場に着くとして藤枝-鈴鹿の試合まで約1時間。この時間を有効に利用しようという作戦だ。

 予定したものを全て購入し売り場から出てくるとナカニシさんたちとは別の鈴鹿ファンと思われるご夫婦がベンチに腰かけている。そして併設された大食堂には僕と同じく岐阜セカンドを応援しに来た仲間が座敷に陣取っている。間違いない、ここ焼津さかなセンターは東海リーグの食の聖地だ。

 予定通り11時ごろ藤枝市民グラウンドに到着し寿司折で昼食を済ませまずは藤枝MYFCとFC鈴鹿ランポーレの1戦をメインスタンドから観戦した。予定はしていなかったのだがふと思いつきデジカメの動画撮影機能で試合の冒頭を撮影してみた。

 試合はなんとも鈴鹿にとって重苦しい展開。とにかく藤枝のチェックが早い。中盤を支配されている、というのはこういう状態をいうのだろう。最終ラインは踏ん張っているが攻撃の糸口が見出せない、という感じだろう。そうこうしてるうちに20分ごろ藤枝が先制。これは痛いという感じで前半終了。

 後半に入っても基本的な状況は変わらない。が、後半10分を過ぎた頃鈴鹿が追いつく。それまで前線は孤立気味だったがこのときばかりはゴール前に鈴鹿の選手が殺到した。

 これで試合は振り出しか・・・と思ったその5分後藤枝が勝ち越し。これで鈴鹿の選手は集中力が途切れてしまったようだ。ここはめげずに切り替える場面だったと思う。結局その2分後に追加点。ロスタイムに入ってからも失点し4-1で藤枝が地力の差を見せ付ける形となった。

 一方の藤枝。昨年の動きの少ないフィジカルと個人技に頼ったサッカーから一変、実によく走り献身的に守備をする「オーソドックスな好チーム」に変化していた。現状で藤枝と鈴鹿の間にあるのは「違い」ではなく「差」であろう。納得の1戦だった。

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全社岐阜県大会 FC岐阜Second VS 古川クラブを観戦する。

2011-04-24 19:26:20 | JFL・地域リーグなどなど

 4/24

 先週に引き続き日曜日に休みを取ることが出来た。まずは金曜日に朝刊に入ったチラシを頼りにヒマラヤの35周年セールの日替わり限定品のシューズを購入しようと嫁と出かけることにした。

 朝8時に到着して嫁が3番手、僕が4番手。これで限定品の整理券の確保は安全圏だ。30分前くらいになると店員さんが回ってきて1アイテムに限り整理券を受け取ることが出来る。それで列を離れてもいいのだが整理券なしの限定品もあるし並び続けて開店と同時に先頭集団で入店した。ちなみに僕たちの前に並んでいたのは小学生の姉弟で嫁と同じシューズと5人用のテントをゲットしていた。テントの相場はわからないけど、ひょっとしたら東日本大震災の影響もあるのかもしれない。限定品のラインナップの中でもサバイバルを強く意識させる一品だった。 整理券で購入したシューズ以外では、Tシャツをいくつか購入し店を出た。嫁はジャージで気に入ったものがあったらしく喜んで買い込んでいた。

 帰宅して昼食をとり少し休んだ後、先週に引き続き全社岐阜大会を勝ち進んでいるFC岐阜Secondを応援するために大垣南公園に行くことにした。ちなみに嫁は最近日課にしているウォーキングに出かけた。場合によっては電車で大垣まで行って歩いて会場に来るかもしれないということだ。

 今日の相手は古川クラブ。県リーグに所属する古豪だ。セカンドは先週とはかなりメンバーを入れ替えてきた。まだまだチームとして試行錯誤中ということだろう。前半に2点取ったもののしいて言えば左サイドからの攻撃がスムーズでない。一方の古川クラブはなかなか攻めさせてもらえないという感じではあるがセカンドの攻撃を体を張って防いでいる。

 後半が始まるとロングパスから攻撃を組み立て始めた古川クラブがコーナーキックから1点返す。セカンドは焦りがでたのかその後バタバタし始めて苦しい時間帯が続く。それでも3点目をとって勝負あったかと思った後半30分頃、またしても古川が1点返し3-2に。負けていない。

 ここでヒマラヤで購入したジャージを着た嫁が電車とバスを乗り継いで会場に到着。曰く「大垣市民病院から歩いてきた」とのこと。こうなるともう何がなんだかわからない。

 結局試合は岐阜セカンドがそのまま逃げ切り3-2で終了。来週メドウで行われる準決勝に駒を進めた。試合後ベンチ前では円陣が組まれ伊藤監督が今日の試合を振り返り選手達に反省すべき点を伝えている。

早い話が「カミナリ」だがそれは必死にセカンドに食らいついた古川クラブををまずは称えて・・・と言った内容だった。選手達もきっと何かを感じただろう。

 一緒に会場にいた仲間に挨拶し、合流した嫁と二人で帰路につく。途中市長選挙の投票を済ませ無事に帰宅した。先週に引き続きなかなか充実した1日だった。

 

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全社岐阜県大会 FC岐阜セカンド VS FC川崎を観戦する。

2011-04-17 20:23:44 | JFL・地域リーグなどなど

4/17

 久しぶりに日曜日を休みにすることが出来た。メモリアルで行われるSAGAWA SHIGA FCとの練習試合を観にいってもよかったが、公式戦であるFC岐阜セカンドとFC川崎の全社県大会を大垣南運動公園へ観戦に行ってきた。

 13:10の開始時間を少し過ぎた頃に到着。すこし進行が押していたためキックオフには間に合った。選手用のベンチの後ろのほうで観戦することができる。

 試合はセカンドがよく攻め、FC川崎がよく守る、という展開。東海2部に在籍経験もあるFC川崎は昨年の全国クラブチーム選手権の準優勝チームだ。結局前半と後半に1点ずつ取ったセカンドが危なげなく勝利を収めた。

 シーズンが始まって間もないこともあり連携面ではもっと詰めていかなければいけない部分もあるとは感じたが、はやいパス回しやラインを上げたコンパクトなディフェンスは今年も健在で「セカンドとしては」初参戦となる東海1部リーグでも十分戦っていけるだろう、というのが率直な感想。うまく都合をつけて今後も観にいきたいと思っている。

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【後編】地域決勝を観戦する。2010

2010-11-24 20:30:50 | JFL・地域リーグなどなど
 11/22 その地域決勝Bグループ2日目第2試合。

東北代表グルージャ盛岡と北海道代表札大GPの対戦。

 グルージャ盛岡は2年前の地域決勝鳥取会場で観戦したことがある。次の日倉敷の古い町並みを散策したのがよい思い出だ。あの時はビデオを編集してYouTubeに上げるか上げないかのタイミングで仕様が変わってしまい。16:9の映像を作り直したりもした。

 2年前は天気がなんとか持ちこたえてくれて雨は降らなかったのだがこの日は残念なことに試合開始当初から雨模様。それもかなり強い降りかたで照明塔に明かりが灯った。

 札大GPは学生チームらしくよく走る。グルージャは粘り強く攻撃を跳ね返し手数をかけず札大GP陣内に攻め込む。しかし札大GPも危ない場面を作らせない。第1試合とは打って変わり緊迫した展開になる。

 30分ごろ札大GPが先制。少ないチャンスをものにした形だ。グルージャとしてはなんとしても前半のうちに追いつきたいところだったが札大GPディフェンス陣がそれを許さず前半終了。

 後半になると雨はいよいよ激しさを増してくる。藤枝総合運動公園の芝は素晴らしいがさすがにボールが転がらない部分が出てきたりする。グルージャの狭いところを通そうとするパスが水を含んだ芝に止められてしまったり、逆にボールが止まるのを見越してだした長めのパスが思ったより転がってしまったりでこの厳しいコンディションはどちらかといえばグルージャに不利にはたらいたようだ。

 結局後半はスコアレスで札大GPの勝利。前半攻撃に生かしたその走力を後半は守備に生かした格好となった。対して盛岡はツイていなかったとしかいいようがない。同店に出来る局面は何度かあっただけに悔しい敗戦だろう。これも地域決勝の怖さである。
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【前編】地域決勝を観戦する。2010

2010-11-24 03:22:49 | JFL・地域リーグなどなど
11/22

 転職してからというもの・・・正確に言えば1ヶ月ほどの転職活動を開始してからというものFC岐阜はおろかろくにサッカーの試合を観にいけていない。

 それどころかこのブログもtwitterのつぶやきの自動投稿でどうにかながらえている状況だ。これではいけない。

 ということで、シフト制勤務の利を生かして一応平日である11/22に藤枝総合運動公園に第34回地域決勝1次ラウンド2日目を観戦しに行ってきた。ひょっとするとコレが今年のサッカー見納めになるかもしれない。

 観戦仲間3人でクルマで東名高速を東へ向かう。ちなみにこの3人、今年の全社東海予選代表決定戦はそれぞれ違う会場に観戦に行っていた。まさに地域サッカーのグリッド・コンピューティングと呼ぶに相応しい。少なくとも当人同士の間では。

 途中、会場近くのコンビニのお弁当類が11時前にもかかわらずほとんど売切れてしまっているという地域決勝特需を目の当たりにしつつ会場に到着。

 藤枝総合公園サッカー場はピッチといいスタンドといい素晴らしいスタジアムだ。全てが見渡せる。

 さて、この会場で行われているグループBは第一日が2試合ともPK戦決着したため混戦状態だ。しかも2日目は勝ち点1のチームと2のチームの対戦が続く。他の組との兼ね合いになるがワイルドカード争いからも目が離せない。

 第一試合は藤枝MYFCと三洋電機洲本の一戦。前日PK戦負けを喫した藤枝MYFCを僕は東海リーグで2度観ている。運動量の少なさを個人技とフィジカルで補っているチームと言う印象だ。

 この試合はビデオに収めてYouTubeにアップしようと思い冒頭の10分ほどを撮影して編集した。


 今回初めて得点シーンを撮影することが出来た。藤枝の2点目である。前半7分の先制からわずか1分後のシーンだ。ちなみに1点目の時はカメラの三脚の高さ調節をしていたため映像がブレブレでボツにした。

 どうだろう?藤枝MYFCのものすごい圧力と三洋電機洲本の選手との体格差がわかると思う。それがどうだ、前半に三洋電機洲本が1点返したのち後半怒涛の4得点で終わってみれば5-2で三洋電機洲本の圧勝だった。

 後半、同点に追いつかれたとき、藤枝の選手が慌てはじめたのが手に取るようにわかった。無理もないし仕方がない部分もある。ここで藤枝は突き放すための方策を取ることが出来ず逆に運動量ではるかに優る三洋電機洲本の攻撃を前になす術をなくしてしまったかのようだった。そして逆転されると明らかに集中力をなくしてしまった。

 よく「ここ一番の集中力」というがそれがここ一番で発揮されないのだからどうしようもない。藤枝を応援しに来ていた何人かのメインスタンドのお客さんは試合終了のホイッスルを聞くことも無く帰っていってしまった。

 それにしてもポンポーンと2点先行したチームがここまで崩れる展開を観たことはない。サッカーとは、そして地域決勝とは恐ろしいものだ。

 
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天皇杯愛知県予選決勝を観戦する。

2010-08-30 11:13:43 | JFL・地域リーグなどなど
8/28

 翌日は天皇杯岐阜県予選決勝だがあいにく予定が入っている。といわけで名古屋の港サッカー場で行われた愛知県予選の決勝を観に行ってきた。

 決勝の顔合わせが中京大学と愛知学院大学だというのを知ったのはつい二日ほど前だ。大学同士の試合を観戦するのは20年ぶり以上だ。あの時はウチの大学と中京大学の試合がウチの大学のグラウンドで行なわれたのを観戦したのだと思う。公式戦だったはずだ。当時はまだキーパーがバックパスを手で扱うことが許されていて相手のふわっとしたバックパスが芸術的ループシュートのようなオウンゴール~当時はまだ自殺点といった~になりウチが先制するものの地力に勝る相手に反撃され結局3-1で負けてしまったと思う。
とにかくその時以来の大学勢同士の試合の観戦だ。

 キックオフは14:30から。暑いに決まっている、というわけでタオルで保冷剤を包んで首に巻き、さらに帽子の中にも保冷剤を仕込んだ。万全の体制である。ちなみにこの日は無料試合だった。観客も結構入っている。

 中京大には昨シーズン磐田から岐阜に移籍してきた須崎がいる。彼がどれくらい活躍するのかというのも見どころだ。背番号12で左サイドバックでスタメン出場している。一方の愛知学院大学といえばJFL時代のFC岐阜と何度か練習試合を試合をしている。日進キャンパスへ観戦に行ったこともある。

 試合はとても暑いという環境を踏まえて前半は両チームとも運動量を押さえた90分プラスアルファを見据えた動きになる。中京大がやや押しているか。後半に入って少し涼しくなったこともあり双方とも運動量を上げてくる。須崎は左サイドを駆け上がるというよりは、センターラインを少し越えて攻め込んだ場所から質のよいパスを出している。

 試合はスコアレスのまま延長戦へ突入、延長戦でも決着がつかずPK戦へ。双方ノーミスで5-5で迎えた6人目で愛知学院大の選手が失敗、中京大の選手が成功して中京大が天皇杯への切符をつかんだ。

 帰りのあおなみ線の中でこのエントリーの下書きなどをして早々にアップしようと思っていたのだが、やはり真夏の観戦というのは非常に体力を消耗するようでこんなに遅くなってしまった。保冷剤効果で体調を大きく崩さなかっただけもうけものとしておこう。
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全社東海予選 マルヤス工業 VS 藤枝市役所を観戦する。

2010-07-04 17:28:56 | JFL・地域リーグなどなど
7/4

 名古屋市港サッカー場へ全社東海予選D組の代表決定戦、マルヤス工業VS藤枝市役所の一戦を観戦してきた。この試合に勝ったほうが山口県で行われる第46回全国社会人サッカー選手権大会に出場できる。全社での結果次第では地域決勝への出場権を獲得することが出来、特にJFL入りを目標に掲げているマルヤス工業にとっては東海リーグが厳しい情勢であることもありぜひとも出場権を獲得したいところ。一方の藤枝市役所も全社はひとつの目標だろう。前日に行われた1回戦ではマルヤスが同じ東海1部の芙蓉クラブに1-0で、藤枝市役所は東海2部のISE YAMATO FCに2-0でともに完封勝ちしている。

 東海道線とあおなみ線を乗り継いで会場の港サッカー場に到着するとマルヤス工業の社員の受付ブースがあり団扇やメガホンや飲み物などを配っている。いわゆる社員動員というやつだ。自社が掲げたJFL入りの目標とW杯の盛り上がりをうけて大勢の関係者が詰め掛けている。軽く100人は超えているだろうか。マルヤス工業のユニフォームを着たコールリーダーと思しき人までいる。バックスタンドには4枚ほどの横断幕もかかっている。1枚はガイナーレ鳥取から移籍してきた山村選手の個人ダンマクだ。


 さて、蒸し暑いなか試合開始。両チームとも手堅い守備から攻撃の形を作ろうとする。スピーディーでなかなかの好ゲームだ。一進一退で双方にチャンスが生まれる。25分頃マルヤスが左CKから先制。ファーサイドに余っていたマルヤスの選手が完全にフリーだった。するとその7分後今度は藤枝市役所が左サイドの崩しから同点に。とてもきれいな形だった。

 このまま前半が終了。後半が始まってしばらくすると空は晴れてきて暑くなり灼熱の全社予選らしくなってくる。両チームとも左サイドからの攻撃が主体なのだが、ボールをとってから左へ開くのに時間がかかるようになる。両チームともに、だ。そんななか後半30分頃藤枝市役所の選手が2枚目のイエローカードをもらい退場。この試合は結構カードが飛んだのだが決して荒れた試合ではなかった。ただ、決定的なファールがことごとく主審の目の前だった。藤枝市役所は前線を一人削って中盤の備えを固める。ベタ引きになることもなく十分マルヤスと渡り合っている。

 マルヤス工業の社員応援団はコールリーダーが独りで歌い上げるチャントにメガホンを叩いてあわせている。その数100人以上でなかなか壮観だ。おそらく東海予選の4会場で一番盛り上がっているのではないだろか?鳴りっぱなしである。コールリーダーが歌うのをやめてもしばらくは同じテンポで鳴り続けている。マルヤスがよく戦っていて、社員応援団がゲームに見入っているということのひとつの表れだ。

 結局後半は両チーム無得点で終了、1-1のまま10分ハーフの延長戦に入る。一人少ない藤枝市役所は延長に入っても互角に渡り合っていたのだが延長前半終了間際藤枝市役所の選手がまたも2枚目のイエローで退場、9人になってしまう。さすがに時間内の決着は難しいと判断した藤枝市役所は守りを固めてPK戦に持ち込もうとするものの5分にマルヤスが左サイドのクロスが中央でこぼれたところ豪快なシュートを決めて勝ち越し。最後は藤枝市役所のゴールキーパーが前線に上がりパス交換に参加してまでの反撃もこらえてタイムアップ。見事マルヤス工業が全社への切符を手にした。

 主審の笛がなるとメインスタンドはマルヤス社員応援団のメガホンの乱打で大喝采、さながらW杯におけるブブゼラのようだ。監督が胴上げで宙を舞い、まるで何かの大会に優勝したかのような騒ぎだ。社員応援団の世話役の人たちが早速帰りのゴミ回収のための大きなビニール袋を準備している。この会社全体の組織力と団結がこんなところからも伺える。これは大事なファクターだ。

 全社を地域決勝へのラストチャレンジ・・・敗者復活戦と捉えればそれはとても細く険しい道だ。蜘蛛の糸とも言ってよいだろう。ましてや5連戦でマルヤス工業の選手にとってはおそらく未知の領域になる。しかし、ここでの戦いはJFL入りを目標に掲げる彼らにとって間違いなく大きな経験になるはずだ。その全社、来年の47回大会は岐阜県で行われる。FC岐阜の東海リーグ時代からなんとなく気になっていたこの大会がグッと身近に感じられるようになってきた。
 
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