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昨日、今日と連休。連日うんざりするほどの猛暑である。さて本日は「ひとまず名古屋に持ってきた母のクルマ」の近代化改修ドラレコ編 、
amazonで購入した中華製激安ドラレコ の取り付けも今日が大詰め、リアカメラの取り付けを行った。
事前に今回の作業のために100均で購入した針金を加工してリアカメラのケーブルをキャロルの車内に引き回すための工具を作った。これを携えていざ出陣というところで雨が降ってきそうになりしばらく待機。出鼻をくじかれる。
さて小一時間たって雨が降りそうな気配も遠のいたので改めて作業開始。まずはハッチを開けてリアガラス中央上部のハイマウントストップランプのカバーにアクセス。
カバーを取り外すとこんな感じ。そういえばここはLED化していない。いずれ交換することにして、両端のボルトを外す。
外すと配線を通す穴がある。リアカメラのケーブルもここを通して車内に引き回すつもりである。
一方こちらはハッチ向かって左側についているゴム製の蛇腹。ここをハイマウントストップランプの配線が通っているわけだが、リアカメラのケーブルもここを通したいのでひとまず両端のパッキンになっているところを外す。
事前に作った工具を使って画像でいうと下から上に向かってリアカメラのケーブルを通す。工具の輪のところにケーブルの端を養生テープで止めてある。ケーブルの端はコネクタになっていてリアカメラから出ているコネクタに接続することになる。次に画像の上に映っている鉄板の穴からハイマウントストップランプ付近の穴に工具を使ってケーブルを通していく。
見事成功。養生テープをほどけばリアカメラに接続できる。
今度はケーブルを車内に持っていく。ウェザーストリップを外してゴムの蛇腹の下側の穴から天井にケーブルを押し込む。
ある程度押し込んだところで今度は後部座席のウェザーストリップを外して隙間からケーブルを引っ張り出す。見事成功。画像の奥に宙ぶらりんになっている残りのケーブルが見える。丁寧に引っ張り出してハッチ側のウェザーストリップとゴムの蛇腹はしっかりと元に戻す。
ケーブルをウェザーストリップを少しずつ外しながら天井材の中に押し込むようにして這わせていく。この作業が地味に煩わしい。
こうなることを予想して用意しておいたのが。アイスクリームのバー。確かこれは井村屋あずきバーのものだ。あずきバーは固いことで知られているため、バーも頑丈だろうと思い取っておいた。この、あずきバーのバーを使ってケーブルを天井材に押し込んでいく。ちゃんと奥に押し込んで、ウェザーストリップをはめて、という順序で作業を進めていく。
配線はBピラーのところまでやってきた。天井材と樹脂製のカバーの境目にケーブルを押し込みたい。助手席側のウェザーストリップを外せば何とかなるだろう。
思惑通り隙間ができたのであずきバーのバーを使って押し込んでいく。ここまでくればフロントガラスまでケーブルを這わせてドラレコ本体に接続すればよい。途中ケーブルがかなり余ることが分かったので前回と同様Aピラーの樹脂製カバーの内側にまとめて押し込んだ。
ここでリアカメラを取り付け。リアカメラのブラケットは別売りのものを購入していてガラスにつけようかとも考えていたのだが、ハイマウントストップランプのカバーに貼ることにした。これでガラスにつけるよりは少しだけ奥まった場所につけることになりその分カメラの画角が広くなる・・・つまり「カメラを引く」という状態になると判断したわけだ。
キーを回して電源投入すると見事リアカメラの画像がピクチャインピクチャで映し出された。取り付けは大成功。ドラレコ本体のボタンを操作するとリアカメラだけの画像にすることもできるが、リアカメラは4:3の480Pという画質なので普段はPIPの表示で運転することにする。これにて作業終了。ドラレコ取り付けはシガーソケット増設、本体取り付け、リアカメラ取付と目論見通りに作業を進めることができた。
「ひとまず名古屋に持ってきた母のクルマ」の近代化改修と銘打って4スピーカー化、バルブのLED化、ドラレコ取り付け、と作業を進めてきた。そのほかカー用品店でETCを取り付けたり、なによりDIYで名義変更したりとこのキャロルに多くの手を加えることができた。ツイーター増設が暗礁に乗り上げたままなのは心残りだが「近代化改修」ということでは一応の節目だと考えている。この先は日々のメンテナンスをしっかり行いこのキャロルを末永く使っていきたいと考えている。