さかのぼること1/29
翌1/30はおやすみ。前のエントリーでも触れたとおりジャンクノートパソコンのCPU交換という一大イベントが控えていたわけだが、仕事を終えて帰宅すると嫁が言うには「マスクとか消毒液を買いに行ったんだけど思うようなものが手に入らなくて。」とのこと。
仕事柄というのもあるし息子がまだ小さいということもあり我が家ではマスクを常備しているのだがそれが底を尽きかけている。そこへ今回の中国発の新型コロナウィルス騒動だ。品薄になるのも仕方ない。アルコール消毒液は常備しているわけではないが、インフルエンザや普通の風邪にも有効であるに越したことはない。息子は今シーズンに入りアデノウイルスとインフルエンザA型にやられた。我が家としては懲りている。
実はジャンクノートパソコンなどを清掃する際の強い味方として無水エタノールを持っているのだがスプレーではないし供出するとジャンクいじりが滞ってしまう。
そこで時刻は20時を過ぎていたがクルマを走らせて少し離れたドラッグストアに買い出しに行くことにした。徳用の箱入りのマスクも欲しいし、外出の際持ち出せるよう5~7枚入りくらいのパックも欲しいし、もちろん子供用のものも欲しい。できれば耳が痛くならないような耳掛けのものがいい。アルコール消毒液はスプレータイプのものも欲しいし、肌に優しいとろみのついたハンドポンプタイプもほしい。繰り返すが虎の子の無水エタノールはできれば供出したくない。
向かった先には近いところに2件のドラッグストアがある。1件目に入って愕然とした。徳用の箱入りマスクが売り切れている。正確には女性用と思われる「小さめサイズ」のものはいくつかあったが普通サイズのものがない。嫁からは普通サイズを指定されていたので早速LINEでやり取りしてパック入りのマスクと子供用の箱入りマスクは確保した。アルコール消毒液もスプレー付きは一つしかなかったが手に入れたものは第3類医薬品である純度の高いもの。病院においてあってもおかしくない武骨な見た目のハードコアなものが手に入った。これで虎の子の無水エタノールを供出せずに済む。戦時中に仏像を隠して守ったお寺の住職の心境だ。
仕方がないのでもう1件のドラッグストアに行ってみるとここでようやく徳用の箱入りマスクを何とか手に入れることができた。ここでも普通サイズは品薄で大きくて立派な什器に申し訳なさそうに並んでいた。小さめサイズはそこそこあった。
ハンドポンプタイプの消毒液はここでも手に入らず帰りにお駄賃代わりのコーヒーを買いに入ったセブンイレブンで入手することができた。皮肉なものだ。
さて、勇んで自宅に帰って検品するも箱入りマスクがかさばりしまうところがない。どうしたものか考えていると押し入れに近所の有名なとんかつ屋さんのとんかつ弁当の紙袋があったのを思い出し引っ張り出してくるとこれが収納するのにぴったりだった。人気のとんかつ屋さんでテイクアウトのとんかつ弁当はおせち料理かと思うほど豪華な容器に入ってくる。それを3人前とか収めようとすると画像のとおり頑丈な紙袋になる、ということだろう。ヒレカツもよいが何よりここのおすすめはロースカツ弁当だ。ミソでもソースでもイケる。
ここ愛知県では2名の新型コロナウイルス感染者が出たとのこと。患者さんの早い回復を祈るとともに、このとんかつ弁当の袋にはいった感染対策物品で冬を乗り切りたいと考えている。