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連休二日目。食材の買い物にいつものスーパーに出かけると「梅酒、梅干し、らっきょう漬け」特設コーナーに青梅が入荷しているのが目に留まった。というわけで機は熟した。午後から悲願の梅酒仕込みを行うことにした。早速1kg分購入して帰宅。
もとはといえば、新型コロナウイルス感染拡大の対策として手指消毒用にアルコール度数65%のウオッカを購入したのが発端である。その後72%のものを買い足したのでウオッカが余剰気味となり有効活用するために梅酒を仕込むことになった。3Lの瓶を購入し、それに合わせて氷砂糖と原酒となる一般的な40%のウオッカと仕込み量の調整用の甲類焼酎を購入してこの日を待っていた。
まずは梅を2時間ほど水につけてあく抜き。途中何度か水を入れ替えた。
あく抜きが終わったところで青梅を一つずつペーパータオルで拭きながら他のボウルに移す。このあと軽く陰干しして水気を飛ばした。
次は青梅のヘタを取っていく。中央に見える黒い部分がヘタだ。これを爪楊枝でこじって外していく。そんなに難しくはない。爪楊枝の先には小皿に取った72度のウオッカをつけて消毒しながら作業した。これで雑菌の混入を防ぐ。
ヘタがとれた青梅はご覧のとおり。下処理しました、という感じが出る。
次に、青梅→氷砂糖→青梅→氷砂糖の順で瓶の中に詰めていく。もちろんともにいびつな形をしているのできれいなミルフィーユ状にはならない。「梅酒の作り方」で検索した際に出てくる画像と同じように重ねられたのでよしとする。
最後にウオッカを注ぐ。調整用の甲類焼酎をあわせて1.4L。科学的に正しいかわからないが計算するとアルコール度数は約48%だ。トップ画像のように赤い蓋に今日の日付を記入して台所の奥にしまうことにした。
新型コロナウイルス感染拡大は一見落ち着いたように思えるがそんな矢先、東京では新たなクラスター感染が報じられたり、北九州市が第2波の入り口として警戒を強めたりと予断を許さない。感染対策にずいぶんいろいろなものを購入したが、今回のように転用が効くものはこのように有効活用していこうと思う。3か月後くらいから飲めるそうで、その頃には収束していることを切に願っている。