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仕事は休みで午後から予定はまるっきり空いている。天気もいい、というわけでかねてから構想を練っていた「DT50の電装12V化」に着手することにした。DT50に限らず古いミニバイクは電装が6Vのものが多く、ライトが暗かったりエンジンの回転数次第ではウインカーの点滅が鈍かったりとどうも具合が良くない。そこでパーツを付け替えて12V化する、というのがDT50の定番の改造になっている。
理屈はこうだ。エンジンにくっついているジェネレーター自体は20Vくらいまでは発電している。6V仕様のレギュレーターとレクチファイアを12V仕様に換装してウインカーリレーや電球やバッテリーを12Vのものに付け替えればいい。エンジンの点火にかかわる部品はレギュレーターを通っていないので問題なく動作する。
さっそく部品を入手しレギュレーターとレクチファイアを撤去するためガソリンタンクとシートを外す。今回はレギュレーターとレクチファイアが一体になっているものを入手したので配線も一部加工する。ウィンカーリレーは既存のものと全く同じ形をしたものだったので同じ場所に取り付けられるわけだが細かいところに手を突っ込んでの作業はさすがに難航した。
バッテリーは、車でもそうだが様々な形があって今回用意した12Vのバッテリーは少し小さいのでバッテリーケースの余った部分に発泡スチロールを詰め込んでガタつかないようにした。作業が終了しエンジンをかけてみると問題なく作動していることが確認できた。今回ヘッドライトはハロゲン球にしたのでかなり見通しがよくなると期待している。
1時間ちょっとの作業だったがさすがに緊張して部屋に戻った後はお昼寝をしてしまった。