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連休二日目。午前中は特に予定がないということで大須に行ってきた。YouTubeでジャンクパソコン関連の動画を見ているとジャンク福袋というものが面白いらしい。大須の各店ではもう売れ残りはないだろうが年末年始は品数が豊富になるようだ。というわけで何か面白いものはないかと繰り出した。
ジャンクノートPCはこれまで4台整備している。まとめてみよう。
1台目は前の職場に転がったいた持ち主不明のもの。メモリを増設し、CPUを交換してOSを入れ直し転勤の際の置き土産とした。CPUはPentium Mという古いものだがこれで基本を学んだ。
2台目は今まさにこのエントリーを入力しているPC。初代Core i5をi7に換装しメモリをメーカーが仕様で謳っている上限の4GBを超える8GBの増設に成功した。
3台目はAMD Athlon X2を搭載したPC。Turion X2 Ultraへの換装には成功したが、伸びしろがなく同時期のIntelの大ヒットCPU、 Core 2 Duoにかなり性能が劣るということで先日処分した。
4台目は2台目とほぼ同じ見た目をしていて製造時期は2台目よりも後であるにも関わらず基本性能がかなり劣る廉価版のPC。しかしながらこのPCは伸びしろが豊富でメモリも8GBまで増設できたし、なによりCeleron 575という同世代最下位といっていCPUからCore 2 Duoに換装することができた。
というわけで現在自宅にあるのは2台。2台目と4台目だ。ジャンクではない正規のノートPCもあるにはあるが家族が必要としたときに供出するつもりなのでメモリ増設など少しずつ手を加えながらしまってある。性能としてはジャンクPC達を凌駕している。
話を戻すと今日は水曜日ということで行きつけのお店の何件かは休業である。これはしまったと後悔したがジャンク界隈で有名な老舗のお店は営業していて中を覗くと画像の1台を見つけた。
HP Probook 4230S お値段¥3700 12.1インチのモバイルノート。
この店舗で「簡易動作確認状態」と謳っているものはかなり有望だ。正直ジャンクノート本体を買いに来たわけではなかったのだが一目見て恋に落ちてしまった。というわけで購入した。所謂「連れて帰る」というやつである。
次にジャンクノートPCを整備するなら漠然と「レノボかHP製のモバイルノートで第2世代以降のCore iシリーズのものを」と考えていた。これまでのものはすべてNEC製の大型ノートだった。ここらで次のステップに進みたい。
HPのノートPCにはほとんど予備知識がない。内蔵無線LANカードが他のメーカーのPCでは動作しないとか天板がマグネシウム合金製で頑丈なことくらいしか知らない。断片的だ。ひとまず自宅で清掃がてら観察してみることにする。
このシールはCPUが第2世代のCore iシリーズであることを意味する。Core i3らしい。そして標準のOSはWindows7ということだ。Windows10も十分動作可能だろう。
裏面を観察してみる。少々傷がある。実用には問題なさそうだ。何より驚いたのがバッテリーを外すと裏蓋をドライバーを使用することなく開けられる点。コストダウンに寄与しているに違いない。
そしてこれが注目の内部の状態。メモリスロットが二つある。調べてみると手持ちのものが使えそうだ。すぐに4GBにはできる。問題はここからで画像左のエリア。HDDのマウンタが欠品しているのとマザーボードからケーブルを介してあるはずのSATAケーブルがない。ACアダプターはもとから付属していない。このうちACアダプターとHDDマウンタはヤフオクなどで比較的簡単に入手できそうだ。しかしながらSATAケーブルの手がかりがつかめない。これは困った。というわけでいくつかの方針を立てた。
・一つ目のオプションは入手できるものは入手してSATAケーブルの出物を待つ。
・二つ目は部品取り用に動作不能なジャンクを購入していわゆる「ニコイチ」で整備する。
・三つめはこの個体を部品取り用にする。
こんな感じだろうか?裏蓋の傷が気になる反面キーボードは非常にきれいで取り外しも容易らしい。このノートPCは企業向けのリース品でたくさん出回っていたそうなのでいずれにせよ出物が多い。粘り強く待てばきっと良い結果が得られると信じている。それゆえブログに新しく「ジャンクノートPC5台目」というカテゴリーを作って長期戦に備えることにしたい。