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「2月は逃げる」とはよく言ったもので、毎月の業務のうちのいくつかが不十分だったかもしれない。ところで現在 日本中が新型コロナウイルスに振り回されている。マスク、アルコール系消毒剤の品切れは仕方がないとしても今度はトイレットペーパーにティッシュペーパーだ。我が家ではティッシュペーパーは心配がないもののトイレットペーパーの残量はいささか心許ない。順当に考えてこの日の買い物で買い足す予定だった。
これではいけないということで日曜の朝にホームセンターに行ってみたものの売り切れ。意気消沈して帰りに立ち寄ったコンビニの隣のドラッグストアで何とか1組手に入れることができた。デマだガセだと分かっていても自宅のトイレットペーパーの残りが少ないとなれば確保に走りたくもなる。これはある種の祭りである。柳田邦男に言わせればハレの場なんだと思う。そう思わないとやっていけない。
とはいうものの、現金なものでトイレットペーパーさえ手に入れてしまえば備えは万全だ。というわけで少しは備蓄品購入を楽しもう、ということで常滑にあるコストコに買い物に行ってきた。ニュースではトイレットペーパーを買いに並ぶ長蛇の列が報道されていたが昼過ぎに到着してみると混雑はそれほどでもない。トイレットペーパーもあきれるほどたくさん並んでいた。あとから知ったことだが期間限定の特価は急遽中止になったそうだ。その代わりといっては何だがいつも買っているベーグルが値引きされている。売れ行きが悪そうでひょっとしたら処分だったのかもしれない。
僕のお目当ては先頭の画像のオリジナルブランドの緑茶のティーバッグ。伊藤園とのコラボ商品だそうだ。いつもこれで気軽にお茶を淹れている。残りが少なくなってきていたのでぜひ買っておきたかった。ただしこれも備蓄できるインスタントな食品だからということなのか、かなり在庫が少なくなっていた。バックヤードはどうかわからないが・・・
そのほかにも食品やら洗剤を買って進んでいくと息子があるものを見つける。
マリオカートのラジコン。6歳になった息子は一丁前にテレビゲームをするようになった。マリオは彼のヒーローだ。彼にとって今回の買い物の趣旨など関係なく彼とラジコンの出会いはまさに一期一会なのだ。彼は僕と嫁に必死にこのラジコンを手に入れることのメリットをプレゼンしてくる。その昔僕や嫁が親にやったようにだ。いままでさんざんため込んでろくに遊んでこなかったおもちゃを処分するということを条件に彼はこのラジコンを手に入れた。つまりは僕らは折れた。
このラジコン、ラジコンメーカーとしては有名な京商製だ。作りもなかなかしっかりしている。僕はラジコンのことはよくわからないがきびきび走る。これは良い買い物だったかもしれない。このラジコンも陳列棚ではかなり残り少なくなっていた。新型コロナウイルスとの関連性はわからない。