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ついに全国に緊急事態宣言が発令されてしまった。間違いなく歴史の1ページに刻まれる事態なのだろう。関東大震災や太平洋戦争、阪神淡路大震災に東日本大震災、いずれも僕は当事者ではなかったのだが今回は違う。感染が収束したその先には別の世界が待っているような気がしてならない。
さて、仕事柄感染対策物品の確保に余念がないわけだがジャンクPCを整備するための強い味方として無水エタノールを持っている。
100mlで¥500ほど。トウモロコシを原料に製造されていて不純物がないため、「お酒」の表示はないものの酒税がかかっている。その揮発性を武器に抜群の洗浄力を発揮する。ジャンクノートPC5台目も「大須の老舗中古パソコンショップ、パウさんの超道楽ガチャで当てたジャンクデスクトップPC 富士通 ESPRIMO D551/DW お値段¥300」も外装はこれで清掃した。
未開封のものを1本所有している。洗浄用にまたはいざという時の消毒用にとまさに虎の子の1本だ。消毒用に使用するなら精製水で70％程度に希釈するのが効果的でとすると140mlほどの消毒液を作ることができる。
問題はいざ消毒液として使用することになったときに詰め替えるスプレーボトルだ。スプレーボトルはマスク同様入手が大変困難な状況だ。あるいはマスク以上かもしれない。
どうにかならないかと考えていたのだが、ふと思い出したのがカブトムシ。昨年の今頃は蛹化にむけて最後のマット交換に追われていたのだが開封しなかったマットや飼育ケースを段ボールに箱詰めして保管している。
段ボール箱を引っ張り出してきて中身をチェックすると果たしてトップ画像のスプレーボトルが出てきた。なんという幸運。なんという記憶力。トップ画像のものは未開封だが開封して使用したものも一つ出てきた。別に汚れてはいないが煮沸消毒しておいた。
100mlのスプレーボトルなので今使用している消毒液を小分けにして持ち運ぶのもよい。できれば今話題の酒造メーカーが開発したアルコールを入手して持ち運ぶことができないものか？
新型コロナウイルスとジャンクPCとカブトムシ。僕の身の回りのそれぞれの状況がうまくつながった。これで歴史の1ページに立ち向かいたいと考えている。
