8/12
今日はおやすみ。世間はお盆休みといった佇まいだ。梅雨明けしてからは連日の猛暑だが今日は雲も多く日差しが和らぐ時もありなんとかしのいでいる。
さて、「大須の老舗中古パソコンショップパウさんで購入したジャンクデスクトップPC、ACER VERITON X4620G お値段¥1980」の改造の続き。今日はグラフィックボード、いわゆるグラボを取り付けてみることにした。ここまで手を加えてきたジャンクPCはすべて内蔵グラフィックだった。X4620GはPCI-Eスロットを備えているのでグラフィックボードを搭載することができる。ゲーム性能が向上するようだがそれよりはYouTubeの4K化が進んだときに対応できるようにしておきたいというのが主目的だ。PentiumⅢで自作していたころはチップセットの内蔵グラフィックかAGPスロットのものを使用していた。そもそも当時はグラフィックボードというよりはビデオカードという呼称のほうが一般的だった。
今回購入したのは玄人志向のnvidia GT1030搭載のもの。グラボに補助電源を必要とせず、1スロットで収まり、ロープロファイル対応ということでこれを選んだ。お値段約¥9000。富士通 ESPRIMO D551/DWの30倍近い値段だ。
箱から出すとこの通り。最近の高性能なグラボに比べると何とも控えめである。ローエンドモデルといって差し支えない。
付属のロープロファイル用のブラケットを取り付ける。
X4620GのPCI-Eスロットはご覧の通り一番端にある。そのためヒートシンクが干渉しないよう1スロット占有と明記されたグラボを搭載する必要がある。
取り付けるとこんな感じ。ぎりぎり収まった。エアフローが心配といえば心配だが手の打ちようがない。取り付けて起動すると問題なく認識した。これでベンチマークを回してみる。
ドラクエベンチは「すごく快適」判定。他のジャンクPCは「やや重い」とか「重い」という判定だったためこの画面を目にするのは初めてだ。
今までは走らせたことのないファイナルファンタジー14ベンチも「非常に快適」という判定。ゲームでの使用にもある程度耐えられるようになったということだ。FF14ベンチよりも重いとされているFF15ベンチでは設定を下げて「普通」という評価になった。今後CPUを交換すればもう少しよくなるかもしれない。
こうしてX4620GにちょっとしたゲーミングPC並みの性能を持たせることができた。残るはSSD換装とCPUの変更に挑戦してみようと思う。