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【後編】JFL入替戦 刈谷vs金沢を観戦する。

2009-12-21 00:30:44 | JFL・地域リーグなどなど
12/19 JFL入替戦。

予想通り刈谷が攻め込み、金沢が守りを固める展開になる。
刈谷は主にアマラオにボールを当てて、金沢が長身のセンターバックを軸に
はねかえすという構図。こぼれ球の奪い合いが激しい。

金沢はじっくり守ってカウンター。これはもうハッキリしている。
前半30分過ぎ、高い位置でボールを奪った金沢が少ない手数で先制。
あまりに大きな先制点をあげる。

この後しばらく金沢は最終ラインを高めに設定し、2点目を取りに来るが
40分を過ぎるとまた守りを固めた。
この10分間を前半の勝負どころと捉えていたか・・・

後半、刈谷は60分頃に25番篠川、70分過ぎに20番姜と24番森山を同時投入。
アマラオは下がらずフル出場ということになる。

この交代で刈谷の攻撃が活性化。森山は主に左サイド。姜は自由に動き回り
金沢に襲い掛かる。しかし時間はもう無い。
しかし金沢も隙をついて効果的なカウンター攻撃を仕掛ける。

85分過ぎ、ようやくFKをゴール左隅に叩き込みこの試合でのスコアを
1-1に戻す。しかしトータルであと1点が必要だ。

刈谷はそこからCKの際キーパーも攻撃に上がるなど執念を見せるが。
結局4分のロスタイムを経て無情にもタイムアップ。

刈谷の選手がうなだれ、倒れこんで起き上がることが出来ない選手もいる。
一方の金沢の選手も喜びを爆発させるというよりはこの激闘を乗り切った
安堵の喜びを噛み締めているという印象だ。疲労は色濃い。


スタジアムDJが今シーズンの締めくくりの挨拶のアナウンスをするが
最後のほうは声がつまり言葉にならない。
一方の金沢はここでやっと歓喜を爆発させサポーターと喜びを分かち合っている。


岐阜もたかだか3年前に経験した明暗。しかしなんと残酷な光景だろう。


正直、僕はこの感覚を忘れかけていた。
まぁ、3年前は当事者だったので結果がモロに自分に跳ね返ってくる、という
意味においては若干違うのだが・・・

そういった意味では・・・衝撃的な光景を見てしまったわけだが
この試合に立ち会った甲斐はあったと思った。
ただただ、両チームとも今後ともがんばってほしいと思った。


いずれJ2のチームが増えれば他人事では無くなる。

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