8月 オリンピック、高校野球に湧く季節(北海高校も躍動しています)
しかし、一方この月忘れてはならないこともあると、思うのです。
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」であらためて、脚光を浴びている花森安治さん。
戦後日本人の暮らしをかえたカリスマ編集長の詩集『灯をともす言葉』(河出書房新社)
戦争がない ということは
それは ほんのちょっとしたことだった
たとえば 夜になると 電灯のスイッチを
ひねる ということだった
たとえば ねるときには ねまきに着かえて
眠るということだった
生きるということは 生きて暮らすということは
そんなことだった
戦争には敗けた しかし
戦争のないことは すばらしかった
戦争を知らない私たちの世代は、あらためてこれらの言葉を噛みしめるべきと、思います。