風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

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えりも町役場にF課長を訪ねる~特産品の展示が増えてます!

2015-11-10 19:47:08 | 日記
拙僧が暮らす、えりも岬。
風と波と霧が名物です(島倉千代子さんの「えりも岬」に歌われています)
毎月行っているカフェの打ち合わせで、F課長さんを訪ねたおりです。

庁舎のホールの展示が変わっていました。
昔からあるのは、このポスター〈好きです)
その他に、特産品の展示が多用になっていました(頑張ってますネ)

何といっても、当地は昆布が一番(日高昆布です)
その他にはサケ(大きいものは銀聖と呼ばれます)
その他の海産物は、初冬のハタハタ、冬の毛ガニ、ウニ。牡丹エビ、螺、おひょうなどの鰈類。等々。
高橋牧場の短角牛も忘れてはなりません。
これからの季節、特に魚の身が締まって美味しいですよ。
冬の味覚を味わいに、是非お越しを!お待ちしております。

様似町主催ピカソ版画展に~序に拙著の宣伝もしちゃいます~

2015-11-09 20:52:29 | 日記
11月9日 小雨午後曇り 寒くなりました。

隣町様似町で、荒井美術館所蔵のピカソの版画展を開催中です。
駆け足で観てきました。
北海道岩内町の「いわない高原ホテル」にあります荒井美術家。
実業家荒井利三の所蔵品をベースに、平成元年に創立されました。
所蔵のピカソの版画260点以上と言います。

その作品の一部を、様似町中央公民館文化ホールで22日まで展示中です。
なかなか、見ごたえがあります。
パブロ・ピカソは多作で有名です。
80歳を超えてからも、その創作のエネルギーが衰えなかった。いや寧ろ益々旺盛になったと言います。
生涯で一万点を超える油絵・デッサン、十万を超える版画を残し、ギネス世界記録にも登録されているそうです。
(それにしても、北海道にこんなに版画が所蔵されているとは知りませんでした。岩内に是非行きたくなりました)

さて、ついでですが、東京の出版社から、新刊本が届きました。
日本実業出版社刊『脳のワーキングメモリを鍛える~速読ジム』という実用書です。
池袋にある「クリエイト速読スクール」等で、テキストとして使用されるようです。
 速読の訓練をすると~「あらゆる試験に対応できるようになる」
           「同時処理(マルチタスクワーキング)に強くなる」
           「苦手な課題に取り組む集中力がつく」
           「モノ忘れが多いなど頭の体力不足が改善する」等等の効果とか。
 モノ忘れが頻繁になった、拙僧も試してみようかしら~
実は、同じ出版社から出ている拙著『身心を調える』(筆者名=大奇俊也)の文章から、
  この『速読ジム』の例題テキストに、拙文が使用されています。
届いたばかりで恐縮ですが、アマゾン等でどちらも買えますから、興味のある方は是非ご購入を!
(すっかり宣伝調になってしまいました。ゴメンナサイ)宜しくお願い申し上げます。




五冠馬シンザンが眠る里~浦河町谷川牧場に寄りました。

2015-11-08 19:19:59 | 日記

11月8日 秋も深まりました。

各地のお寺の開山忌法要に、連日伺っています。
その帰り、少し寄り道しました。布教師様を御案内の次いでに
名馬シンザンに会って帰ろうと思ったのです。
(といっても、谷川牧場にあるお墓にですが~)

シンザンは1960年代に活躍した名馬です。
生まれたのは、1961年。亡くなったのは1996年(軽種馬の最長寿でした)
史上二頭目のクラッシック三冠を達成。八大競争の勝利数から後に五感馬と呼ばれました。
その走りは、当時「鉈の切れ味」と呼ばれ、私ども日高のファンを熱狂させました。
引退後は、故郷の浦河に帰り、種牡馬として長く貢献してミホシンザンやミナガワマンナなど、優秀な産駒を輩出。
余生をずっと世話していたのは、お檀家の斉藤優さんです。



時々ここに来たくなるのは、母の実家も牧場だったからかも知れません。
サラブレッドの高貴な姿と、細い脚、切れ長の目が好きです。
此処にはその他に、ハイセイコーのライバルだったタケホープなども眠っています。
ダービー、菊花賞、春の天皇賞を制した馬。(姉はタケフブキだったと、記憶しています)


仔馬駆け名馬は眠る秋の里 住職




新冠町サラブレッド銀座で一休み~富川のお寺の開山忌法要に伺いました

2015-11-04 21:19:50 | 日記
10月4日 朝7時にお寺を出て、10時少し前に富川到着。
本日は、富川のお寺を開かれた住職様、歴代の方丈様に供養する法要です。
この時期、当地区では順番に修行されます。(因みに明日は拙寺の番です)

法要が無事終了し、福島からお招きした布教師様と帰路に着きました。
途中、新冠サラブレッド銀座で一休み。
オグリキャップ等の名馬を輩出した場産地です。新冠百景の一か所です。
雄大な牧場の風景が続き、のんびり、ゆったりとした気持ちになります。
(本当は急いで帰り、明日の準備をしなければならないのですが~)
がっしりとした体格の馬も、私たちにつられて悠然と近寄ってまいります。


法定速度を遵守して、ようやく夕刻に帰山。
山内を点検し、最後にお花の位置を変えて、ようやく一安心。
明日の準備も整いました。(ヤレヤレ😥)後は晴天を祈るのみです。

向上の縁を大切にする~『正法眼蔵』を学ぶ会に参加

2015-11-03 21:06:56 | 日記
10月30日 『眼蔵会』に赴きました

隣町のお寺で29日30日の両日『眼蔵会』が行われました。
道元禅師が書かれた『正法眼蔵』を、集中して学ぶ機会です。

午前と午後それぞれ1時間半にわたる提唱が、4回。2日間にわたって行われました。

隣寺の熱心な檀信徒と、近隣の僧侶たち、約20人が熱心に聴聞しました。

「幾つになっても、どのような境遇にあっても、人は学ぶ意欲を保つことが出来る」
高齢の男女の参加者の方々を観察していると、つくづくそう感じます。
『正法眼蔵』はまことに難解ですが、その教えを直接提唱という形で伺う機会は得難いものです。
しかし一コマ、90分という時間は、学生でも辛い苦行でしょう。
その中で、眠気と必死で戦いながら、聴講されている皆様のお姿がありました。

「人はどうすれば、生や死の苦悩から自由になれるのか?」
「そのことを真剣にみつめて、どのように意義深い人生を送ることが大切なのか?」
生老病死の問題に向き合う生き方を求めている方々が、道元禅師のお示しに耳をそばだてているお姿に、感動しました。

生憎1日のみの参加でしたが、拙僧もまた、学びの大切さと有難さを身にしみじみと感じた秋の時間でありました。合掌