風極の岬 えりも 法光寺住職の「善き人々に出逢う旅」

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

戦争って何だろう~山本美香さんのメッセージ

2016-08-10 21:49:40 | 日記

8月9日 長崎に悲劇が訪れた日

このとき、皆様は何を想い、何を祈られたでしょうか?

 

2012年8月 シリア内戦を取材している最中に、銃弾に倒れた、戦場ジャーナリスト・山本美香さん。

彼女の写真と、文によるフォトブックが、ポプラ社からでています。

 

P26  復讐はくりかえされ、はてしなくつづいていく。  

    一度動き出した戦争の歯車は、簡単にはとめられません。 だからこそ、戦争をはじめてはいけないのです。

 

P33   ミサイルは、爆弾は、ただ普通に生活をしていた 人びとの上に落ちた。

     ただイラク人だったというだけで 死ななければならなかった人たち。

     あまりにも無念だ

 

美香さんの、ご冥福を祈りながら、拙僧はあらためて戦争の悲劇を思うのでした。        合掌礼拝


一本の鉛筆~八月六日のうた

2016-08-07 19:37:49 | 日記

8月6日になると、想いだす歌があります。1974年、故美空ひばりさんが唄ったシングル盤『一本の鉛筆』。(裏面は『八月五日の夜だった』)

松山善三作詞、佐藤勝作曲の名曲です。

 ひばりさんの父増吉さんは徴兵され、母の喜美枝さんは、苦労して彼女を育てました。自身も横浜大空襲を経験し、戦争の恐ろしさ、悲惨さを身を持って感じています。

十八歳の時インタビューで、「何が一番欲しいか」と問われ、「世界の平和」と、即座に答えたエピソードがあります。

          最初の広島平和音楽祭出演にあたり、制作されたのがこの曲です。(当初は実行委員長の古賀政男さんが作曲予定でした)

   一本の鉛筆があれば 私はあなたへの愛を書く   一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く (一番)

                  このフレーズに心を打たれます。

    一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く     一本の鉛筆があれば 人間のいのちと私は書く (二番)

 

1988年、ひばりさんは第十五回の「平和音楽祭」に二度目の出演。でもこの時彼女は歩くのがやっとの状態でした。

点滴を打ちながらのステージだったそうですが、観客の前では、笑顔をたやさず、終了後は「来てよかった」と語りました。

 

北海道新聞8月6日朝刊の記事です!(まず「祈りを捧げよう」そしてそこから「一歩行動に踏み出そう」   黙禱 礼拝

  

 


大宮T寺さまへ~9月また伺う事に

2016-08-06 20:37:52 | 日記

先日大宮の名刹T寺の方丈さまから、お電話頂きました。

9月お彼岸の中日、「お話(法話)に来て頂きたい」との有難いお言葉です。

都会のオアシスとも言えるこのお寺様では、今年すでに二回、法話をつとめました。

流石に三回目と、少し躊躇いたしましたが、たまたまスケジュールも空いています。いつも沢山の参詣者でうまる御本堂。とても話がいがあります。

お声を掛けて頂くことだけでも、有難い事です。

これからひと月半、せいぜい精進して、伺う所存です。


カンボジアの子どもたちの絵画展~スナーダイ・クマエ絵画展2016

2016-08-02 20:26:28 | 日記

カンボジアの孤児たちの絵画展が、日本各地で開催されました。

メアス博子さんが代表をつとめる「スナーダイ・クマエ孤児院」の子どもたちの絵が、沢山展示。

7月22日~24日には、旭川デザインギャラリーでも公開。~拙僧は急用により、残念ながら伺うこと出来ませんでしたが~

展示された絵は、販売されます。一緒に並べられたグッズ(Tシャツ、絵葉書等々=子どもたちの絵を使用)も沢山。

これらの売上金は、経費を除き、孤児院の運営費に充てられます。

 

三年前、シュムリアップにあるこの園を、訪れました。大勢の子どもが、上手な日本語で挨拶し、日本の歌を合唱。その後バレーボールを一緒にしました。

絵画に取り組む子供たちは、真剣そのもの。日本語のスピーチコンテストに、大人に混じって出場し、良い成績をおさめている子供たちもいます。

彼ら彼女らの成長の姿が、素晴らしい作品群となっています。~絵画展の終わりは8月5日~7日 和歌山フォルテワジマです。

 


夏休みに坐る~禅の集い(2)

2016-08-01 19:33:44 | 日記

昨日に続いての、子どもたちの禅の様子。

 本堂で緊張の瞬間!

長い間、じっと人の話を聴けない子が増えているとのこと。

沈黙の時間を持って、自己の心の声に耳を傾けます。

 

坐禅はまず、体(姿勢)を調え、(呼吸)を調えます。すると次第にが調って来ます。

     ~これを 調身 調息 調心 と申します。

 

一日の内、五分でも結構です。スマホ 携帯 PC 全てのスイッチを切って、ゆっくり坐ってみませんか?

誰でも簡単に身体と心をリフレッシュすることが可能になります。 是非、一度お試しを!

 

                        <写真は、日高報知新聞の記事です>