202. 小林秀雄について、坂部恵から
2022年になりました。今年こそは良い年になってほしいと思いますが、また不安な状況になってきました。医療、福祉など、とくにこの状況下で心配な分野がありますが、私の関わりで言うと教育...
201.『手の倫理』伊藤亜紗について
今年も、もう終わりになります。勤務先で生徒配布用のプリントのための今年の漢字を問われたのですが、私は「敬」の文字を選びました。イタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンが、死者を弔うこ...
200.佐伯啓思のコラム、坂本繁二郎の「戦争画」菊畑茂久馬の文章による
はじめに、畑違いの経済の話です。朝日新聞に保守派の論客、佐伯啓思の『異論のススメ』とい...
199.大竹奨次郎個展の紹介、『ポスト・アートセオリーズ』北野圭介から現代美術理論について
はじめに、大竹奨次郎という画家の小さな個展の紹介です。River Coffee & Gallery(リバー コーヒー&ギャラリ...
198.『ドガ ダンス デッサン』ヴァレリーと伊藤亜紗について
まず、気の進まない話題から・・・、このblogでも触れた国会議員の文通費のことですが、やはり改正が見送りになりそうです。https://www.tokyo-np.co.jp/art...
197.アラン・コルバン『風景と人間』、『空と海』、パット・マルティーノ訃報
アメリカのジャズ・ギタリスト、作曲家のパット・マルティーノ(Pat Martino)が77歳で死去しました。https://www.musiclifeclub.com/news/2...
196.「J-WAVE レディオ・サカモト」斎藤幸平×國分功一郎
前回の素人の政治談義の訂正です。野党の代表選の候補者で最も若い人が50歳と書きましたが、47歳でした。でも、あまり変わらないですね。現在のホットな政治の話題は国会議員の文書通信費の...
195.『トゥルーズ=ロートレック』吉田秀和について②
本題に入る前に、先月の衆議院選挙後の話題について、少しだけ気になったことを書いておきます。政治に詳しいわけではないので、素人の感想です。選挙結果について、当然のことながら私にも思う...
194.「異化」について、さとう陽子、大江健三郎、ブレヒト
私は前回、美術家で詩も創作するさとう陽子さんの詩集『ペインとペイント』について、私の拙い解釈を書いてみました。さとうさんの詩作品からは視覚や触覚といった感覚の垣根を越えた「共通感覚...
193.『通勤電車でよむ詩集』(小池昌代編)と『ペインとペイント』さとう陽子
私は絵を描きながら文章も綴っているので、美術や絵画と言葉との関係について考えることがあります。とは言っても、私の場合はこうして散文的にダラダラとした文章を書いているので、ごく単純に...