まず「市販薬」は、効かないので飲む必要はありません。
市販薬の期待効果はプラシーボ効果くらいなものです。
しかし、これは逆に効かないから市販しても安全という事です。
勿論、医師・薬剤師の処方する薬は効く薬です。
だからこそ、効くからこそ危険なのです。
もし、昔、処方された薬が残っているから飲んだとか、
他人にあげたみたいな人が居たら、それは薬物乱用行為となりますので
ご注意ください。
効く薬は、ちゃんと知識のある人が指定した量とタイミングで使って下さい。
それ以外での服用は非常に危険です。
例えば、熱があるからといって解熱剤を使っていしまった場合、
本来は、ウイルスを殺す為に熱が阻害されてしまい、
ウイルスの増殖を止められず命の危険にも繋がる恐れがあります。
脳に損傷が出るくらい熱が上がってしまったという場合以外では
解熱剤は使うべきではないのです。
ちなみに「市販薬」にも、効く薬と同じ成分は入っているので
たくさん飲めば同じ効果が得られます。
だからこそ「用法容量を守って効かない範囲で飲んで下さいね」という訳です。
これ、結構バカバカしい話ですよね。
プラシーボ効果を狙うのであれば、薬膳がお勧めです。
例えば、
「モヤシは非常に健康効果が高く、これを食べていれば体調不良を起こさない」
と信じて食べれば、30円でプラシーボ効果が得られる訳です。
市販のカゼ薬が1000円前後ですから約1/30の予算で同じ効果が得られる訳です。
非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
(ちなみに風邪は、基本不特定多数のウィルス由来で起こっているので
特効薬は、この世に存在しません。)
更に、薬には副作用というリスクもあります。
特に怖いのは、スティーブンスジョンソン症候群という深刻な薬害があります。
これは、薬を飲む事で起こる症状で国も注意喚起をしていたりします。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a150066.htm
これの怖いところは、ありとあらゆる薬で起こる恐れがあるという事にあります。
処方箋は勿論、市販薬やサプリ、点滴ですら起こるそうです。
更には、今まで使っていて問題無かった薬でも、
ある日突然発症するという恐ろしい事例まであるそうです。
症状としては、皮膚や粘膜が炎症を起こし、最悪の場合失明や死に至る事もあるそうです。
回復したとしても、ドライアイや視力の低下といった後遺症に悩まされるのだとか・・・
しかも、初期症状が風邪に似ている為、より薬を飲んでしまうという恐ろしい点もあります。
(風邪の時に薬を飲むのは、本当にリスクしかありませんね。。。)
よく薬を飲む人に限って肌荒れや視力の低い人が多い気がしますが、
実は、これの弱い状態なのではないかとなんだか不安になります。
そういえば、昔、視力低下の原因としてテレビが槍玉に挙げられておりましたが
アレは完全にガセネタですね。
私は職業柄、毎日12時間程、ディスプレイの前に居ますが、
視力1.5を保っておりますからね。
しかし、昔、ちょっとプロテインを飲んでいた事があるのですが、
その時は、視力が1.0まで落ちたのですよね。。。
やめたら1.5まで戻ったので、これが原因だったのでしょうか。
いってしまえばプロテインもサプリなので、なんだか怖い気がします。
私の仕事は視力が無いと成り立たない仕事なので
気を付けないといけないなと痛感しますね。