こんな BLACK SUN が良かった

仮面ライダー BLACK SUN

遂に公開しましたね。

前回の予想からすると、
『アマゾンズ』や『THE FIRSTシリーズ』の様に、世界観も一新して
全く新しいリメイク版という感じでしたね。

世間では、なかなか賛否両論あるみたいですが、
確かに全話見た後の、なんだかモヤッとする感じは否めません。

まあ、でもそれ故に、各所で感想や考察がなされていて
むしろ、それを見るのもこの作品を楽しむ醍醐味になっているのではないかとすら感じます。

個人的には、
「全てが逆張りなんだよ」
「日蝕は日本が食われるというメタファー」
「ブラックと部落差別を掛けているのではないか」
みたいな意見が面白かったですね。言われてみればそうだなと納得してしまいました。

まあ、そんな感じで私個人の感想を書いても良いのですが、
それだけだと芸が無いなと思い、
「もっとこんな感じが良かった」と願望を書き連ねていこうと思います。







個人的な感想ではありますが・・・殿様飛蝗怪人の方が強そうじゃね？
というのが私の最初の印象でした。
TV版のライダー形態の様に、生物感が無くなる訳でもないですからね。
あとは、怪人とライダーでの差別化を図る為にも色を変えるのは良い手段な気がします。
原作ファンも喜びぶと思いますし。






ここのシーンは、今一つ腑に落ちないところで、お父ちゃんがなぜ葵を襲うのか
しかも、クジラ怪人にあんな無残に殺させる必要があったのか・・・
改造される際にヘッドギアみたいなものをされていたので、
そこで洗脳みたいな事をされたのは解るのですが、
それにしても理由付けが弱かった様に思います。
これが、もしフクロムシの様な寄生生物に操られているとしたら、
「ああ、これはもう殺すしか無いな。」と納得出来たと思います。






ちなみに、この作品では光太郎のお父ちゃんの名前は「南光三」みたいですね。
TV版だと「南正人」で「南光雲」は原作版の名前ですね。
どちらかに寄せるのではなく全く新しい名前にしているところは配慮を感じます。
見た目は、TV版に寄せている感じではありますが・・・
あと「南正人」は、ライダー図鑑に載っていてちょっとビックリしました。






葵の覚醒がもっとライダーぽい方が良かったという人がみられますが
私もそんな一人でした。
結局、この物語の主人公は葵だったという事で良いのですかね？
最後のオチは、アレはアレで不思議な事が起こっていた気もしますが。