8月に杉の木の皮を剥いた「止まり木」にようやく土台が見つかり
古布で縫い上げた「尾長鳥」が完成して展示会で披露された。
「ロケットストーブ」に取り付かれて、ついに床暖房まで完成させたというストーブオタクを訪れた。
その主は、以前から薪ストーブを自作して燃焼効率にこだわっていた。その時期に3・11震災があり避難所に被災者支援として贈られたロケットストーブを見てのめり込んでしまった。
そのストーブは簡単にいえば上昇気流だけのロケットストーブに風呂用のボイラーを被せて蓄熱と下降気流を起こした炎を下から立ち上げた煙突から出す構造で、元々付いているボイラーの給湯用の配管に床暖房側の配管を接続したものである。
それに、外付けで配置した水タンクと循環ポンプから送られた水が55~60℃に調整されて床暖房として10畳の居間と8畳の台所を延べ60mの銅管で循環している。
ストーブは空気調整されていて少量の薪で完全燃焼状態で煙は出ていない、足元は快適で台所のフローリングはスリッパより素足のほうが気持ちがいいくらいであった。
東日本大震災で、当時、着の身着のままの避難所に、被災者支援として送られた暖房、調理用の「一斗缶ストーブ」が話題になった。それが「ロケットストーブ」である。
構造が単純で、作るのが簡単、安価、それに燃焼効率が良く燃料は普通のストーブの1/4、というこのエコなストーブには以前から興味があったので、早速オイル缶(ペール缶)で作ることにした。
Gスタンドからペール缶を貰ってきて、煙突の直菅、エルボ、T字菅、それに断熱材で材料が揃う。ペール缶に煙突を通す焚口とハケ口に100㎜の穴を明けるのが多少面倒な作業だが後は組み立てるだけである。
何故、「ロケットストーブ」かというと、直菅とペール缶の間に断熱材を詰ることにより、高い上昇気流が発生するため、燃焼効率が良く「ゴォー~」と音がして燃えるからとのこと、試運転が楽しみである。
次は、断熱材と五徳を検討中。