「ロケットストーブ」に取り付かれて、ついに床暖房まで完成させたというストーブオタクを訪れた。
その主は、以前から薪ストーブを自作して燃焼効率にこだわっていた。その時期に3・11震災があり避難所に被災者支援として贈られたロケットストーブを見てのめり込んでしまった。
そのストーブは簡単にいえば上昇気流だけのロケットストーブに風呂用のボイラーを被せて蓄熱と下降気流を起こした炎を下から立ち上げた煙突から出す構造で、元々付いているボイラーの給湯用の配管に床暖房側の配管を接続したものである。
それに、外付けで配置した水タンクと循環ポンプから送られた水が55~60℃に調整されて床暖房として10畳の居間と8畳の台所を延べ60mの銅管で循環している。
ストーブは空気調整されていて少量の薪で完全燃焼状態で煙は出ていない、足元は快適で台所のフローリングはスリッパより素足のほうが気持ちがいいくらいであった。
朝6時半、小野川が氷結したという事で中央ワンド駐車場に到着した。湖面に下りると硬い氷で歩きやすく10分ほどで対岸に、15mラインで氷厚40~50㎝にテントを張り今シーズン初の氷上を開始した。魚探の反応通りアタリがほとんどなかったが、9時ごろから群れが現れ小野川のデカサギが釣れるようになり一時は「入れパク」状態が続いた。
その状況が11時ごろまで続いて午前中の釣果が出来すぎの62匹であった。午後から降雪の予報が当たり雪がモソモソ降り始めたので単独でのラッセルが辛いのでカップメンを食べて撤収した。
氷上解禁前の小野川は全面氷結していて全く問題がなく中央ワンドにテントが10張り、対岸に4張りで、小屋の準備でモービルが走っていてまもなくのようである。
帰る途中、秋元湖の金掘を偵察、全面凍結はしているようであるが、乗れるようになるのは来週末あたりのようである。