昨日、東北新幹線が全線再開通した。これはJR東日本の震災復旧の隠れた快挙に思える。
1978年 東北地方の新幹線工事が最盛期だったころ、宮城県の名取市内で工事に携わっていた時、宮城県沖地震に見まわれて現場がズタズタにされた記憶がある。
JR東日本は、宮城県沖地震を教訓に、地震対策として設計基準を見直し落橋防止工事や橋脚補強工事を徹底的に実施した結果、この桁違いの大震災でM9、震度7にも係わらず1ヶ月半程度の復旧工事で再開通させたのは『アッパレ』に相当すると思っている。
ちなみに、宮城県沖地震は、M 7.4 震度5強であった。