蔵王S川 1日目 6/19
朝6時エコーラインより林道に入り、行き止まりの駐車場には他の車がなく一安心、身支度を整え20分程歩き川に下りる、天気も良く清流が眩しい程きれいだ、早速竿を下ろし釣り始める、5月の釣行と同様水量は豊富で渡りは多少苦労する場所もあるが溯上には問題なく、渓相が素晴らしく渓流釣りの醍醐味を感じるステージである。
岩魚との駆け引きは楽しいもので、この時期になると、落ち込みよりも瀬に出ている方が多くなり、慎重な竿捌きとまめな餌変えで釣果を狙う、そうこうしているうちに10時、3階滝下に到着、快晴無風木陰に入り、朝が早かったので昼飯休憩とする、この時点で私は20~27㎝岩魚4匹、同伴者は2匹であった。
再開して2匹を追加、不動滝までの予定であったが、昼前後のためアタリが殆どなくなり疲れが出たきたのか、どちらからともなく‘明日に期待’と言う事になりアタックを終了、斜面中断の歩道を使い車に戻る。
その後、山を下り蔵王町役場の隣のスーパーで食料の買出し、再びエコーラインを登り明日の釣場の近くである後見ゲレンデの駐車場にテントを設営する、まだ太陽が斜め後なのに焼肉が始まり、止まらない話が永遠と、買ってきた酒は全て飲み干し、飯も食わずに1日目を終了する。
南蔵王T沢 2日目 6/20
5時起床、夕べの焼酎がかなり効いていて動きが鈍い、納豆、味噌汁の朝食をしていると、その時1台の車が通っていったイヤ~ナ予感がした、テントを撤収釣りの段取りをして今日の釣り場への山道入り口に行って見ると、予感が的中さっきの車が駐車してあった、何の為にテントに泊まったのか夕べの深酒を反省する。
新たな釣り場を仲間との携帯で設定、遠刈田まで下りて南蔵王のT沢を釣ることにした、ここは以前入ったことがあるが釣れるイメージはあまりない沢である、仕掛けはS川とは半分の1m程度で落ち込みをまめに拾う釣りでる、AM7時昼までの予定で沢に入り30分、いきなり尺に限りなく近い岩魚をゲットした、釣れれば渓相も良く見えるもの、その後も良型2匹が釣れ5m程の魚止の滝で今回の釣行を終了した。
尚、今回の餌は16日の飯豊釣行で使ったピンキョロを冷蔵庫で大事に管理して置いたものである。
飯豊の釣人 6/16
今週はピンキョロのアベチャンとの釣行である、降りるインターの手前のサービスからいつものようにTELが入り4時半に合流山形飯豊町に向かう。
決めていた訳でもないのにいつものK川に入り支度をし6時釣り始めるが目線を合わせ首を横に振る時間が多い、水が減り食いが悪くなる時期でもあるがアタリが殆どなく溯上すると先行者がいることが判明、週末の釣行ではやむおえない事で入渓時間がおしまれる、それでも早朝の利で2匹をゲットしH川に移動をきめる。
山越えの林道からの飯豊本山の眺めは今日も素晴らしく、水量が多いH川に入るとさわやかな風と共に気持ちがいい、最初のポイントでは何の反応も無かったが次の東沢に入りすぐの堰堤では粘りに粘り20㎝弱を3匹をゲットした。
その後、最近ご無沙汰の本流へ、ここではこの飯豊に25年も通い続けた私の師匠であるアベチャンが、B沢の出会いの大堰堤下の人工のザラ場で私を含め殆どの人が竿を下ろす事のないような小さな澱みで23㎝程度のイワナ3匹上げるのを見せて貰った、餌のピンキョロなのか技なのか聞いてみると、謙遜してか“餌”との事であった,ピンキョロが羽化していなくなればシーズンが終了、飯豊を知り尽くしほかの川を釣ろうとしない変わった釣人である。
姥湯温泉 5/18
大平温泉の掲載に当たり、秘湯を語るには是非とも投稿したい温泉が姥湯である。
姥湯温泉は吾妻連峰の稜線の真下で、車で入るには国道13号栗子よりJR奥羽本線峠駅に向かい林道一本道をどこまでも、途中以前はスイッチバックでしか登れない砂利道は姥湯経験者の中では有名であった、それが今では殆どが舗装となり気軽に行けるようになった。
駐車場からは10分程、噴気孔の側に乳白色の露天風呂がある、湯あたりが良く解放感も手伝い気持ちが良い、そこから見上げる岩塊の様相は圧巻である。
撮影は沢沿いにまだ雪渓が残る5月18日であった、是非お勧めしたい温泉のひとつである。 「日本秘湯を守る会」
福島と山形の県境の吾妻連峰下に温泉は非常に多い、その中で秘湯といわれている温 泉のひとつ、それが大平温泉である、天元台スキー場の東に位置 し最上川の源流そのものの渓流沿いにある温泉で、極めつけは行き止まりの駐車場から谷底に膝がガクガクするような急勾配を30分降りて吊り橋を渡ると滝見屋である。内風呂がなく露天風呂のみで帰りの登りを考えないで無色透明の温泉と渓流の新緑をしばし楽しみ、戻らざるをえない登りを気合を入れて40分、ようやく車にたどり着くこのへんは標高が1000m近くあるはずでブナの原生林の中で一休み、距離と高低差さを感じる狭い林道を対向車がこないのを祈りつつ米沢平野に下りて帰路につく。
尚、 宿の主人は、この時期は渓流釣りの客が多いとか、車に置いてきた竿がうらめしく再チャレンジしたい秘湯である。
飯豊のたぬき 6/7
今日は蔵王の大物から1週間、ワカサギ平さんの家に5時、近くのLAWSONで食料と飲物を買い、いつものようにいつもの川へ、今日の天候は雲りのち雨、ヒラさんとはいつもピーカンでイマイチが続いているので雨を想定してのスタートである。
平日で入渓者、山菜とりの気配なし、水量も安定し静かな釣行になりそう、いつもであれば朝イチには細々でも釣れるもの、アタリが遠い中なんとか20㎝以下と、リリース近くを3匹ゲット、昼近くになり雨どころか、気温がグングン上がり真夏の日差しとなり、しまいには釣ってるそばに“たぬき”が水浴びに出てくる始末で、結局その後、手のひらサイズ2匹を追加して今回の釣行を終了した。